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赤ちゃんの肌着選びと種類・枚数、洗い替えの用意は万全?

妊娠後期に、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんのために肌着を買いに行って種類の形や生地の種類の多さに面食らったママも多いのではないかと思います。

 

実は、わたしも妊娠8か月目に旦那さんに連れて行ってもらって、
デパートに肌着を買いに行ったのですが、短肌着や長肌着、コンビ肌着、ボディスーツと形だけでも4種類。

 

生地の種類も掛け合わせると、20種類にも及びます。

 

これに、赤ちゃんの肌感覚のデリケートさ、そして季節要因で寒い時期にも
汗っかきな赤ちゃんがお腹を冷やしたりしないように選ぶとなると『なかなか骨の折れる作業』です。

 

そこで、このページでは『赤ちゃんに着せる肌着はどんな種類があって、
何を選ぶのが良いの?』というテーマに沿ってお話したいと思います。

 

妊娠後期の『早め準備組のママ』や産後に赤ちゃんの
『肌着選びに困っているママ』に分かりやすくご紹介しながら一緒に見て行きたいと思います。

 

赤ちゃんの肌着選びの重要性

身長およそ50センチと言うとても小さな体で生まれてくる赤ちゃんですが、
汗が出る腺の数は大人とほぼ同じ数で、とても汗かきだと言われています。
また、出産後の一か月でおよそ10センチほど身長が伸びることもあり、新陳代謝が非常に活発なのも特徴です。

 

そんな赤ちゃんに対して肌着には、汗、皮脂汚れ等をキャッチし、
とてもデリケートな肌を守ると言う大きな役割があります。
また、赤ちゃんは体温調節機能が未発達であるが故に、
肌着を含めた衣類やお布団などでの体温調節が非常に大切なんです。
そういった意味でも体温調節がきちんと発達するまでは特に肌着がとても重要となってくるんです。

 

赤ちゃんの肌着の基本形|形の4種類

 

赤ちゃんの肌着は基本的な形として、先ほども軽く触れたとおり4種類の形があります。

 

それぞれに、どんな特徴があるのか、簡単に見て行きましょう。

 

短肌着

 

短肌着は、文字通り丈の短い肌着です。
赤ちゃんの胴回りの前で、ひもで結ぶタイプの肌着になりますね。

 

暑い時期でも羽織るようにサラッと着る事が出来るので、活発で汗っかきの赤ちゃんにはとっても便利ですよ♪

 

用意する枚数としては、『薄手の天竺生地の夏用短肌着』と『パイル生地の厚手の短肌着』で、両方とも3枚ずつ『洗い替え用』で準備しておくと良いでしょう。

 

長肌着

 

 

袖だけを通して、足の方まですっぽり収まるような肌着が長肌着です。

 

しかしながら裾の方で二手に分かれているため、活発に動く赤ちゃんの場合は、
寝返りを打ったり、ごろごろしている間に、はだけてしまってお腹を冷やしたり体全体を冷やしてしまう原因になる場合もあります。
むしろ長肌着の場合は、夏に薄手の素材で吸湿性夜寝れた場合でも、すぐに乾いて風邪をひいたりしにくいという意味で汗かきの赤ちゃんには最適ではないかと思います。

 

コンビ肌着

 

 

端端木や長肌着は、袖がついている以外は、体を全体的にすっぽり通すだけの筒状になっていますが、コンビ肌着は、足のほうの裾に向かっていくに従ってズボンのような形で足を通すことができるようになっています。

 

赤ちゃんのお股の部分で、ボタンで留めるようになっているのですが、全体的にゆったりめの設計がされていて、赤ちゃん自身も動きやすく、なおかつ長肌着のように動きすぎてはだけてしまうこともありません。

 

赤ちゃんのお腹や体が全体的に冷えてしまうというようなことも予防できます。

 

ママの中には、年間通してこのコンビ肌着を薄手の素材や厚手の生地で何枚も交えを揃えておくというママもいますよ♪

 

