ドライアイになるには育児にもママにも悪影響

産後の子育て中のドライアイに悩まされるママは本当に多いんです。
このページでは、産後の子育て中のストレスを一層強く感じる原因にもなる『授乳中のドライアイ対策』についてどこよりも詳しく見て行きたいと思います。
もちろん、一番手軽な市販の目薬も『どれなら安心して使えるの?』という点についても詳しく見て行きます。
また、原因を知ることは対策とイコールでもあるので毎日の生活の中でドライアイになりやすい習慣など知らず知らずのうちにやってしまっていることも改めるという側面でも見て行きましょう。

ドライアイ

まずは、今まさに悩まされているドライアイに即効で効果が期待できる目薬の選び方を成分の角度から見て行きたいと思います。
たとえ効果が短期的とは言っても、すぐにつらい症状が和らぐというのはストレス改善のためにも大切なことですからね。

 

授乳中のドライアイ対策に安心して使える目薬は?

産後の授乳中にも安心して使える目薬を探すためには、症状と成分の相性と授乳中でも使えるかどうかの安全性を確認することが大切です。
ドライアイと言っても症状にはいくつかの種類があり、初期段階では目がチカチカするようなまぶしさを感じたり、目にゴミが入ったようなゴロゴロする痛み、違和感を感じることが多いんです。
まずは、授乳中に禁忌とされている目薬の成分から見て行きましょう。

防腐剤と血管収縮剤

防腐剤や血管収縮剤が添加されている目薬は基本的にドライアイ対策に向いていない目薬で主に『さした直後の爽快感を得るタイプの目薬』に配合されているものがほとんどです。
これは、そういったタイプの目薬に含まれているメントール成分が腐敗してカビや細菌の繁殖の温床になってしまうのを防ぐための防腐剤であり、血管収縮剤は目の充血を一時的に抑制するための目的だけで配合されているからです。
実は、ドライアイでも眼球の表面が乾いて転がり抵抗が生じることで粘膜が荒れて目が充血することがあるのですが、血管収縮剤を使った目薬をさすと目薬の効果が切れたときに『その反動でもっと充血が酷くなる』ことになってしまうためです。
目の中に通っている血管は目の表面はもちろん、目の内部の網膜や水晶体、毛様体筋、硝子体(眼球内部のゼリー状の物体)などの新陳代謝を促すために通っているので、その血流が阻害される血管収縮剤は目の充血を一時的に鎮めることができても根治出来ないからなんです。
なので、ドラッグストアに行って目薬を購入する場合でも薬剤師に相談して『防腐剤や血管収縮剤が入っていない目薬が欲しい』という旨を伝えて教えてもらってから購入するようにしましょう。

抗アレルギー成分配合の目薬

抗アレルギー成分が配合されている目薬は『花粉症の目のかゆみ』に効果を発揮するタイプです。
これは、そもそもドライアイに効果が期待できないだけではなく、授乳中のママは使用が禁止されている成分が配合されていることがほとんどなので、注意書きにも『妊娠中及び授乳中の方は使用を控えてください』と明記されています。
具体的な成分名としては次の通りです。

  • ペミラストロカリウム
  • フェキソフェナジン塩酸塩
  • ロラタジン

これらの3つの成分が配合されているものは『花粉症対策用の目薬』ということで同じ目薬売り場でも枠が違っていたり棚自体が違って置かれていることも多いので、こういった目薬は購入しないようにしましょう。
また、先ほどと同じく成分については薬剤師のいるドラッグストアや薬局で相談してから避けるようにするのがベストです。

 

こういった成分が使われていない目薬ならば、授乳中でも安心して使えると言えますが、ただし、これにかゆみを感じるなどの眼球表面の『粘膜の荒れ』が考えられる症状が出てくる場合は、目薬をさしても症状が改善されない場合もあります。
というのも産後に目が充血するようなドライアイに悩まされる原因がストレスや睡眠不足からくる自律神経の乱れから引き起こされる免疫疾患の可能性もあるからです。

産後の授乳中のドライアイの原因と対策

産後の授乳中に起こるドライアイの原因にはいくつかの要因があるのですが、それの全体像としては次のようなものが考えられます。

  • 育児に対する不安やプレッシャーから来るストレス
  • 妊娠中から続くホルモンバランスの変化
  • 母乳を作るための血液量と水分の不足
  • 睡眠不足や疲れ
  • スマホ・パソコン・タブレットの使い過ぎ

