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授乳で痩せるには母乳の質が大事?

産後になって『妊娠中に太った体は授乳すれば痩せることができるよ』と周囲の方から聞いたことがありませんか?

 

産後に授乳をしていたら自然に痩せたという話を聞く事があります。
確かに授乳中はとてもお腹が空きますし、摂取カロリーも通常より450カロリーを増加する事が推奨されています。
一般的な成人女性であれば1日に2200カロリーを目安にすると良いでしょう。
単純に考えれば、摂取カロリーを2200カロリー以下に抑えれば痩せるしそれ以上に食べれば太るという事になります。

 

たしかに授乳はエネルギーを大量に消費するし、
母乳を作るためにもエネルギーは必要になるので、
授乳というタイミングで痩せるという方が多いのは確かにそういった傾向があります。

 

しかし、そのタイミングで痩せることができるのは、
規則正しい生活や育児を行っている場合が前提条件になるんです。

 

そして、大切なのは分かっていてもおろそかになりがちな栄養補給とそれが充分に『できていない場合』の影響を見て行きましょう。

授乳で痩せる仕組みは?

産後のダイエットにおいて、なぜ授乳のタイミングで痩せる方が多いのでしょうか。
先ほども軽く説明したように、母乳育児だと、何もしていなくても赤ちゃんが飲む母乳を作るために
約1000キロカロリーを消費する計算になります。

 

この消費エネルギーというのは、運動によって痩せようと考えたことがあればわかると思いますが、
約1000キロカロリーというのは相当なカロリー量なんです。

 

つまり体がちゃんと健康で母乳をしっかり作れる状態ならば
消費カロリーが多い分、痩せやすいということなんです。

 

また同時に母乳が出ないとか、出るけれど量が少ないという方も多く、
母乳を出やすいお茶や水を注意することも同時に産後ダイエットにもなるということなんですね!

 

母乳ダイエットを成功させるための食事の見直し方

母乳を赤ちゃんに与えているだけで体重がどんどん減っていく。
このような状況を作りたい方は、これからご紹介するポイントを押さえてみると変化を感じることができるかもしれません。

 

食事のジャンルを和食にする

朝昼夜を和食にチェンジしてみましょう。
和食といっても、揚げ物ばかりのヘビーなものではなく、見るからに体に良さそうなヘルシーな和食メニューをチョイスしていきます。
ヘルシーな和食メニューをバランスよく摂取することは、摂取カロリーを限りなく抑えながらも、赤ちゃんに嬉しい3大栄養素やビタミン、ミネラルなどをバランスよく補給することができます。
また、必然的に塩分や脂肪分、糖分なども減ってくると思いますので、乳腺炎の予防にもつながりますし、赤ちゃんが好む味の母乳に変化していくと言われています。
もちろん食べ過ぎはいけませんが、ヘルシーな和食を腹八分目程度に摂取していくと、それだけでも高いダイエット効果が期待できそうです。

 

水分補給は暖かいものを選ぶ

喉が渇いている時こそ冷たい飲み物が欲しくなってしまうところですが、それでもあえて温かい飲み物を選んでいきます。
できれば常温の水だったり、ジュース系じゃないものがお勧めです。
こうすることによって乳腺炎の予防効果につながったり、血流促進ができることから質の良い母乳作りと、痩せやすい体作りにつながります。

 

授乳していても痩せないよ!どうして?

ここまでのところで、産後の授乳中に『痩せる仕組み』があるということがチャンスになるというのが分かりました。

 

ですがその一方で、授乳しているのにちっとも痩せない!という方もいます。
その違いは、食生活でのカロリー制限だけではないように思われるものがあります。

 

そのポイントをまとめると・・・

  • 栄養補給が充分にできていない
  • お産の身体の回復が充分にできていない
  • 授乳間隔が短い

これらの3つのポイントが出てきました。

 

栄養補給をしっかり行うことが大切なのは言われるまでもないと思いますが、
実は、それがすべての歯車を狂わせてしまう危険な兆候になるんです。

 

産後の身体の回復のためにも老廃物をしっかり出すことと血液の質を良く保つための食事が大切になります。
実は、ここまで詳しく見てきた『授乳中に痩せない理由』は『栄養補給』がカギになっています。

 

産後のママの体調は、個人差があるのはもちろんですが、
母乳を作るために質のいい血液がたくさん必要なので貧血なども起こりやすいんです。

 

ですが、鉄分補給と亜鉛やマグネシウム、葉酸などのミネラルをたっぷり摂ることと、
濁って質が低下した身体の水分をできるだけスムーズに出すデトックスで『産後に授乳で痩せる体質』を作っていくことができるんです。

 

なぜならば、栄養たっぷりで質のいい血液から作られた母乳は味も良くなるので、
赤ちゃんが1回に飲んでくれる量も多くなって『すぐにお腹が空いて泣く⇒すぐに授乳・・・』という悪循環を断ち切ることができるんです。

 

質の良い母乳を作る為には、食事内容がとても大切になってきます。
和食中心にして栄養バランスの取れた食事をしなければ良い母乳は出ません。
摂取カロリーは同じでも、どんな食材からカロリーを摂取するかはとても大切になります。

 

糖質や脂質の多い食事ばかりを食べてると母乳も美味しくないので、
赤ちゃんの母乳の飲みも悪くなります。赤ちゃんが飲まないので母乳が足りていないと勘違いして、
さらに食べる事で摂取カロリーがオーバーしてしまい、痩せることが出来なくなってしまいます。
カロリーを摂取しているのに、母乳で消化して貰えないという悪循環になってしまうのです。

 

産後に授乳をしている人が全て痩せる訳ではありませんので、
産後だからを気を抜いて食べ過ぎてしまうと太ってしまいます。

 

バランスの取れた食生活を送る事で、赤ちゃんが美味しい母乳を沢山飲んでくれるので、
『食べても太らないという良いサイクル』を身に付けるようにしましょう。

 

また母乳はママの体の栄養を血液を通して作るので、母乳の源は血液と言われています。
血液をさらさらで栄養がたっぷり入った状態にすることが母乳の質を高めることになるんです!

 

産後の水


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