ただし、全体的にゆったりめの設計がされているため赤ちゃんの体の外側で肌着だけがねじれてしまったり、赤ちゃんが遊んでいるときに爪で引っ掻いて、ガーゼ生地の肌着の場合は穴が開いてしまったりすることもあります。

 

また、タオル生地のような厚手のパイル生地の場合、赤ちゃんが爪を引っ掛けて生爪を剥いでしまうというような怪我の元になる場合もあります。ですので、赤ちゃんの爪のお手入れはこまめにしてあげましょうね。

 

ボディースーツ

 

 

ボディースーツの場合は、赤ちゃんのおもちゃの部分だけではなく、足首のあたりでもボタン度目することで、ぴったりとした着心地になることが特徴です。
他の肌着に比べると、赤ちゃんの肌に対しての密着性が高いため、特に寒い冬などは、体の冷えを予防するために便利ですね♪

 

赤ちゃんはお腹を冷やしてしまうと簡単に下痢をしてしまったり、風邪をひいてしまったりします。
しかしながら、まだ肝臓が十分に育っていないため風邪薬を飲んでも、
その成分を代謝することができなかったり、個人差によっては病院で薬を飲むことを禁止されている場合もあります。

 

そのため、もし体の冷えが心配な冬の時期に生まれた赤ちゃんの場合は生後1ヵ月目から4ヶ月目ぐらいの赤ちゃんが最も成長する時期にちょっとゆったりめのボディースーツタイプの肌着で冷えから守ってあげましょうね。

 

ここまで、基本的な話の形事のタイプを見てきました。次に、コットン生地やパイル生地、天竺記事等の薄手や集めて防寒性に優れているものなどの素材のタイプ事に見ていきましょう。

 

素材別の赤ちゃんの肌着の用途

 

赤ちゃんの肌着は、先ほど一緒に見たような形の種類だけではなく、生地の種類もいろいろあります。

 

季節的に汗っかきになりやすい夏場で汗疹が出来てしまう事を防いだり、蒸れて赤ちゃんのデリケートな肌が赤くなってしまったり、また、厚手の生地では、冬に赤ちゃんを冷えから守るという意味もあります。

 

赤ちゃんにも、肌触りの好みがあるので、ご機嫌をうかがいながら、ぴったりの肌着を選んであげましょう♪

 

天竺

 

平編みの木綿(コットン)生地素材です。大人の肌着でも天竺素材の肌着は多いので、大人用の肌着を思い浮かべるとイメージしやすいのではないかと思います。
特徴としては、吸湿性に優れているので、夏は汗を吸収しやすく、お洗濯をしても乾きやすい素材なので、洗い替えも含めて3枚~4枚を毎日替えながら回して行くと便利ですね。

 

フライス

 

天竺よりもちょっと厚めの木綿の生地です。赤ちゃん肌着の定番で、1年を通して使いやすい素材です。肌触りが良く、伸縮性・吸湿性も抜群です。
年間通して使えるのが便利ですよね♪

 

ガーゼ

 

名前の通り、ガーゼ生地の肌着です。さらりとして柔らかい着心地で、お気に入りの赤ちゃんも多いと思います。
お洗濯のサイクルで乾きやすいのも特徴で、自宅のお洗濯サイクルに合わせて、洗い替えを用意しておくと便利ですよ♪

 

パイル

 

厚手のタオル生地です。吸湿性が抜群なのはお風呂上りのバスタオルと同じ素材ですから、イメージしやすいですよね。

 

また、厚手の生地ですから、防寒性に優れていて、秋~冬にかけて活躍しやすい生地の肌着です。
パイル生地の肌着は、ボディスーツタイプやコンビ肌着の形で少し多めに用意(5~6枚)しておくと年間通して使いまわせます♪

 

ただし、編み込みの繊維がところどころで解れてくると、赤ちゃんが動いている最中に爪をひっかけてケガをする可能性もあります。
なので、パイル生地の肌着を着せてあげる時は、特に爪のお手入れはしてあげて下さいね。

 

スムース

 

パイル生地よりは薄くなっていますが、やはり吸湿性が抜群の素材です。

 

こちらは、パイル生地では夏はちょっと暑くて赤ちゃんが嫌がるから・・・という方は、夏用として用意しておくと良いでしょう。

 

