記事内に広告を含む場合があります

母乳育児が産後ダイエットになる!?

かわいい笑顔の赤ちゃん

産後に母乳育児をされる方、母乳と粉ミルクと両方で赤ちゃんを育てられる方、いろいろな方がおられますね。

 

このページでは赤ちゃんから見たママの母乳の栄養や、授乳中のカロリーに関する内容などを特集しています。

母乳の栄養ってこんなに!?

よくママのおっぱいは栄養満点だからなるべくなら母乳で赤ちゃんを育てたほうがいいって話しよく聞きますよね。
実際は赤ちゃんがねだったタイミングで適量の母乳をだすって難しかったりするので、母乳を冷凍して保存されていたり、粉ミルクを利用されたりと様々に工夫されている方が多いんですね。

 

また最近は、粉ミルクも進化しているので昔のように粗悪品だとか、中国で見つかったような悪い商品も日本ではなく、栄養面でも母乳の成分に近く作られているとは思います。
でもまったく同じとはいきませんよね。当たり前ですよね。

 

母乳には、赤ちゃんがこれから大きくなっていくために必要な栄養素であるタンパク質、脂肪分、乳糖、ビタミン類、ミネラル、塩分、ホルモン、酵素などが多すぎず少なすぎず全部含まれているんです。

赤ちゃんの体の為のつくりになっている

赤ちゃんに必要な栄養分はもちろん、まだ消化器官の発達も未熟な赤ちゃんでも消化しやすいように消化吸収率も高く、母乳は赤ちゃんにとって必要不可欠なんですね。

 

それに善玉菌って聞いたことがありますよね。乳酸菌やビフィズス菌っていう形でヨーグルトなどにも入っています。
母乳にはあかちゃんの体内の善玉菌を増やす効果もあるんだそうです。
母乳は飲んだ後も赤ちゃんの体に負担をかけないようになっているんですね。

 

ママのおっぱいは赤ちゃんにとってとても吸収率がよいのです。

 

例えば栄養面で、鉄分にスポットを当ててみましょう。
ママのおっぱいはのなかに含まれている鉄分は牛乳より少し多いだけ。
それでも母乳中の鉄分の吸収率は、およそ50%くらい
それに比べてミルクに鉄分を加えてもたった4%しか吸収されないんだそうです。
ずいぶんと差がありますよね。

 

ママのおっぱいが粉ミルクと比較して消化、吸収がいいのは、発達中の赤ちゃんの消化器官などにぴったりあったように作られているからなんですよ。
まさに人間の神秘ですね。
動物などでも同じようなことが言えて、この点でなかなか養殖が成功しないなどといった点が、やはり神様のなせる技のように感じます。

 

また、同じ母乳でも個人差はあって未熟児を産んだお母さんの母乳と成熟児を産んだお母さんの母乳の成分は違うんです!!
未熟児で生まれた赤ちゃんは、タンパク質や電解質が不足ている状態で生まれてくることが多いらしく、未熟児を産んだママの母乳には、よりタンパク質や電解質が豊富なのだそうですよ。

 

母乳ってすごく奥が深く神秘的に感じますよね。ママはそんな母乳を赤ちゃんにあげるわけなので、しっかりと栄養をとって栄養満点の母乳を赤ちゃんに挙げてくださいね♪
間違ったダイエットで赤ちゃんの為の母乳にまで悪影響を及ぼさないようにね!

母乳育児のための栄養補給

母乳育児のための栄養補給は、妊娠中以上に栄養をしっかり摂ることが大切です。

 

母乳育児は、1日で通常の消費カロリー+600~700キロカロリーを消費すると言われていますが、
これは糖質のエネルギー量だけの話で
『赤ちゃんの成長に必要な栄養がどのくらい入っている“いい母乳”になっているのか』は計算に入っていない部分です。

  • 赤ちゃん自身の身体を作っていくためのタンパク質
  • タンパク質を適材適所で使うための細胞増殖の働きがある葉酸
  • 赤ちゃんの骨格の発育を順調にするためのカルシウム
  • いい母乳を作り続けるためのママの血液の質をあげるための鉄分

ここには、『赤ちゃんのためのという角度から見た母乳のための栄養補給』をみましたが、
実際に産後の授乳中の栄養補給はママの身体を守るためでもあるんです。

 

鉄分は、産後のママがなりやすい貧血を防ぐためでもありますし、
葉酸は赤ちゃんの身体づくりのためにも必要ですけど、産褥期のママの身体の回復にも必要です。
カルシウムは母乳を通じて赤ちゃんに与えてしまっている分、ママの身体のための分が不足しがちで、
それが続くと『骨粗しょう症』という骨がもろくなる病気になってしまいます。

 

このように、全部の栄養素がバランス良く補給できないと、赤ちゃんのためにもママのためにも良くないんですね。

母乳育児はダイエット?

母乳育児は相当なカロリー消費をするため、母乳育児をされている方は比較的やせやすいと言われています。

 

というのも、母乳育児を続けている方は、1日あたりおよそ600~700キロカロリーのエネルギーの消費をするからです。

 

この600~700キロカロリーというのは、この600~700キロカロリーを消費するためには通常1時間以上ジョギングしないと消費できないカロリー数だと言われているんです。

 

一般的な成人女性が1日に必要とする摂取カロリーの目安は1,800キロカロリーと言われているので、通常の消費カロリープラス600~700キロカロリーのエネルギー消費はとても大きいですね。

 

授乳中に適度なカロリーコントロールと有酸素運動を取り入れた方が比較的痩せやすいというのは、母乳育児による消費カロリーも大きく影響していると考えられます。

授乳中は普段よりも多くカロリーを摂取する必要がある

先ほど、成人女性のいちにちの摂取カロリーの目安が大体1,800キロカロリーと言われていますが、
授乳中の場合は、1日の摂取カロリーはプラス600~700キロカロリーになります。
つまり、授乳中は大体2,400~2,500キロカロリー摂取するのが好ましいということです。

 

こう見ると『授乳中って結構食べていいんだー。』と思ってしまうかもしれませんが通常に『プラス600~700キロカロリーは意外とあっという間』です。

 

例えばカレーライスで言うと、野菜カレー1杯350グラムで600キロカロリー位あると言われています。
そこにおかわりをした場合や、チーズをトッピングしたりカツを乗せたりすれば、たった一食で 1,000キロカロリー行ってしまうことも・・・

 

もちろん必要以上に摂取されたカロリーは、体に余分なお肉としてまとわりついてしまいます。
そうなると、必要以上の食欲は抑えて消費量以上のカロリーは摂取しないようにコントロールしたいところです。

 

次のページでは、産後ダイエットに有効な食事を抑えるためのポイントを詳しく紹介しています。
このポイントというのも、食事の際のちょっとした“いくつかのコツ”があるんです。

 

余分なカロリーを摂取しないためにも、必要以上の食欲を無理なく抑えていきたい。という方は必見です♪

 

産後に食欲を抑えるコツ特集!ダイエットしない痩せ方

TOPへ