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産後の冷え性は食べ物でコントロール可能!その秘密を暴露

妊娠中は、ホルモンバランスの変化の影響で暑がりになる方も多く
お腹が冷えると赤ちゃんの影響も心配なので、冷え取りや
身体を温めるなどの対策を積極的に行っていたママも多いのではないでしょうか。

 

ですが、お産を終えてからは自分自身の身体のことよりも『赤ちゃんの方が大切』になってしまって
『自分の身体は二の次』になってしまうママが多いんです。

 

ただ、妊娠中の頃のように、体が冷えることで赤ちゃんに対する明らかな危険性が少なく、
赤ちゃんのお世話も忙しいため、自分が我慢するしかない・・・ということになってしまう方も多いんです。

 

しかしながら、産後の冷えはママの身体のお産のダメージからの回復を遅れさせてしまったり
母乳の質が下がるなどの実害も出てしまいます。

 

このように、なんとかしなければならない産後の冷え症なのですが、
子育てが忙しい最中なので、普段の食生活や時間が掛からない方法の冷え症対策を特集して行きます。

 

目次

  • 産後の冷え性にはどんな食べ物が良いの?
  • 産後の冷え性に良くない食べ物
  • 産後は体が冷えやすい!3つの原因とは
  • 食べ物以外でも産後の冷え性対策を行おう!
  • 産後の冷え症対策に食べたいもののまとめ

 

産後の冷え性にはどんな食べ物が良いの?

それではまず初めに、産後の冷え性に効果的な食べ物は、どのような食べ物なのかについてみていきたいと思います。

 

なお、具体的な食べ物の名前をあげていくとキリがありません。

 

どのようなタイプの食べ物が産後の冷え性に良いのかについてみていきたいと思います。

 

消化に良い食べ物

私たち人間は、食べたものを消化するために、多くの血液が必要となります。

 

つまり、消化に悪い食べ物ばかりを食べてしまうと、
それだけ消化するのに多くの血液が必要となるため、たくさんの血液が内蔵に集まります。

 

そうなると、内臓部分とは遠い位置にある手や足に血液が不足しやすいため、
それが冷え性の原因となってしまいます。

 

逆を言うと、消化に良い食べ物を意識して食べることにより、
そのような血液の動きが最小限に抑えられるため、冷え性の対策にとても効果的なんです。

 

消化に良い食べ物と言えば、肉類ではなく野菜などが該当します。

 

また、野菜の中でも、白系の葉物野菜は身体を冷やしやすい(レタス、白菜など)ため
根菜類でもジャガイモやネギなど温野菜を油を使わない調理法で食べるようにすると良いですよ。

体を温める食べ物

これは直接的な冷え性改善の効果が期待できます。

 

体を温めてくれる食べ物と言えば、一般的に言われているのが、寒い地方で取れる食べ物。冬が旬の食べ物です。

 

冬が旬の食べ物と言えば、野菜で言えば大根、さつまいも、果物で言えばリンゴやみかんなどが挙げられます。

 

例えば、みかんにはヘスペリジンというポリフェノールが含まれており、血流を活性化させて身体を温めてくれます。

 

このように、冬が旬の食べ物は寒さに負けない成分が特徴なんですね。

脂っこくないさっぱりした食べ物

脂っこくない食べものを意図的に食べることも冷え取りには大切になってきます。

 

脂っこいものばかりを食べていると、血液中のコレステロール値が高くなって行くためです。

 

そのような状態は血液がドロドロの状態を意味しており、血液の流れが悪くなり、
体が温まりにくい状態となってしまうため、できるだけさっぱりとした食べもので、
血液循環を妨げないような食事を意識していきましょう。

 

そうなるとやはりここでも、野菜や果物がメインとなってきます。

 

どうしても肉を食べたいならば、さっぱりとしたお肉で蒸し鶏、鶏のささみなどが良いでしょう。

 

・・・これらを見てきて共通するのが、血液の循環を意識した食事をとることです。

 

カイロを体につけたり、厚着をしたりするのももちろん有効な手段ですが、
根本的な冷え性対策としては、上記のような食事を意識することで、
体の内側から体が温かくなる仕組みを作っていくことがポイントになります♪

 

また、指先やつま先の冷えがつらい方は、手首や足首を冷水で冷やしてみてください。

 

人間の基礎代謝による体温維持機能が働いて、指先やつま先が温かくなりますよ。

産後の冷え性に良くない食べ物

今度は逆に、産後の冷え性に良くない、むしろ悪化させてしまうような食べ物について紹介していきたいと思います。

 

脂っこい食べ物

先程の内容と似ているのですが、脂っこい食べ物(揚げ物など)ばかりを食べていると、どうしても血液がドロドロになってしまいます。

 

血液循環が悪くなってしまうため、体が冷えやすくなってしまいます。

甘い食べ物

甘い食べ物も先程の脂っこい食べ物の内容と似ており、血液をドロドロの状態にする働きがあります。

 

血液がドロドロの状態がなぜ冷え性に良くないのかは、先ほど説明した通りです。

冷たい食べ物

冷たい食べ物をとりすぎてしまうと、内臓が冷えてしまうきっかけとなります。

 

血流が悪くなると身体が冷えるのと同じで、内臓が冷えると血液循環が悪くなる原因となります。

 

