産後の老化防止|避けたい・摂りたい食事特集!
出産を終えると、女性は完全にお母さんになる方もおられ、きれいな女性のままの方もおられます。
芸能人と比べちゃいけないかも知れませんが、
安室奈美恵さんなんて40過ぎで、お子さんがおられるのが想像できません(笑)
産後という時期は、出産に向けて準備をしてきた体を元に戻すタイミングでもあります。
そのため妊娠中以上に体が変化しやすい状態になっているんですよ。
そのために、朝に鏡を見た時に自分自身で『老けたなぁ・・・』と感じる方も多いんです。
ただし、ひとことで『老化』と言ってもいろいろなものがあります。
- 肌の老化
- 髪の毛の老化
- 体力の低下
- なんとなく全体の雰囲気
最後の4つめはなんとも漠然としていて厄介な老化なのですが、
実は、この部分が一番大切でほとんどの方が自分自身に対して不満を持っているところではないでしょうか。
こういった自分自身の“老化現象”を食い止めて、尚且つ若返らせることができるってご存じですか?
このページでは、こんな産後の老化現象を食い止めるための食事と生活習慣について
産後1年以内の子育て中のママの老化現象について一緒に見て行きたいと思います。
まずは、子育て中に老化を早めてしまう避けたい食べものから見て行きましょう。
産後子育て中に老化を早める食材
産後の子育て中に摂り過ぎてしまうと老化に早めてしまう注意が必要な栄養素があります。
子育て中に老化を早めてしまう食べものというのがあるんです。
それは糖質と脂質です。
もちろん、糖質と脂質はダイエットやアンチエイジングの大敵というのはご存じの方も多いと思います。
ただし、すべての糖質や脂質がダメというわけではなくて、摂って良い糖質や脂質もあるんです。
まずは、そのあたりをはっきりとさせましょう。
できるだけ避けたい食べものを挙げて行きますので、これからの毎日の生活でちょっと工夫してみてください。
精製されたお砂糖類
精製されたお砂糖というのは、例えばパンケーキのシロップやパウダーシュガーなどがあげられます。
これらは、ブドウ糖や果糖という糖質分子が2個~3個くっついたもので、まとめて糖類と呼ばれるもので、
まずは身体の中で酵素と善玉菌で分解されてからでないとエネルギーとして使うことができません。
3つ以上に糖分子がくっついたものはオリゴ糖と呼ばれていて、大豆由来のイソマルトオリゴ糖や
テンサイ由来のテンサイ糖とも呼ばれるキシロオリゴ糖などが含まれます。
これらは腸内細菌の善玉菌のエサになって善玉菌を元気づけてくれるなどの効果があることはご存じの方も多いと思います。
ここでご紹介した中で前者の『まとめて糖類』と呼ばれています。
また、その後に登場したオリゴ糖のように善玉菌を元気づける働きなどもなく、ただ身体に蓄積されて行ってしまいます。
そのため、お菓子や菓子パンなどに使われていることが多く、カロリーも高めなので、できれば控えたいところです。
動物性の脂質
動物性の脂質でも、特に悪玉コレステロールになるものは老化を早めてしまいます。
過酸化脂質やトランス脂肪酸と呼ばれる脂質は、もともとは身体の中では作れないものです。
過酸化脂質とは、もともとは体に良いとされている不飽和脂肪酸のオメガ3、オメガ6脂肪酸が
加熱されたり、直射日光を浴びたり、塩分と混じったりすることで生成されてしまう油分です。
特にサラダ油などは過酸化脂質になりやすい油分ですので、注意して避けたいところです。
それに対して、青魚や赤身のお魚に含まれているDHAやEPAなどは『不飽和脂肪酸』と呼ばれる脂質は積極的に摂りたい脂質です。
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸という名前でご存じの方もいらっしゃると思います。
ですが、過酸化脂質やトランス脂肪酸と呼ばれる油分は、出来る限り避けるべき脂質になるんですね。
過酸化脂質やトランス脂肪酸が身体に良くないということは分かって
不飽和脂肪酸の一種で、血中の中性脂肪やコレステロールの量の調節を助ける効果があったり、エネルギー源になったりしてくれます。
しかし、摂取しすぎると老化を早めたり、肥満につながったりするので注意が必要なのも事実です。
現代の食生活では、こういった老化を早めるような食材はおおく食べられる傾向にあるので、適量がちょうどいいのですが、
