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産後の生理再開の原因をみていこう

出産が終わって子育てや家事など、ママになって忙しさで目が回る方も多い産後の時期。
この時期には、女性の生理がいつ再開するのか気になる方が多くおられます。

  1. 忙しいから、生理はまだきてほしくない。
  2. 早く次の子供を望みたいから、早く生理が再開しないかな・・・

いろんなタイプの考えがあると思います。

 

昔から出産が終わって次の生理は、産後8か月くらいで8割くらいの方が生理の再開を経験している方が多いんですね。
しかし、これは平均的な生理再開の時期で、中には産後2ヶ月くらいで再開したり、1年以上も再開しない方もおられるようです。
だからこそ、自分の生理はいつ始まるのかということに対して不安になってしまう方が多いんです。
現在はネット社会でもあるので、こういった情報は簡単に調べることができてしまいます。

 

私も初産の時は、私自身の場合はいつなのかという部分が不安だったという記憶もあります。
この生理が始まる要因については、いろいろあるのですが、一番大きなものが授乳によるものだと言われています。
産後の生理再開の原因をそれぞれ見ていきましょう。

 

生理再開はいつから?その兆候は?

一般的には母乳育児をしているママさんの場合、産後5か月~1年で生理再開することが多いようです。
粉ミルクで育てているママさんの場合は、産後2~4か月で排卵や生理が再開するケースが多くあるんだそうですよ。
ミルク育児は産後2週間くらいするとプロラクチンが下がり始めるのがその要因といわれています。
こういった生理再開の時期というのは個人差があるのですが、襲い方だと授乳を終えているのにかかわらず
出産が終わってから1年以上も生理がこないという方もおられます。
この原因として考えられるのは、ホルモンの異常やストレス、そのほかに何かしらの病気も可能性が出てくるので
授乳をやめて半年以上生理がこない場合は検診時でもいいので、ちゃんとお医者さんに相談するようにしてください。

 

では生理が再開するときの兆候みたいなものはないのでしょうか。
これも感じ方や症状に個人差があるのですがあくまで目安というようなものはあります。
徐々におりものが増えてきたとか、睡眠時間は足りているのにも関わらず眠いとか、だるさが尋常じゃないというような
症状が生理再開の兆候だと言われています。
できるのなら基礎体温を測って自分の生理周期を把握していくのがいいでしょう。

 

授乳による生理再開

妊娠中の妊婦さんは自分のホルモンバランスの乱れに振り回されることになっていたことでしょう。
しかし、産後もホルモンの影響はかかわってくるんです。
それが、授乳中にプロラクチンという名のホルモン。
このホルモンは排卵を抑制する働きがあるんです。

 

授乳期間に、このプロラクチンは分泌されやすいのですから、
授乳中というのは生理の再開を抑えられているということになるんです。
もちろん個人差はあるのですが、1日当たりの授乳回数が5回以上で、
夜間の授乳を行っているママさんは生理の再開が少ないという統計データもあるんです。

 

普通分娩と帝王切開での出産で生理再開は変わってくるの?

出産方法が違うと他人とは様々な物事が違うような気がするんだけど、
その中でも生理再開も変わってくるんじゃあ…。
そんそんな風に考える方もおられるみたいですが、
基本的には分娩方法が違うからといって生理の再開時期などが変わってkるとは考えられません。
もちろん帝王切開での出産の場合、普通分娩よりも
子宮の回復は遅れると言われていますよね。とはいえ、その違いはそれほど大きな差としては現れないんです。

 

夫婦の営みで生理再開は早くなるって本当?

中には夫婦の営みをすることで生理が早く来るという話を聞きませんか?
結論から言えば、この話は科学的根拠はなく、まだ解明されていないことなので真実かどうかは現段階では分からないとのことです。

 

この噂は性行為によって女性ホルモンが分泌され、刺激されたことにより生理が来るというもの。
なんか話だけ聞くとありそうに聞こえますよね。きっと今までも信じてしまった方も多いと思います。
出産のタイミングや産後の育児や家事でのママさんの忙しさで、夫婦の営みまで考えられないよという方も多いと思いますが、
パパさんはずっと我慢してきたからと、営みを迫る場合があります。
生理がまだ来ていないからといって避妊しないでいいという考えはしっかりと話し合って決めてくださいね。
営み自体は夫婦のコミュニケーションのひとつです。

 

ストレスが影響を与える生理の始まり

先ほどは、ホルモンの影響での話でしたが、ストレスというのも自律神経を狂わせて、ホルモンのバランスを乱す原因になっていきます。
育児ストレスや、環境が変わっていくことによるストレスは、ママになってから感じやすい状況になっているのですが、うまくそのストレスを対処できないと
ホルモンバランスを崩して生理の再開を遅らせたりする要因になってしまいます。

 

このように産後の生理再開はいろいろな要因によって個人差が出てくるのですが、ママさんの体型を戻すことも生理周期にかかわってくるので、
ダイエットなども無理なものを選んでさらなるストレスを呼ばないようにしていってくださいね。

 

生理再開によって母乳に与える影響は?

授乳中に生理が再開する場合もあるのですが、そういった場合母乳に対する影響はどのようなものがあるのでしょう。
生理再開後に母乳の味が悪くなるとか、量が減る、母乳に含まれる栄養の減少など様々なことが言われていますが、
それらは本当なのでしょうか。
これらの話をする際にはホルモンの存在が関わってきます。
味に関しては母乳が水分と血液から作られているため、そんなに変化はしないと思いますが、
中には授乳を嫌がるようになったという赤ちゃんもいるとか・・・。
母乳量が減るというのはあり得るんですよ。ホルモンの中でもプロラクチンは母乳に関係して、
このホルモンが減少することによって生理の再開が促進される可能性もあるんだそうです。
その際に生理で血液が多く使われることによって、母乳のための血液が多少減少するということがあるんです。
栄養に関しては生理再開との因果関係は報告されていません。
生理再開での栄養を悩むくらいならば、食生活の見直しやサプリメントを検討したほうがいいと思います。

 

生理再開してもいいはずなのに来ない…。病院に行くべき?

このページの冒頭で産後の生理再開は母乳育児をされている方の場合、およそ産後4カ月位で完全ミルクの方の場合はおよそ産後2ヶ月前後だと言われているという話がありましたね。
ですが、そうなると私もそろそろ生理が来てもいいはずなのになかなか来ない。
こうなった場合これが異常なのかどうか不安になってしまう方も少なくないはずです。

 

ですが中には、子供を出産してから1年ちょっとたっても生理が再開しない方もたくさんいらっしゃいます。
これはごく普通のことですので、この段階ではまだ心配する必要はありません。
ただ、極端に生理が再開が来ない場合は病院で診てもらった方が良い場合もあります。

どのくらいの期間生理の再開が遅れたら病院に行くべき

母乳、ミルクの方に限らず、出産後の生理の再開が出産1年半以上過ぎても来ない場合は病院に見てもらったほうがよさそうです。

 

また、母乳育児をされている方の場合卒乳してから3ヶ月間の間に
生理再開するのが一般的ですので、卒乳してから3ヶ月以上生理が来る気配がない場合は
お医者さんに診てもらった方が良いかもしれません。

 

生理の再開は体の回復と大きな関係があるのでダイエットなどは生理再開してから、
つまり体がしっかりと回復をした後で行うようにしましょう。

 

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