これらの原因に加えて、産後の子育て中の忙しさで食生活が時間や栄養バランスが乱れていることも考えれます。
赤ちゃんのお世話は授乳だけではありませんし、おむつ替えや汗かきの赤ちゃんの着替えも頻繁で、洗濯物もびっくりするくらい増えます。
家事全般の手間が産前に比べて圧倒的に増えて時間もかかるため『自分の食事は後回しで栄養バランスなんて考えてる余裕もない』という状態になってしまうのは無理もないということになってしまう方も多いんです。
赤ちゃんがかわいくてとにかく全神経を赤ちゃんがすべてという状態で生活のすべてを捧げていると『驚くほど自分の時間がない』と気づくこともあるかも知れません。
その対策をできる限りシンプルにまとめると・・・

  • 育児や家事に対して完璧を求めない
  • 産褥期が完全に終わっていないうちは無理に動かない
  • 気分転換に身体を少し動かして水分補給も積極的に
  • 赤ちゃんの成長が順調なのかなど不安を相談する相手を持つ
  • 赤ちゃんが寝てくれたら自分も一緒に寝る

ホルモンバランスが女性の身体のありとあらゆるところに影響するのは普段の生理周期を始めとして肌で実感している方がほとんどとは思いますが、妊娠中に爆発的に分泌量が増えるプロゲステロンは生理周期をエストロゲンとともにコントロールしているホルモンなのですが、水分を子宮に集めて身体の他の部分から水分を奪って子宮に集める作用があります。
産後はエストロゲンの分泌量が減って(すぐに再び妊娠してしまわないようにするため)それと同時にプロゲステロンも徐々に減って行くのですが、授乳のために分泌されるプロラクチンやオキシトシンと言ったホルモンが『母乳作りのために身体の水分を使いこむようになる』他にも『水分をたっぷり持った栄養豊富な血液が母乳の原料になる』ためにママの身体は常に巣分不足の状態に置かれることになるんです。
そのため、産後に肌タイプが変わったのかな・・と思ってしまうほどの乾燥肌に悩まされる方も多いのですが、それがドライアイにつながってしまう場合も多いんですよ。
そのため、ただ水分補給をするのではなくできるだけ手軽に簡単に栄養バランスを整える方法として産後ダイエットもかねて酵素ドリンクやサプリメントを使う方もたくさんおられます。
あくまでも一つの解決策に過ぎませんが、育児中で身体が疲れやすくなったと感じたり重さやだるさを感じる方には良い方法ではないかと思います。

 

育児のストレスはドライアイの原因になるだけじゃない

また、もうひとつの産後のドライアイの原因として大きなウェイトを占めているのが『育児に対する不安とプレッシャーから来るストレス』です。
生まれたばかりの赤ちゃんに全神経を注いで育児に集中したいと思うママの気持ちは当然のことです。
自分自身が妊娠中でもお産でもあれだけ痛みに耐えたり、つらさに耐えたりすることができたのも『お腹に宿っている新しい命』を実感するからこそですよね。
そうして生まれてきてくれた新しい命ですから自分の命に代えてもと強く願うのは決しておかしなことではありませんし当然です。
ですが、その想いが強すぎてしまうと『育児に完璧を求める』ようになってしまいます。
そうなると、ほんのちょっとでも赤ちゃんの成長曲線(体重の増加率から見る)が一般的な基準値から外れているだけで不安になって調べごとが多くなってしまったり、赤ちゃんが寝ているのに自分も一緒に寝ることができずに睡眠不足が加速度的に悪化したりしてしまいます。
こういった心配事やストレスがスマホ・パソコンの使い過ぎや睡眠不足でドライアイになりやすくなるんです。またドライアイの原因になってしまうだけではなく自律神経の乱れにまで発展してしまうとドライアイがもっと悪化した涙の分泌がうまくできないシェーグレン症候群などの病気になってしまいケースも考えられます。
シェーグレン症候群という病気は発見した医師の名前から付けられた名前なのですが、涙の分泌をする涙腺が機能しなくなってしまう病気で眼球の表面が乾き切ってしまうものです。
ちなみに厚生労働省では難病指定53番に位置付けられており、完治することが非常に困難な病気として認識されています。
かなり話が飛躍しすぎてしまいましたが、いくら育児中で赤ちゃんの健康がすべてという気持ちであっても『育児に完璧を求めすぎてしまう』というのは明らかに危険ですし、そもそも赤ちゃんが元気の育ってくれるかどうかは『ママ自身が健康で笑顔でいること』が一番大切です。
ちょっとよその子と違うから心配・・となってしまう気持ちも分かりますが、そこは一人で抱え込んでしまうのではなく相談相手に不安を打ち明けて頼って行くようにしましょう。
また、家事に関しても実家に里帰りしている方は実家の家族にお願いしたり、そうでない方も旦那にできる限り振るようにして自分の負担を減らすように心がけましょう。
一見すると『ドライアイ対策とは無縁のように感じてしまう事柄』かも知れませんが、人間の身体はすべてが丸でつながった円になっていてこそ初めて健康になれるし元気な赤ちゃんを育てることも出来るということを忘れないように自分を大切にしていきましょう。

 

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