普段の食事ではとりすぎるので、食材をより健康面でも気を付けることが老化防止の食事へと変えるメリットとなりえます。
産後の老化防止に役立つ食事
産後の老化防止に役立つ食事は、先ほどご紹介した精製された糖類や動物性の酸化した脂質です。
その一方で、老化防止に役立つ食事が酸化しにくい食事の素材が、
不飽和脂肪酸のドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸(DHAやEPA)などのオメガ3、オメガ6脂肪酸です。
ココナッツオイルや最近話題になっているMCTオイル(中鎖脂肪酸油)は、血管の老化を改善しつつ、血液をさらさらにする働きも期待できます。
さらに嬉しい効果として血管の中に血栓としてこびりついているプラークを浮かせて落としやすくする働きもあり、身体全体を若返らせてくれますよ♪
イワシ、サバ、アジ、なたね油、えごま油、ココナッツオイルなどが身体に良いシス型の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいる食材です。
青魚に関しては旬の時期などもあるので、年間平均して食べるのは難しいかも知れませんが、なたね油やえごま油、ココナッツオイルなどは年間平均して手に入れられる油と言えます。
またこれらのオイルは夕方以降の夜8時までの時間帯に摂取すると吸収率が上がると言われています。
これらの食材や調理原料を使った食事を食べるのは、身体への吸収時間を考えると夜8時頃までに摂ると良いでしょう。
というのは、わたし達人間の身体には『体内酵素が働く時間割り』とも言える吸収効率が良い時間帯があり、
それが、夜8時(20時)~朝4時までの8時間が吸収と体内での変換、代謝の時間とされているからです。
老化を早める避けたい食材のまとめ
マーガリンやショートニングなどが使われたケーキ、フライドポテトなどは、トランス脂肪酸を含んでおり、これらも摂取量を気にしたいところです。
また、白米やパン類、砂糖なども血糖値が上がりやすく、その上昇度合いも高いので、ここも気を付けたいところですね。
これらの精製された糖類は、頭皮や肌の糖化を招く『AGEs=最終糖化物』となって血液の流れを阻害してしまいます。
肌のくすみの原因が『糖化』と呼ばれる現象であることはご存じの方もおられると思いますが、
産後の場合は抜け毛や薄毛に悩まされる方も多く、ヘアケア・スカルプケアにとっても邪魔な存在になります。
そして、インスタント食品やファーストフードなどに多い、食品添加物の多いもの。
これらも老化を早める食品として、アンチエイジングの大敵ともいえます。
ですが、これらの食材が使われている食べものってなかなかやめられないですよね。
もちろんファースト・フードやインスタント食品、レトルト食品などは産後の子育て中にはとても便利ですよね。
授乳中や離乳食を食べ始めたばかりの赤ちゃんに食べさせることはできませんが、
自分の食事ならできるだけ手早く済ませたいですもんね・・・
そのような忙しい毎日では、なかなか難しいかも知れませんが、赤ちゃんと一緒に遊んだり、
体調次第ですがベビーカーに乗せてお出掛けしたり、積極的に身体を動かすようにしたいところです。
また、もし赤ちゃんを預けられるご家族がいるなら月1回でも良いので、できる限り身体を動かすために
ちょっと『遠距離ウォーキング』などをしてみると言うのも良い運動法になります。
2時間自由時間をもらってスマホの地図を片手に普段は車でしか通らないような道を歩いてみるというのも相当な運動量になります。
それに、ストレス発散にもなるので試してみてはいかがでしょうか。
また、ファーストフードやインスタント食品などを多く食べるような食生活に偏っているという自覚がある場合は
毎日の生活の中でできる限り水分を多めに摂ってデトックスがしやすい身体にしたいものです。
そして運動は、月1回しか機会がなかった場合でも、急激なジョギングなどの運動をするのではなく
息切れをしないような有酸素運動を心がけると食生活の中で溜まってしまった老廃物を出し切ってしまうこともできて老化防止に役立ちます。
理想的な食生活を送るというのが一番良いのですが、なかなか難しいのも事実です。
自分を追い詰めないようにしながら、身体を老化させないようにできる範囲で頑張るというのが良いと思います。