デリケートゾーンの黒ずみは産後に自然に治るってウソ?
出産してからデリケートゾーンが黒ずんでいることに焦りや不安がある方も少なくないと思います。
実際にこのような悩みを抱えている方はとても多く、
デリケートな部分だからこそ対処方法にも慎重さが求められるため、
どうしたら良いのか分からずに困っている方も中にはいらっしゃるかと思います。
そこでこのページでは、産後のデリケートゾーンの黒ずみが自然治癒で治らなかった場合どんな改善方法を取り入れたら良いのかについてみていきたいと思います。
黒ずみは自然治癒でどこまで改善される?
後ほど詳しく見ていきますが、産後にデリケートゾーンが黒ずんでしまう理由は妊娠期の出産への準備が関係しています。
そのような理由から出来上がった黒ずみは、産後にホルモンバランスが安定してくることでだんだんと改善されると言われています。
これが黒ずみの自然治癒の流れなのですが、こういった体の変化の中で完全にデリケートゾーンの黒ずみが元に戻る形はごくわずかだと言われており、ほとんどの方がちょっとだけ黒ずみが残ってしまうことが多いようです。
だからこそ、正しいケアを行って少し残ってしまった黒ずみをしっかりと元に戻してあげる必要があるんです。
残ったデリケートゾーンの黒ずみの対処の仕方
産後の自然治癒で完璧に改善されなかった黒ずみに対しては、
- 乳液やクリームを塗る
- ターンオーバーを促進する
これら2つが改善のために必要なポイントです。
乳液やクリームを塗る
デリケートゾーンを清潔にした上でビタミンCなどが配合された美白クリームなどをデリケートゾーンに塗るのが効果的です。
特にビタミンCが配合されたクリームを塗るのがオススメです。
そうすることによって黒ずみの原因であるメラニン色素を抑える効果が期待できます。
また、外から塗るだけではなくレモンなどの果物からビタミンCを摂取することも、体の内側から陰部の黒ずみやアプローチができるため効果的です。
ターンオーバーを正常化する
タイムオーバーは肌の新陳代謝のことです。私たちの皮膚はある程度の期間でターンオーバーによって新しく生まれ変わります。
つまり、この肌の新陳代謝が正常に行われることで効率よくごく自然にデリケートゾーンの黒ずみを改善することが可能になるんです。
なお、肌のターンオーバーを促進する方法とネットで検索するとさまざまな情報が載っていますが、正しくはターンオーバーを促進するというのは間違いだと言われています。
実際のところはターンオーバーをスピードアップさせることができなく、鈍った状態を正常化して通常通りの動きに戻す。
というのが正解のようです。
また、ターンオーバーを促進する方法としてピーリングなどが有名ですが、あれは促進するものではなくただ単に正常化するというものなんです。
ターンオーバー正常化のためにできること
肌の新陳代謝を促すためには、シンプルに言うと、健康的で人間らしい本来の生活を過ごすことが大切だと言われています。
そのためには、
- バランスの良い食事
- 充分な睡眠
- 適度な運動
などが挙げられます。
適度な運動
適度な運動については、赤ちゃんを抱っこしたりして家事を行っていく中でも意外と効果があります。
特に授乳期であれば、授乳自体も運動になるんですよ。
授乳をすることで1日600キロカロリーを消費するとも言われています。
つまり、特に母乳育児をされている方であれば普通に生活しているだけでもある程度の運動はできているということになりますので、やることといえば肩こりなどの体の不調を感じる場合に体をほぐすような簡単なストレッチなどを行うことです。
また、もし時間的余裕がるようならウォーキングなどを取り入れることも全体の健康維持にとても効果的です。
ウォーキングには直接的な新陳代謝アップ効果も期待されていますので、正常なターンオーバーを促したいのであればオススメです。
充分な睡眠
睡眠に関しては、お肌のゴールデンタイムを守ることが基本です。
これは有名な話ですがお肌のゴールデンタイムは夜の10時から深夜2時までと言われています。
