授乳にまつわるトラブルはどうする?
初めての出産を経験されたままさんは、初めての赤ちゃんに対して接し方で困ってしまうこともたくさんあると思います。
それは決して恥ずかしいことではなくて、初めて経験することですからわからないことがあるのも当然です。
そんな初産のママさんで初めての赤ちゃんに対しての接し方の中で1番迷いや悩みわからない事が多いのが授乳です。
- 授乳の時の姿勢
- ちゃんと乳首を吸ってくれない
- 授乳させようとすると泣いてしまう
- ちょっとしか飲まない
- すぐにお腹を空かせてなく
- 授乳時間が長い
- 乳首が痛くなる
- 乳首が切れたり乳腺炎になる
このように、授乳に対する悩みというのは本当に尽きないものなんですね。
ここまで初産の方を対象とした話のように聞こえる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は赤ちゃんにも個人差があって上の子を授乳していた時と違う反応が出たりするとやっぱりママとしてはわからない事が出ると悩みの元にもなります。
そこでこのページでは「授乳のときのコツ」という部分にクローズアップをして詳しく見ていきたいと思います。
また、先程の目次のような悩み全てを1つずつ解説していくと情報量が多くなりすぎてわからなくなってしまうので、
ここでは授乳時のトラブルに対してママの側から出る悩みと赤ちゃん側からの悩みの大きく2つに分けてお話をしていきたいと思います。
母乳は赤ちゃんにとってどんな意味がある?
母乳は、赤ちゃんに必要な目に行物質や栄養がまんべんなく含まれている「乳幼児にとっての完全栄養食」と言われています。特に準備をしていなくても赤ちゃんが求めたらすぐに与えられるというのがメリット。
そしてここが1番大切な部分なのですが、赤ちゃんが泣くケースというのは、ママとの触れ合いを求めていることで泣いていることがかなり多いんです。
これはどういうことかというと、生まれてきたばかりの赤ちゃんが目にするもの耳にする音、匂い、周りの人間が話をしている声のトーンなど、
全てにおいて初めてでなれないことばかり…大人の私たちレベルから見ると「何という事は無い普通のこと」が、実は赤ちゃんにとってはものすごく不快な刺激になっている可能性もあるんです。
その時に赤ちゃんが必ず求めるのはママとの触れ合いです。それを解消してあげられる1番良い方法が注入なんです。
母乳育児の良さはママにとってもおっぱいを吸われるとホルモンの働きで子宮が収縮し、産後の体の回復が促されるという利点があります。
1回あたりの授乳の目安は両方のおっぱいを飲ませて10分から30分程度。
これを2時間から3時間おきに2時間から3時間後着を目安に授乳するというのが一般的な授乳の仕方になります。
数時間おきにこまめに授乳するというのは大変ですが母乳は赤ちゃんに座ることでよく出るようになります。
ですのでどんどん飲ませてあげてください。欲しがる限りはどんどん飲ませてあげてください。
また、ママの体の都合や、仕事の復帰などいろいろな理由で授乳を十分に行えない場合もありますが、それも特に気にする必要はありません。
もちろん赤ちゃんが欲しがる限りは飲ませてあげることができるのが1番理想的ではありますが、だからといって授乳を必ずしっかり行わなければいけないというわけでもないんです。
あまりにガチガチに考えすぎてしまうというのはママにとってもストレスになりますし、そのストレスは知らず知らずのうちに赤ちゃんにも伝染してしまいます。
そんなことにならないようにしっかりと悩みを解消しながら赤ちゃんと可能な限り向き合ってあげてくださいね。
授乳のトラブルはどんなものがあるの?
授乳の時のトラブルというのは冒頭でもお話ししましたがかなり多いんです。
その中でも代表的なものをいくつかピックアップしてみてみましょう。
母乳が10分出ていない気がする
1私の母乳はもしかしたら10分に出ていないんじゃないか…こんな風に悩むママさんはとても多いんです。
授乳時間がやけに長かったり、その反対に授乳時間が長かったり短かったりするのも、周囲のママさんと自分を比べてしまうと悩みの種になってしまいますね。
授乳時間が短ければ他のママと比べて母乳が十分に出ていないから末ないんじゃないか…悩んでしまう方もおられます。
ですがそういった悩み自体もストレスになってしまって帰って母乳の出を悪くしてしまう要因になります。
できるだけリラックスしたほうがよく母乳が出てくれるんです。なので、出来る限り体を休めて栄養や水分も十分に取りましょう。
それと、他のママと比べて・・・というのは良い考え方ではありませんよ。
おっぱいが張って痛い
おっぱいが張って痛いという方もたくさんあります。
これはやはり赤ちゃんになるべく飲ませるというのが最善策です。母乳の分泌が良すぎて乳房がパンパンに張って痛く感じることもあります。
またあまりにもパンパンに入っていてはなちゃんが加えた途端に体が良くなりすぎてしまうのも赤ちゃんがむせる元になってしまいます。
ですのでこんな時は「少しだけ搾乳してあげて」それか赤ちゃんに飲ませてあげましょう。
乳首の形が悪くて出にくそうなんですけど…
扁平が陥没乳頭だと、赤ちゃんがうまく吸えないこともあります。でも産んで間もない頃の方がおっぱいの張りが少なく、
皮膚が伸びやすいので赤ちゃんの月齢が低いうちになるべく吸わせるようにしましょう。少し搾乳すると咥え安くなることがありますよ。
また、授乳時にママが猫背になりすぎると、乳首が下に向きすぎてしまって赤ちゃんにとって飲みづらい位置になってしまう場合もあります。
授乳クッションを使ったり、できるだけ猫背にならなくてもいいような抱え方をして赤ちゃんが出やすい姿勢を整えてあげましょう。
乳首が切れた時はどうしたらいいの?
乳首を奥までしっかりと加えていれば切れにくくなります。加え方が浅くないかどうか見直してください。
それと赤ちゃんが加えることで切れて痛みが感じる状態だとしても、加え方を深く加えされたり少し搾乳してから飲ませると痛みが和らぐ場合もあります。
赤ちゃんがくわえていることで乳首の色が黒くなったり、またホルモンバランスの変化でまだあまり目がよく見えていない赤ちゃんでも、見つけやすくなっているのが乳首でもあります。
ただし、わずかな睡眠時間も乳房が痛かったりするとそれだけで睡眠の質が悪くなって母乳の出が悪くなってしまったりする場合もあります。
そういった場合は、保湿効果が高い完全無添加のクリームなどで保湿してあげましょう。
乳腺炎になってしまった。
乳腺炎は、母乳が出きらずにしこりができたというケースがそもそものきっかけでなってしまうことが多いんです。
この状態のことを「うつ乳」と言います。
また、赤ちゃん自身の姿勢を変えて縦抱きしたり横抱きをしたり何度も条件を変えて飲ませたりすると
いつもと違う方向から乳首を吸ってくれるため、溜まった母乳を吸ってもらうこともできますよ。
乳腺炎は炎症を起こしているので、発熱を起こしている場合は出来ません。
このような自覚症状が出ている場合は、赤ちゃんに吸わせずに産婦人科を受診しましょう。