記事内に広告を含む場合があります

二の腕のぶつぶつはどうする?発生原因と正しい対策、間違った対策

二の腕のぶつぶつは、身体的なトラブルではありますが、発生してしまうとメンタル面でのダメージの方が大きいですよね。
特に、夏の暑いシーズンになると、腕の露出も増えますので、その時期は特に頭を悩ませます。
ただ、そんな二の腕のぶつぶつは、基本的には治るものです。

 

ここでは、その二の腕のぶつぶつがなぜ発生してしまうのかと言う部分について見ていき、
これを解消するためにどうしたら良いのか、また解消のために
やってはいけない間違った対処方法についてもお伝えしていきます。

 

二の腕のぶつぶつの正体とは!?

なぜか発生する二の腕のぶつぶつ、この正体は一体なんなのでしょうか?
実は答えは1つではないんです。
主なぶつぶつの原因は、毛孔性苔癬(もうこうせいたんせん)と言う難しい名前と感じになっています。
これはいわゆる、皮膚疾患に当たります。
名前が難しいことから、一般的には鮫肌とも言われています。

 

通常の二の腕のぶつぶつはこのように捉えられるのですが、中には1時的な二の腕のぶつぶつもあります。
その場合は、日光過敏症、もしくはダニの仕業によるブツブツの可能性も考えられています。

 

一般的に二の腕のぶつぶつは長い期間発生するものなのですが、
突然発症し一時的にだけ発症するものについてはそのようなものが原因だと考えられます。
ちなみに1週間くらい赤くなっている場合はダニに刺されてしまっている可能性もあり、
もっと細かく他の原因を見ていくと、あせも、ニキビ、マナセチア毛包炎の可能性も考えられるようです。

 

そしてこの二の腕のぶつぶつは、ケアの仕方を間違ってしまうと
そこに色素沈着してしまう原因になりますので、間違ったケアは絶対にしないようにしてください。
(ページの後半部分で間違った対処の仕方等について解説していきます。)

 

こんな人は二の腕のぶつぶつが発生しやすい

この二の腕のぶつぶつの症状は、主に肥満体型の人に現れやすいと言われています。
なぜならば、肥満体型の方は通常に比べると皮脂の過剰分泌が見られやすく、
その皮脂の過剰分泌が二の腕のぶつぶつの原因となっているからです。
ただ、皮脂の過剰分泌については、思春期あたりから
ホルモンバランスの影響により、肥満体型でなくても起こり得るものです。
そのような関係もあり、実際に二の腕のぶつぶつの発症で
1番多いのが中学高校の思春期あたりのタイミングだと言われています。
ただし20代になり思春期によるホルモンバランスの乱れなども
落ち着いてくると、そのまま自然と消えていく方も多く、
30代になる頃にはほとんどの方のブツブツが自然に消滅するようです。
しかし、このような動きはみんながみんななるわけではなく、
20代、30代になっても二の腕のぶつぶつがなかなか消えない方もいらっしゃいます。

 

毛孔性苔癬(もうこうせいたんせん)の原因は何?

二の腕のぶつぶつの主な原因でもある毛孔性苔癬(もうこうせいたんせん)の原因は大きく分けて2つあります。
そのうちの1つが、毛穴の角質が溜まってしまうことです。
ぶつぶつの主な原因は、毛穴に角質が蓄積されすぎてしまうことです。
なぜこうなるのかと言うと、それはお肌のターンオーバー異常によるものなのだそうです。
毛穴の周りの角質が毛穴を塞いでしまうことから、皮膚の表面が盛り上がってしまうんです。
ちなみに、このようなターンオーバー異常は、生理周期、
もしくは産後の乱れたホルモンバランスのときの状態でも発生しやすいと言われており、
授乳期間中の肌トラブルとしても認知されています。

 

そして2つ目の原因は、親からの遺伝です。
これを言われてしまうとどうしたら良いのか分からなくなってしまうところですが、
実際にこの症状を発症している人の子供は自分と同じく二の腕のぶつぶつの発症が多く見られるそうです。
イベントの関係についてはまだはっきりとは解明されていないので
ここは何とも言えない部分ではありますが、親子でぶつぶつが
発生しやすいと言うデータがあることから、やはり遺伝との関連性は否定できないそうです。
この部分については、今後の研究に期待するしかありません。

 

二の腕のぶつぶつを鎮める!そのためにできることは?

