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赤ちゃんの夏バテの下痢と嘔吐は病気の可能性?

赤ちゃんが夏に急に離乳食を食べれなくなるこの症状に驚いてしまって、
今すぐ病院に連れて行くべきなのかそれとももう少し様子を見るべきなのか…本当に心配ですよね。

 

夏になると赤ちゃんは、大人ほど強い自律神経を完成できていないので、夏バテになりやすいと言えます。

 

夏バテになって急に離乳食を食べれなくなることやおっぱいや母乳を飲んだとしても吐いてしまう・・・というような夏バテの症状を起こすことがあります。
ですが一番の問題は、そのような夏バテの症状の裏に『重大な病気』が潜んでいる場合の見分け方では無いでしょうか。

 

例えば赤ちゃんが吐き戻してしまう場合や下痢を起こす場合なども吐瀉物(としゃ物)やうんちの様子を見ることによって、
すぐに病院に連れていかなければいけないものなのか、それとも自宅で休ませておけば良いものなのか、
夏バテなのかそれとも熱中症なのか、それとも他の何か重大な病気の症状なのかあらかじめ知っておくことで対策がスムーズに行えます。

 

特に、ここ数年日本では、最高気温記録が更新されたり、
猛暑日の連続日数が更新されたりしています。
このような条件は赤ちゃんにとっては非常に厳しいものです。

 

そこで、このページでは赤ちゃんの夏バテで起こりやすい症状の下痢と嘔吐に
重大な病気が潜んでいないかどうかの見分け方という観点で詳しく見て行きたいと思います。

 

赤ちゃんの夏バテ症状|下痢と嘔吐について

赤ちゃんの夏バテの症状の中でも特に心配なのが嘔吐と下痢です。
この2つの症状の場合とさらに『熱があるのかないのか』が重大な病気が隠れているかどうかの目安になります。
赤ちゃんの様子を見て必要と判断した場合は、すぐにでも病院に連れて行きましょう。

  • 発熱があるかどうか
  • 下痢のうんちの状態
  • 嘔吐した吐しゃ物の状態

この3つの大きな目安で判断すると、夏バテと熱中症の見分けで
病院に連れて行くべきかどうかの判断や
初期処置がスムーズに行えるかどうかで赤ちゃんの命を救えるかどうかの瀬戸際になってしまうことも。

 

ですので、このページの内容はそうなってからというよりも、むしろこのような症状が出る前におさえておいて欲しい事柄になるかと思います。

赤ちゃんの夏バテの症状下痢と嘔吐|病気との見分け方

赤ちゃんの夏バテの症状としては、やはり心配なのが先ほどご紹介した通り下痢と嘔吐についてです。
まずは、赤ちゃんの嘔吐について見ていきましょう。

 

赤ちゃんも夏バテすることがありますので、
夏バテによって私たち大人が食欲を失って吐いたりすることがあるのと同じように、
赤ちゃんも嘔吐することがあります。

 

ただし、ただの夏バテによる嘔吐なら、あまり熱くないスープや飲み物、
胃腸に負担がかからない物を食べさせて、休ませておくことで回復します。

 

ですが、これに対して熱中症の症状が心配な場合も出てきます。
嘔吐したときに吐いた物を見ると本当に危険な病気にかかっているのか、
それとも夏バテあるいは熱中症によるものなのかの区別がつきます。

 

夏バテによる嘔吐の場合、基本的に胃腸の機能が弱っているので、
離乳食を食べていても消化しないまま出てきていることが多いのです。

 

基本的に離乳食というのは赤ちゃんの胃腸に負担がかからないようにほぼペースト状になっていますが、
それでも完全に未消化の場合だとほぼ離乳食のままの状態になります。
つまり、離乳食でさえ受け付けることができないほど胃腸が弱っているということも言えるんですね。

 

そしてこの場合に心配なのは、その延長線上にある熱中症なのですが、
熱中症かどうかの見分け方については発熱があるのかどうかが見分けるポイントです。
通常の平熱に対して1度以上の熱がある場合は熱中症ですので、
すぐにでも病院に連れていきましょう。

 

またそうでない場合でもそれに近い温度が出ている場合は、
やはりすぐにでも病院に連れて行くことが大切です。
これは極度の脱水症状を起こしてしまう前に対処することが大切ですので、
ギリギリの目安には使わないでください。

 

また、もし発熱がない場合は夏バテの症状ですので、
できるだけ栄養バランスが良い物をまずは全く消化の必要がない離乳食ではなく、
母乳やミルクに一旦戻してあげて常温で飲ませてあげてください。

 

