産後のママにオメガ3が必要な理由
産後のママにとっては悩みはたくさんあります。
- 肌荒れ・乾燥
- 精神的な不安定
- 子育ての大変さによるストレス
これらの悩みを突き詰めて行くと、原因はいろいろな部分になります。
ですが、ママ自身の栄養摂取で出来ることもあります。
そのうちのひとつとして、最近注目されているのがω3(オメガ3)脂肪酸なんですよ。
このページでは、産後のママと赤ちゃんに不足がちなオメガ3が必要な理由や補い方、
赤ちゃんの授乳中やお世話、家事で忙しい毎日でも安心して使えるおすすめのサプリメントをご紹介します。
旦那さんや義実家、実家のお母さんなどのお手伝いも自分の思った通りでないと却ってストレスになったりもします。
なので、そもそもアテにしない!くらいの気持ちで過ごせるようにしちゃいましょう!
そのために手助けをしてくれるのが『オメガ3』なんですよ。
オメガ3ってなに?
最近話題になってきたオメガ3。サプリメントとしても売られていますね。
なんとなく名前は聞いたことがあるような無いような…それ何?って言われても、
ちゃんと答えられる人ってあんまりいないですよね。
オメガ3とは、α-リノレン酸ともいわれ、必須脂肪酸の一つです。
必須脂肪酸には
- オメガ3
- オメガ6
- オメガ9
という3種類がありますが、その中でもDHAやEPAなどの『α-リノレン酸』というオイルがオメガ3といわれているんです。
このα-リノレン酸であるDHAやEPAは青魚に含まれているというイメージがありませんか?
以前にDHAはイワシに多く含まれているという特集やCMがありましたよね。
DHAは頭がよくなったり、血液をサラサラにするとか、いろいろな効果あるっていうのはご存じの方も多いと思います。
必須脂肪酸とは、自分の体の中で作ることが出来ません。
つまり、食品などを通して外から摂取しなければならない油分という事ですね。
必須脂肪酸の働きは、粘膜・皮膚を強くし、細胞の機能を正してくれます。
要するに、食べて摂らなきゃいけない、体に良い油!ってことです。
なんとなーく、わかっていただけましたか?
では、人間の体に必要な必須脂肪酸であるオメガ3は、摂取すると体にどんな働きをするのでしょうか。
オメガ3の効果
体にいいって、実際何に良くどんな効果があるのでしょうか。
オメガ3はサラサラ血液にしてくれる効果があります。
サラサラ血液になると、血行が良くなり、代謝が上がり、脂肪燃焼や悪玉コレステロールの値も下げてくれる効果があります。
また、皮膚のたるみやしわ、肌荒れを改善・予防してくれます。
アレルギーも抑制してくれるので、一緒に免疫力アップも期待できます。
しかも、一見すると関係ないように思える精神的なストレスも和らげてくれることが最近の研究で分かり始めて来ているんですよ。
ほかにも効果はあるのでまとめてみましょう。
- LDLコレステロールを下げる働き
- 中性脂肪の低下
- 高血圧抑制効果
- 脂肪肝・脂質異常症・加齢黄斑変性の予防
- ダイエット効果
まとめていくとオメガ3は健康に必要なだけではなくダイエットにも効果があり
さらに不足しがちな栄養の一つというのは見逃せないものなんです。
オメガ3と産後ダイエットの効果
先ほどオメガ3は脂肪燃焼にも効果があるとお伝えしましたが、最初に言った通り、オメガ3は油です。
ダイエットに油なんて、それこそ天敵!と思う方も大勢いらっしゃると思いますが、実は間違い。
この油(脂肪酸)には2種類あります。
ダイエット中に避けた方がいのは飽和脂肪酸で、お肉や乳製品など、動物性のものに多く含まれています。
飽和脂肪酸は、体の中に入ると、油の溶ける温度が高いため、血液の中を通る時にドロドロ血液にしてしまったり、
脂肪の塊として蓄積されてしまいます。
それに対して、オメガ3が分類される不飽和脂肪酸は、青魚や植物油に多く含まれています。
こちらは油の溶ける温度が低いため、体温程度の温度で充分に溶けます。
身体に吸収されることで、油は油に溶けやすいという乳化の性質で血管内の壁にこびりついたコレステロールを溶かしてくれて流してくれます。
なので、産後のイライラの原因になりやすい高血圧も予防してくれるというわけなんですよ。
また、脂肪分も生きていく上で必要な栄養分ですので、全く摂らないというのはよくありません。
オメガ3は体内で作ることができないとお伝えしましたので、ダイエット中でも、積極的に摂取した方がいいものです。
ただし、オメガ3を摂取したから痩せる、ということはありません。
オメガ3は、血液の中のコレステロールや中性脂肪を下げ、サラサラ血液にし、血行、代謝を良くしてくれるのは事実です。
しかしながら、脂肪燃焼を促してくれる働きをするということで、分解した脂肪はエネルギーとして燃焼させなければ、痩せることにはなりません。
オメガ3をとり、分解した脂肪を燃焼するための適度な運動を心がけることで、脂肪を燃焼しやすい体にする、そしてダイエット成功に導いてくれるんですね。
適度な運動ってどのくらい?