また、産後のママの悩みでもっとも多い便秘の原因になります。

 

なので、食べ過ぎで痩せられないと思う方も多いのですが、内臓の冷えで食べたものがうまく消化吸収できず
便秘になってしまって、しかも身体が栄養不足なので、お腹が空くという悪循環に入ってしまっている方も多いんです。

 

ここまで見てきてわかるように、血液循環が悪い状況というのは、体を冷えやすくしてしまうため、体が冷えてしまうような食べ物はできるだけ控えましょう。

塩分の多い食べ物

塩辛く塩分の多い食べ物は、塩分の過剰摂取による『むくみ』につながります。

 

むくみが出てしまうのは、摂り過ぎた塩分と身体の水分が結びついて排出しにくくなってしまうからです。

 

なぜ『むくみが冷えの原因になってしまうのか』というと、むくみで膨れ上がってしまった細胞間液が
筋肉の間を通っている血管を圧迫してしまうためです。

 

この『むくみの改善』には、カリウムを摂るのが効果的です。

 

そうなると、ここまで見てきたとおりに血流が阻害されると、身体が冷えてしまうんですね。

 

冷え性によくない食べ物を見ても、やはりポイントとなるのは血液循環のようです。

 

産後は体が冷えやすい!3つの原因とは

私はもともと冷え性体質じゃなかったのに、出産をしてから体が冷え性になったような気がする。

 

という方は実はとても多いんです。

 

それでは、なぜ産後に体が冷えやすくなってしまうのかについて見ていきましょう。

 

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れが自律神経系に悪影響を与えています。

 

産後のホルモンバランスの乱れの対処には、エストロゲン様物質の大豆イソフラボン摂取が効果的です。

 

産後の生理再開によるダイエットや体調不良の解消などにも効果が期待できますよ。

 

例えば、豆乳をコップ1杯分毎日飲んだり、お豆腐を半丁食べるなどが良いですよ。

 

自律神経が乱れてしまうと、体が持っている体温維持機能を低下させてしまいます。

 

そうなると、体が上手に体温を維持できなくなってしまうため、体が冷えやすくなってしまうんです。

 

低体温症になってしまうと、子育てだけではなく、その後の健康自体に影響してしまう事態になります。

筋力の低下

妊娠中は、長い間積極的に運動することなく、とにかく安静にすることを意識していた方が多いのではないでしょうか?

 

それは確かに大切なことなのですが、あまりにも運動しなさすぎると、筋力が低下してしまい、筋肉による発熱機能が十分に機能しないため、体が温まりにくい状態になってしまうんです。

 

母乳を作るための血液不足

母乳の原料は、お母さんの血液です。

 

なので、貧血にならないように意識していかないと、授乳中は貧血になる方がとても多いんです。

  • ビタミンB12と葉酸の摂取
  • 鉄分も積極的に摂ろう

産後の授乳中の貧血による冷え症対策は、前述の2つのポイントになります。

 

このような状態は、体内の栄養がうまく消化されずに、体が冷えやすい状態だといえます。

 

このように、産後の体の状態はどうしても体が冷えやすい仕組みになっています。

 

だからこそ、生活の中で体を温めていくような仕組みを取り入れていくことがポイントになってきます。

 

その手段の1つとして、先ほど紹介したような体を温めやすい食べ物を食べること。体を冷やしやすい食べ物は避けること。などのポイントを意識していくことが大切になってきます。

 

食べ物以外でも産後の冷え性対策を!

ここまで一緒に見てきたように、産後はどうしても体が冷えやすい状態であるため、食物によって上手にコントロールしていく必要があります。

 

それもそうなのですが、それ以外にも産後の冷え性に効果的な方法はあるので、
同時にそれらの方法も取り入れられるとより一層効果を実感できるかと思います。

 

これから、産後の冷え性対策のちょっとしたポイントを2つ紹介したいと思います。

 

靴下を履く

特に夏場になると話でいる方が多いと思いますが、裸足の状態は足が冷える原因となります。

 

一時的には、手首や足首を冷やすのも良い対策なのですが、やはりできる限り温めておいた方が血流は良くなります。

 

足全体を温めるという事は、冷え性対策にもつながるため、夏場でもできるだけ足首まである靴下を履くようにしてください。

 

足湯を行う

特に産後1ヵ月間は湯船につかることができずに、シャワーのみとなってしまうと思います。

 

ですが、シャワーだけだとどうしても体を芯から温めることができません。
特に冬場に湯船につかれないのは辛いと思います。

 

そんな時は足だけでもお湯につけるということを試してみてください。

 

足だけでもじっくりとお湯につかるだけで、下半身の血液循環改善が期待できます。

 

産後ママの冷え症対策のまとめ

このページでは、産後の冷え性を改善していくための方法を紹介してきました。

 

  • 食べものによる栄養とミネラルによる改善
  • 足湯や靴下の活用などの生活習慣からの改善

 

確かに産後は、どうしても体が冷えやすいというのは仕方がありません。

 

ですが、このページで紹介したような食べ物による産後の冷え性改善方法を実践していくことで、体の冷え性は最小限に抑えることができます。

 

また、そうすることによって、病気になりにくい体作りや、痩せやすい体質につながっていきます。

 

そのような意味合いでも冷え性改善はするに越した事は無いので、自分のできることから始めてみましょう♪

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