赤ちゃんの夏バテ症状の下痢の場合

赤ちゃんの夏バテの症状で心配なものにやはり下痢が同じようにあります。
その下痢の症状の裏側に重大な病気が潜んでいないかどうかの見分け方を今からご紹介いたします。

 

赤ちゃんの下痢の場合でも、水のような便の場合は、脱水症状を起こしていることが考えられます。
まだ授乳中の赤ちゃんの場合(離乳食を食べる前)ならば、赤ちゃんのうんちも比較的ちゃんと色が付いている便でも、
ゆるいうんちになりますが完全な水のようなビシャビシャのうんちが出る場合はほぼ脱水症状と考えて間違いないでしょう。

 

その場合は1日に何回もおしっこをしますし、さらに汗も大量にかいています。
これが脱水症状起こしている場合の赤ちゃんの下痢の見分け方です。脱水症状起こしている場合は、
病院に連れて行くことはもちろんですが、まずは水分補給が最優先です。

 

特に赤ちゃんの場合は、スポーツドリンクのような浸透圧が体液に近い水分をできるだけ常温で補給してあげて下さい。

 

脱水症状の場合は水分と一緒にミネラルも一緒に抜け出してしまっているので
水分だけではなくミネラルも一緒に補給することが大切なんです。

 

その後症状が落ち着けば病院に連れて行かなくても大丈夫です。
しもし症状が長引くようなら病院を受診しましょう。

 

また熱中症で下痢を起こす場合は明らかに脱水症状の極度のものになりますので、
ここまでの説明と基本的には同じになるのですが、発熱している場合がほとんどですので、

 

熱を覚ましながら(病院では解熱剤を処方して、ミネラルと水分の電解水も点滴で入れます)このような対処は自宅では難しいので、
もし水曜便で発熱がある場合は脱水症状がひどく熱中症になっていますので、
すぐに病院に連れていきましょう。熱中症は命に関わる病気です。

 

毎年夏になると何にもの方が熱中症で亡くなっています特に熱中症で亡くなるのは
赤ちゃんや子供、高齢者といった方々ですので、守って赤ちゃんの場合は守ってあげられるのはママしかいません。
赤ちゃんの様子から常に目を離さないようにしてあげる事が大切になりますね。

 

このような下痢は要注意!

赤ちゃんが夏バテで下痢を起こしているように見えても、発熱がある場合は
すぐに熱中症を疑って病院に連れて行くことが大切とご紹介しました。

 

しかしながらそれ以上にもっと緊急を要する病気の場合もあるんです。
その場合のうんちは『イチゴジャムのような血便』が出ている場合です。

 

これは0歳から3歳位までの赤ちゃんの場合に起こりやすいことなのですが
『腸重積』というウイルス性の胃腸炎にかかった後によく見られる症状なんです。

 

赤ちゃんの場合は痛みに対してもそれをコントロールする自律神経がはまだ発達していませんので、
大人のようにリラックスしてとりあえず痛みが静まるまで待つということができません。
とにかくひたすら力を入れて痛みに耐えてしまったりするんです。

 

その場合は腸重積を発症してしまう場合があります。
腸重積というのはウイルス性の胃腸炎に感染した後に、
その回復途中でお腹の中で鳥が絡まってしまう腹膜炎や虫垂炎を併発する場合もあり、
24時間以内にお腹を開ける手術が必要です。
その処置が遅れた場合朝がねじれて壊死起こしてしまう場合があります。
そうなると命の危険にさらされてしまいますので、
もし赤ちゃんの下痢が血便だった場合は、すぐにでも病院に連れて行きましょう。

下痢や嘔吐が危険な場合の見分け方のまとめ

赤ちゃんの下痢や嘔吐というのは夏バテの時にでもよく見られる症状です。
それだけにお熱があるか無いかどうかといったところが大きな見分け方のポイントとしては
まず一番最初のものになるのですが、
それ以外にも血便が出ているのか、
汗はたくさん書いているのか、
機嫌が悪く、
ずっとイライラして泣き止まないなどの症状が出ているのか、
どうかなどこれらが本当に危険な症状であるかどうかの見分け方になります。

 

また熱中症にかかって10度になってしまうと不機嫌になるよりもぐったりしてしまうので、
そうなる前に病院に連れて行きましょう。そして病院に連れて行く前にまずは水分とミネラル補給です。

 

この初期処置が正しいかどうかによって熱中症に対して命を守れるかどうかがかかっていると言っても過言ではありません。
夏バテと熱中症の境目、そしてそれ以外の病気の危険性を含めて総合的な正しい判断ができるように
あらかじめこのページを読んでおいていただけるのが一番良いと思います。

 

実際に赤ちゃんにそのような症状が出てから調べるというのでは遅いからです。

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