ママのための子育て世帯臨時特例給付金
子育て世帯臨時特例給付金ってご存知でしょうか?
『毎月もらえる児童手当』とは別枠で、
『子育て世帯でお子さん1人につき1回だけもらえる特例の支援金』のことです。
2014年には、消費増税(5%⇒8%へ)があったため、お子さん1人につき1万円と設定されていました。
ですが、生まれたばかりの赤ちゃんを育てているママさんなら
『赤ちゃんの紙おむつさえ1円でも安いものを探してわざわざ遠いドラッグストアに自転車で買いに行く』という努力をされているママさんが多いはず。
これほどの努力をしているママには、とても重要なものなのですが、意外に知らない方もおられます。
出産したばかりでそんな外からの情報まだ届いてないよという方のためにどんなものなのか見てみましょう。
子育て世帯臨時特例給付金ってどんなの?
子育て世帯臨時特例給付金の目的は、消費税の増税に備えて2014年に当時は1万円に設定されていました。
当時、ニュース番組などで『自民党の“ばらまき”政策だ!』なんて批判されたりしていたのは覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
現在(2016年)では、消費税増税が中止されたこともあって『お子さん1人につき3,000円に減額』されています。
また、『子育てでもらえるお金』という大枠で見てみると、
お子さん1人につき10,000円~15,000円がもらえる“児童手当”とは別枠の給付金になります。
児童手当をご存じない方はおられないかも知れませんが、一応ご紹介させてください。
児童手当とは、次の条件で給付されます。
- 0~3歳までの乳幼児を育てていらっしゃるご家庭には15,000円が毎月支給。
- 3歳~小学校卒業までのお子さんの場合は10,000円が毎月支給。
- 中学入学~卒業(15歳)までのお子さんの場合は毎月15,000円が毎月支給。
ただし、世帯収入が年間で960万円以上のご家庭の場合はお子さん1人につき上限額が5,000円となっています。
この上記の児童手当とは、別枠で追加支給されるのが『子育て世帯臨時特例給付金』という制度です。
子育て世帯臨時特例給付金は、年収960万円以下のご家庭を対象に給付されます。
つまり、うちは児童手当をもらっているからもらえないわ・・・というものではないので、
申請を出して、しっかりともらえるものはもらいましょう!
特例給付金はどこでもらえるの?
お住まいの市町村の役場で、申請を出すことでもらうことができます。
申請を出さないともらえないもので、給付金は全額『国負担』というものです。
自治体財源ではないため、申請自体は各自治体の役場の窓口でたずねると教えてくれますよ。
申請はどうすれば良いの?
各自治体ごとに対応にバラつきがあるため、ここで一概にご紹介することはできませんが
2014年度の場合は、ご家庭に申請の案内が届く形で知らされて、その案内を持って役場に行って申請を行います。
申請を出した時に指定した銀行口座に『後日振り込まれる』という形で支給されます。
申請期限など、各自治体で対応に差があるため一番確実なのは、役場に電話をかけて直接問い合わせるのが良いでしょう。
2016年10月に予定されていた『消費増税が延期』になったことで、2017年については特例給付金が出るかどうかは分かりませんが、
少なくとも、確実に『もらえるものはきっちりもらったほうが良い』ということだけは言えますね。
消費税が上がる、上がらないの話が出ている現在、やはり家計はとても気になるもの。
子供が生まれたらなおさらママさんの負担は増えて行くし、
育児制度や社会保障に関してはしっかりと理解する必要もありますからね。
育休中の給付金も大きな変化がありました。
従来はお給料の50%が支払われていたんですが、
2014年4月以降育休開始から6か月間67%にまで支払額がアップしました。
そのうえ、子育て世帯臨時特例給付金も出てきました。
この給付金は申請しないともらえないものなので、知らなかったでは損をします。
子育て世帯臨時特例給付金とは、児童手当の対象になる子供さんひとりにつき、
1万円が支給されるまさに子育て世帯にとってはとてもありがたいものなんです。
初めて知った方はぜひ申請してくださいね!