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母乳の味や出を良くするお餅の効果や食べ方特集!

お餅を食べると母乳の出がよくなって
しかも味まで良くなるって・・・ほんと??

 

母親や祖母に『母乳の出がよくなるからお餅を食べな』て言われた方もいるかと思います。
また産後ダイエットに腹持ちの良いお餅を試してみようかなと思う方もいますか?

 

ではまず気になるお餅のカロリーや栄養素をみていきましょう。

 

お餅のカロリーや栄養

一般的に市販されている切り餅。
その切り餅の1個(54g)あたりのカロリーは約127kcalです。
子供用のお茶碗1杯分(100g)の白米のカロリーは168kcalなので、グラムあたりのカロリーはお餅の方が高いですよね。

 

お餅には銅、マンガン、亜鉛、炭水化物が多く含まれます。

 

もち米って白米に比べると粘り気がありますよね。
お米の食感の元になるのは、アミロペクチンと呼ばれるでんぷん質です。
アミロペクチンが水とともに加熱されて、さらに炊飯の工程で、でんぷん質に変化が生じるんですね。
そのでんぷん質の変化がごはんとしてのモッチリ感を生み出すわけです。

 

そして、いわゆる白いご飯のうるち米。
うるち米のでんぷん質はアミロペクチンが8割を占めていますが、もち米は全てアミロペクチンです。
このアミロペクチンの量の違いが、うるち米よりもコシのある食感とお餅の素材になる粘りを生み出しているわけです。

 

さて、お餅で母乳の出が良くなるのか・・・というお話。
母親や祖母、さらには姑に言われたなんて方もいるはずです。

 

 

お餅と母乳の関係|実際どうなの??

答えは・・・
お餅という高カロリーの食べ物の摂取量、またママの体質によって、母乳の出に良い悪いが決まります。

 

しかも現在と昔の食文化、食糧事情ってだいぶ違いますよね。

 

昔の日本でお餅と言えば、高カロリーで貴重な食材。
授乳している母親にとって大切な栄養源でした。

 

年配のおじちゃんが、昔はイモがご飯代わりだった・・・なんて話してたのを思い出します。

 

だからこの時代に子育てをしていた人や親から教わったりした人は、母乳にはお餅という考えがあるようです。

 

しかし現代の日本は、市場に高カロリーな食材が多く出回っていて、いつでも摂取できる時代ですね。
高カロリーな食事に加えて、高カロリーのお餅を摂れば、カロリーの摂りすぎになってしまい母乳の質が落ちてしまいます。

 

ここで注意しなければならないのが・・・母乳の出すぎで乳腺炎となる可能性が高くなるということ。

 

しかし餅米は白米に比べ母乳の分泌を促す効果があるとされていて、実際にお餅やお赤飯を摂取すると、極端に母乳が良く出るというママさんもいるのが現状です。

 

個人差、体質で違いはあるものの、お餅は母乳の出を良くしてくれる効果は期待できる!!
ですが、摂りすぎは乳腺炎のリスクが高くなるので、注意して摂取しましょう。

お餅で母乳の味が良くなる?

お餅は『糖質』なので、『母乳の味が甘くて美味しくなるらしい』ですよ♪

 

わたしも旦那い飲ませたり、自分で飲み比べたりしたことはないので、はっきりと自分でお餅の母乳の味への効果を実感した事はないですけどねww

 

でも、想像するに『糖質』なので、『甘くなる』のかなって思います。

 

ただ、わたしが実際に感じる違いは、『うちの息子(生後4ヶ月)が夢中で飲んでくれるようになった』という点です。

 

お祖母ちゃんありがとう!うちの息子が美味そうにわたしのおっぱいを飲んでくれるようになった!
と感謝しています。笑

 

腹持ちの良さを利用してダイエット!?

お正月にお餅を食べ過ぎて太った・・・なんて経験ありませんか?
そんな経験をした方も、お餅が高カロリーだと理解した方も、お餅がダイエットになるなんて考えられないですよね。

 

でもね・・・お餅の特徴をちゃんと理解して食べれば太ることはないんです!!

 

もち米には胃を温める効果があり冷え性を改善すると言われているんですが、もち米のでんぷん質は白米よりも消化は早いんですね。

 

しかしお餅にすることで粘りが出て、消化酵素による分解速度が遅くなり腹持ちが良くなります。
腹持ちの良いお餅は満腹感が長く続きますし、間食を防ぐのに効果的。

 

食べ過ぎことさえしなかったら、ダイエットの強い味方になるってわけです。

 

効果的な食べ方と時間帯があるので紹介しますね。

 

お餅は食物繊維と一緒に食べること!!

一緒に食べることで脂肪の吸収を促進してくれます。

 

食物繊維は、不溶性と水溶性の二つがあるんですけど、特に水溶性の食物繊維が大切です。
また、お餅と相性の良い食べ物で、お餅を食べても太らないようにするには『大根おろし』が最適です♪

 

個人的な好き嫌いはあるかも知れませんけど、
大根おろしを使った『からみ餅』は最高に美味しくありませんかw

 

食物繊維のほかにもビタミンが豊富に含まれていて便秘解消にもなりますし、さらに大根おろしの消化酵素は、炭水化物の消化を手助けしてくれるんです。

 

また野菜をたっぷり使ったお雑煮も食物繊維が摂れますよね。
切り餅を2個入れたとしても、約300kcalと低カロリーなんですよ。

 

しっかりと満腹感を得られるように、ゆっくりよく噛んで食べるように心がけましょうね。

 

お餅って美味しいから、つい食べ過ぎてしまいがちなんですけどね・・・。

食べる量は1日に2個まで

お餅は、美味しくて腹持ちも良い食べ物。

 

食物繊維や消化酵素と一緒に摂れる『大根おろしのからみ餅』を先ほどオススメしましたけど、それでも食べる量は『1日2個まで』を限度にしましょうね。

 

母乳の味のところでもお話ししましたけど、お餅の主成分は糖質です。

 

夜遅くに食べないようにしましょう。

 

母乳の出や味が良くなって赤ちゃんが母乳を飲んでくれるようになるからといっても、食べ過ぎると産後のダイエットの邪魔モノになってしまいますからね。

 

産後のお餅と母乳の関係のまとめ

産後、母乳の出の良い人がお餅を食べると、さらに出が良くなって乳腺炎を起こすことも。
どうしても食べたいと思うなら摂取量を考え、たまにの1個だけにするなど、注意しましょうね。
またダイエット目的じゃなくても、食物繊維と一緒に摂取するように心がけると、とても健康的です。
産後の方、授乳中の方、お餅の特徴を理解し、上手に付き合って美味しく食べられるのがベストですね。

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