産後になってがにまたはどうすれば治るの?
産後は、どうしても『がに股』になってしまうというママが多いんです。
実はわたしもそうだったんですが、何とか治したくて必死にいろいろな情報を探しました。
がにまたになってしまうのは、お産に向けて骨盤が開いてしまうのと関係があると思っていました。
わたしも、仲の良い友達に指摘されて初めて『自分ががにまたになっていることに気付いた時』はショックでした。
このページを読んでくださっている方に『産後のがにまたの治し方』をご紹介して行きます。
え!がにまたとO脚って違うの?
産後に歩き方が格好悪くなっていることに気づいてショックを受けている方は本当に多いとお話しました。
がにまたとO脚を混同して考えてしまう方が多のですが、実はまったく違います。
O脚とがにまたの違いは・・・
- がにまた=ひざ小僧が外側に向いている
- O脚=ひざ小僧が内側に向いている
こういった違いがあります。
ちょっと分かりにくいと思うので、もう少し詳しく説明します。
お産で骨盤の靭帯が開くと、お尻が大きく見えるのですが、その一方で腰骨(腰椎)が開いているため
お尻側の骨盤が開くと、自然とひざ小僧は内側に向いてきます。
その状態で骨盤が開いているためひざ小僧はくっつけにくくなってしまうんです。
しかし、がにまたの方は腰骨や腰椎はすでに矯正されていて開いた状態ではありません。
ですが、大腿筋の筋肉(特に内側の速筋)が弱っているため、
ももの外側の遅筋に引っ張られる形でひざ小僧が外側に向いてしまうんですよ。
これが、がにまたとO脚の違いです。
がにまたは太ももの筋肉を鍛えることで治して行くのが基本になるため、
どうしても時間が掛かってしまいます。
そういう意味では、O脚の方が治しやすいと言えます。
お産で開いた骨盤を矯正できれば、自然と両脚の向きも揃って行って自然と治って行くんですよ。
なので、産後のがにまたとO脚の違いをご紹介したところで改めて『産後のがにまたの治し方』について見て行きたいと思います。
時間はO脚に比べると掛かってしまうかも知れませんが、
大腿筋(太ももの筋肉)を鍛えることがカギになっているので、
その分『ちゃんとやり切ると見た目のカッコよさで見返りが大きい』のが特徴です。
産後のがにまたの治し方
産後の『がにまたの矯正』で必要なのは『大腿筋』を鍛えることなのですが、
特に大切なのが通常のウォーキングやストレッチでは鍛えることができない筋肉です。
- 太もも内側の内転筋(ないてんきん)
- 太ももの後ろ側のハムストリングス
この二つの筋肉です。
太ももの前面にある筋肉は歩くときや立ち上がる時に重力に逆らう筋肉なので、
自然に鍛えられて行きます。
なので、内転筋とハムストリングスをどうやって鍛えるのかが、『産後のがにまたの治し方』でカギになるんですね。
スタイル良く、カッコよくあるいて行くデキるOLさん、うらやましいですよね。
産後は出産による影響で骨盤が開いて、歩くのも『がに股』になりがちです。
体型は崩れて、がにまたでお買い物。正直友人に指摘されて気がついた私はすごいショックでした。
歩き方が与えるイメージってすごく大きくて、きれいな姿勢で歩く女性はとてもカッコよく、まさに『デキるオンナ!』
そんな姿勢も、産後ダイエットを考え始めるころには多くのママさんが気がつくはず。
姿勢というのは女性のイメージの大きな部分を作るために、体型をもとに戻すと同時に、振る舞いや姿勢もカッコよくありたいものです。
この時期には最近の流行りでもある骨盤ベルトなどを購入して、
意識的に体型を元に戻そうとする方もおられますが、毎日の当たり前の行動を姿勢よく行うほうが
産後の体には効果があるって知っていました?
例えば、毎日赤ちゃんに授乳する時にどんな姿勢であげていますか?
お皿を洗う時に猫背になっていませんか?
そう、骨盤のゆがみとは、出産だけではなく、普段の生活姿勢が大きく左右させるのです。
まずは産後の授乳姿勢から、姿勢の矯正をはじめていきませんか?そうすることでがにまたなどもだんだんと治ってきます。
授乳姿勢は、ベッドによりかかる、クッションを置く椅子に深く座って背もたれによりかかるなど姿勢を維持できる工夫をしてみてください。
普段からの姿勢に勝る骨盤矯正はありません。
授乳で骨盤をゆがませるような事の無いようにすれば、少しずつ姿勢の矯正になって、骨盤も矯正されていきます。
背筋を伸ばした姿勢での授乳を心がけ、骨盤が歪まないように注意していれば、これからの体型戻しにも苦労なく取り組めるはずです。
産後の体力低下は誰もがおんなじです。できることからだんだんと取り組んでいくようにしていきましょうね。
がに股の原因が骨盤が開いているならおすすめしたいアイテム
ここまでで終わってしまうと歩き方を変えていきましょうね。だけだと少し突き放しすぎですよね。
安心してください。がに股が骨盤が開いている影響で起こっている方におすすめしたいアイテムはあるんです!!
産後に骨盤矯正をしていない方って実はすごく多いんですね。
雑誌などでも骨盤矯正の特集はよく見たと思いますが、産後は思っている以上に忙しく時間もなかなか取れません。
育児や家事を全部やろうと思っても疲れやすい体では効率よく毎日こなすのも大変です。
そんな忙しい方にもおすすめしたいのが骨盤ガードルです。
次のページに私が特集して、どんな骨盤ガードルがいいのか、なぜおすすめしているのかまで詳しく解説しているのでご覧ください。