先程の段落では、二の腕のぶつぶつの原因は1つでないことがわかりました。
ただ、どんな原因であろうとも、正しいケアをすることで根本的にぶつぶつを直したり、以前よりも断然症状を軽くする様な事はできます。
そのために押さえておきたいのは、

  • 皮膚の中にたまってしまった角質を取り除くこと
  • 肌のターンオーバーを促すために血流を促すこと
  • ぶつぶつのところに発生してる炎症を抑えること

ぶつぶつの改善のためにこの3つのポイントに対して
的確なアプローチをすることで、今までなかなか改善できなかった方でも症状を大きく改善出来るかもしれません。
また人によっては、まるでぶつぶつがなかったかのように回復させることができるかもしれません。

 

3つのポイントにアプローチをするためにできること

それでは次に実践的なお話をしたいと思います。
自宅でできる方法としては、薬局などで二の腕のぶつぶつに
効果的なクリームなどを購入し、それを気になる部分に付けてあげることです。
そうすることにより、ターンオーバーのためのお肌の保湿ができます。
あと、血流の促進については、日常的な運動が重要となります。
家の中でのストレッチや筋トレでも良いですし、そこに入れてウォーキングをしたりするのもオススメです。
ただ、最も重要な皮膚の角質を取り除くと言う部分については、病院で治療してもらうことをお勧めします。
保険適用外にはなってしまいますが、既に発生している物物に対して物理的なアプローチをすることができます。
病院で行うようなケミカルピーリングや、ダーマローラー、レーザー治療などは、どうしても自宅ではどうにもならないの
で、これらを実践する際は病院に行くしかありません。
ただ、病院にいかずともクリームを使ったり運動の習慣などを取り入れて
それを続けた結果、二の腕のぶつぶつが解消した例もちらほら耳にします。
必ず病院にいかなければいけないと言うわけではないので、
自宅で完結させたいと言う方は今お伝えしたような部分を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

皮膚科など病院での対処法

家庭で治せないようなレベルの二の腕のぶつぶつは、どうしても医療機関での対処になってしまいます。
病院に行く場合はどういった対処があるのでしょうか。

 

肌の疾患になるのですが、基本的にはターンオーバーによって治っていくと言われているのですが、
病院にかかるような症状というのはほとんどが毛孔性苔癬(もうこうせいたんせん)の状態から
かゆみによって傷口からばい菌が入って炎症を起こしている場合となります。

 

そのような場合、毛穴詰まった角質をなくし、皮膚を柔らかくする働きのあるサリチル酸ワセリン軟膏、
尿素配合のクリームまたは軟膏、炎症の状態を抑えて皮膚の保水効果を上げるヘパリン類似物質配合のクリームなどが処方されます。
これらの処方は保険適応されるものなのですが、それ以外にも保険適応外の対処もあります。

 

 

 

これは絶対にやっちゃだめ!間違ったぶつぶつの治し方

意外とやりがちなんですが、これは絶対にやってはいけないと言うぶつぶつの治し方があります。
それは皮膚を乾燥させることや、ぶつぶつのある部分を
ゴシゴシと洗ってしまったり、ニキビを絞り出すかのようにして別々の中身を取り出すという方法です。

 

無理矢理絞り出してしまうと、クレーター状の跡が残ってしまったり、色素沈着の大きな原因になります。
またゴシゴシ洗ってしまうとお肌のバリア機能などがやられてしまい、
炎症が悪化したりさらなる肌トラブルに発展する恐れがあります。

 

やりたくなる気持ちは非常によくわかりますが、さらに状態を悪化させる恐れがあるためそういった対策はやめましょう。

TOPへ