パイル生地よりは乾きやすいですが、天竺生地やフライスよりは乾きにくいので、梅雨時は注意が必要です。

 

赤ちゃんの肌着の着せ方

赤ちゃんに肌着を着せるときの事ですが、それはとても簡単です、ウエアの袖に肌着のそでをあらかじめ通しておいて、重ねた状態で広げておくだけです。
後はそのまま寝かせて腕を通して前を止めていけばオッケーです。

 

なお、赤ちゃんはとっても汗かきですので、肌にはできるだけ1日に何回か取り替えてあげる必要があります。そのため肌着は複数枚持っておくととても便利です。
ちょっと多かろうと少ないよりはずっとマシです。

 

 

月齢ごとの肌着のサイズ選び

 

赤ちゃんの肌着選びをする上で大事な要素となる1つが、月齢事の肌着の選び方です。
赤ちゃんの成長はとても早いですし、その時のサイズに合った肌着を選んであげないと肌着の役割を十分に果たすことも難しくなります。

 

そこで、各月齢ごとの身長や体重と、その時の体に合ったジャストな肌着のサイズの選び方を見ていきたいと思います。

 

・0ヶ月・新生児
45cm~52cm程度
2.1kg~4kg程度
サイズ:50

 

 

・1ヶ月
50cm~60cm程度
3.5kg~5.9kg程度
サイズ:50~60

 

 

・3ヶ月
57cm~65cm程度
5.1kg~8.0kg
サイズ70

 

 

・6ヶ月
63cm~72cm程度
6.4kg~9.5kg程度
サイズ:70

 

 

・1歳
70cm~79cm程度
7.6kg~11kg程度
サイズ:80

 

 

・2歳
80cm~90cm程度
12kg~14kg程度
サイズ:90

 

暑い時期の肌着選び

 

赤ちゃんは自分で体温調節をすることが非常に困難である上に、夏は体温が上昇しやすいため、汗が頻繁に出ます。そのため特に夏場の肌着は重要になってきます。

 

その一方で知恵袋などを見てみると、夏の肌着選びに迷われているママさんも少なくないんです。では具体的に暑い時期の肌着選びはどうしたら良いのかと言うと、新生児からオススメなのが脇の下の汗もしっかりと吸収できる半袖方の短肌着です。
また、生後4ヶ月から6ヶ月以降は寝返りやはいはいを始める時期でもありますので、ロンパース型の肌着、歩き出す10ヵ月から1歳未満位には、ボディースーツ型の肌着があるとお腹の冷えもなくて安心です。

 

 

寒い時期の肌着選び

先ほどは夏等の暑い時期の肌着選びについてお話ししましたが、冬は冬で体が冷えやすい時期であるが故に、体温調節機能が未発達な赤ちゃんにとっては、寒い時期の肌着もとっても大切です。

 

なお、寒い時期赤ちゃんの肌着選びは、

 

  • フライス
  • スムース
  • 接結天笠
  • ニットキルト

 

これらの肌着を使うのがお勧めです。
それぐらいの特徴については先ほどまとめたので既にご存知ではあると思います。これらは秋や冬にかけての寒い時期にぴったりな肌着ですので、寒い時期の肌着選び迷われた場合はこれらの肌着を選んでみると良いかもしれません。

 

まとめ

 

形、生地の性質と言った内容などを赤ちゃんの肌着を見てきましたがいかがでしたか。

 

赤ちゃんの体質によっても汗っかきな子は、パイル生地がお気に入りだったり、スムースがお気に入りだったりします。

 

また、肌がデリケートで擦れたりするのがイヤな赤ちゃんはフライスや天竺生地の肌着が良いと言えます。

 

わたしの家では、一通りを2枚ずつ揃えて(コンビ肌着で)それを子供に着せてみて反応を見て、良いものは多めに買うという方法で用意していました。

 

お洗濯のサイクルも各家庭によって変わってきますから、出来る限り実用的で赤ちゃんが肌触りや吸湿性で、快適に過ごせるような肌着を選んであげましょうね♪

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