オメガ3のダイエット効果のうち、この項目には運動面にも注目していきます。
先ほどの項目で説明した、この『適度な運動』というのがクセモノです。苦笑
結構な時間のウォーキングをしたりジョギングをしたり・・・というのが『適度な運動』と思ってしまいがちではないですか?
産後の子育て中に、何十分もウォーキングをしたりジョギングをしたりなんて時間が作れるワケないじゃん!と思ってしまう方がおられるのも無理はありません。
しかしながら、産後の赤ちゃんのお世話や授乳も相当なカロリー消費になるんですよ。
また、赤ちゃんを抱っこしてあやしている時に身体を捻る動きを加えたり、スクワットも加えるだけでウエストやヒップ引き締めてカロリー消費が出来ます。
このような『何気ないいつもの動き』に一工夫を加えるだけで『適度な運動』代わりが出来てしまうんですよ。
オメガ3はスキンケアにもぴったり?
オメガ3はスキンケアにも効果を発揮してくれます。
肌には欠かせないセラミドを作ってくれたり、肌の代謝をアップさせてくれるんですよ。
結果として、古くなった肌の細胞をどんどん新しいものへと変えてくれるので、肌荒れの改善だけでなく、予防もしてくれます。
このオメガ3のスキンケアの仕組みに関わっているのがセラミドです。
セラミドって、女性はなんとなく聞いたことがあると思いますが、実際のところよく知りませんよね。
セラミドとは、お肌の中の細胞の脂質の中で、一番保湿力の高い成分です。
アトピーの人は、このセラミドがうまく作ることが出来ないということがわかっています。
セラミドの質の悪さや量が少ないと、乾燥しやすくなったり、肌質が下がっていきます。
また、化粧水だけじゃお肌の水分は保てないの?と思いますが、肌には水をはじくという性質を持っています。
また、洗顔した後、化粧水の後に乳液やクリームでお肌に蓋をしますよね?
お肌の脂質には、潤いを逃がさないようにするという大切な働きがあります。
油分は蒸発しませんが、水分は蒸発します。
だから、肌の奥からうるおいがなくならないようにするために、油分でフタをするのが大切なんですけど、この役割を果たしてくれるのがセラミドとオメガ3なんですね。
オメガ3はたくさん摂取していいの?
これまで私はオメガ3を積極的に摂取しよう!とお話してきました。
ですが、気になるのは摂り過ぎは大丈夫なの?という点ではないでしょうか。
オメガ3脂肪酸は、1日あたり1,000mg以上は摂った方が良いとされています。
ですが、平均すると日本人は500~600mg程度しかオメガ3脂肪酸を摂ることが出来ていないと言われてます。
オメガ3を摂るのにいい食品
まずは青魚。イワシやブリ、カツオ、サバ、マグロなどです。
チアシード、くるみなどにもオメガ3脂肪酸は含まれているといわれています。
オメガ3は加熱に弱いので、生で食べることをお勧めします。
また、アマニ油にも多く入っていますので、カルパッチョのようにして、ポン酢とアマニ油を合わせて
カツオの上にかけてお野菜も一緒に食べる。健康的でとってもいいのでお試しください!
生魚はちょっと苦手な方にも、サラダのドレッシングにアマニ油を加えるのもよしです。
また、豆類や緑黄色野菜にも多く含まれます。なかでもくるみはとってもおススメ。
ちょっとお腹がすいたときにおやつのように手軽に食べられます。
オメガ3摂取におすすめなサプリメント
ぽっこりおなかなどのメタボ対策、認知症対策、お子さんの集中力アップ、血液サラサラなど様々な効果で注目を集めるオメガ3サプリ。
価格 |
1851円 |
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評価 |
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備考 |
産後のオメガ3のまとめ
最近ではお刺身などもあまり食べる機会がなかったり、生活の中で自然とオメガ3を摂取することから離れていたような気がしました。
毎日の食事にひと工夫で健康的な体を手に入れましょう!
なかなか食べ物だけで摂るのは難しいオメガ3ですけど、気分によってお魚から摂ったり、亜麻仁油やエゴマ油を使った料理を作ったりしましょう。
また、それが難しい場合には、サプリメントを利用するのも良いですね。
サプリメントはすぐには効果が出ないからこそ、継続しなくてはなりません。
続けやすい安さというのはありがたいですよね。