この時間帯は成長ホルモンの分泌つが活発になりますので、この時間に熟睡していることが正常なターンオーバーに効果的だと言われています。
ただ、授乳中のママさんであれば特に睡眠不足が慢性化しやすいかと思います。
夜寝るのが厳しいのであれば、日中でもできるだけ睡眠時間を確保できるときには寝ることを心がけるのも大切です。
バランスの良い食事
産後も引き続きバランスの良い食事を意識することが重要だと言われていますので、多くの方がクリアできているポイントだと思います。
しかし、日常の忙しさなどから自分自身への栄養バランスを軽視されがちでもあり、そういった状況だと肌のターンオーバーに必要な栄養素を充分に補給することも厳しくなってきます。
お肌の為だけでなく赤ちゃんの為にもバランスの良い食事は重要ですが、その中でも特にターンオーバーの正常化を意識するのであればビタミンを豊富に摂取することがお勧めです。
野菜や果物を幅広くバランスよく摂取していきたいところです。
産後のデリケートゾーンに黒ずみができる仕組み
産後のデリケートゾーンに黒ずみができてしまう理由は、女性ホルモンによるメラニン色素の発生が関係しています。
女性の体は妊娠するとホルモンバランスが大きく変化します。その変化によってメラニン色素がたくさん作られてしまいます。
このメラニン色素の沈着が黒ずみです。
このメラニン色素の沈着は、妊娠中に必要な変化ではあるのですが、これがきっかけで産後に黒ずみとして悩みを作り出してしまうことになります。
また、メラニン色素は、妊娠中のホルモンバランスの変化以外でも発生するきっかけがあります。
それはカミソリを使って皮膚を傷つけてしまった時です。
カミソリでムダ毛処理をした際に、目で見えるような傷がなかったとしても、実際には目に見えないような細かい傷がたくさんできているんです。
もともとメラニン色素は肌を守るために作られるものですので、こまめにカミソリによる傷ができていると、どうしてもそこに黒ずみができてしまうと言われています。
そのため妊娠期にカミソリでムダ毛処理を行っていたという方は、自らデリケートゾーンが黒ずんでしまうきっかけをダブルで作ってしまっていたということになります。
デリケートゾーンの黒ずみの理由
デリケートゾーンに限らず、黒ずみが肌に発生してしまう理由ですが、先ほどお伝えしたように皮膚を守るという理由があります。
紫外線を浴びるとメラニン色素が発生してシミ等ができてしまうのは有名な話ですよね。
しかしながら、デリケートゾーンの黒ずみは紫外線ではなく、妊娠中のホルモンバランスの変化による肌の防御反応と下着の締め付けが主な理由として考えられます。
妊娠中は、お腹の赤ちゃんの成長と月数が進めば、それにつれてお腹や下半身、腰回りがサイズアップして行きますよね。
その変化についていけるように、下着を買い替えたり、伸縮性のある柔らかい素材の下着を着用することで黒ずみを軽減することができると言われています。
ですが、出産後には旦那さまとの仲良しの時にコンプレックスになる方も多いんです。
そこで、産後にスキンケアと並行して簡単に黒ずみ改善ケアができるデリケートゾーンの黒ずみケア専用のクリームがあります。
デリケートゾーンの黒ずみケア専用クリームって?
デリケートゾーンの黒ずみの改善方法にクリームを使われるかと思いますが、そのクリームも何を使うかが大切です。
市販のシミケアクリームや、ニベアのようなシンプルな保湿ケアもあれば、デリケートゾーン専用のクリームまでさまざまあります。
ただ保湿ケアをするだけであれば、市販のものでも充分なのですが、
黒ずんでしまったデリケートゾーンの美白効果を感じるまでにはかなり時間がかかってしまうと言われています。
そのため、デリケートゾーンにも使える肌に優しい成分で作られているデリケートゾーンの黒ずみ専用のクリームを使うことをお勧めします。
特に先輩ママの間で評判が良いのは『イビサクリーム』というアイテムです。
イビサクリームは、厚生労働省から美白有効成分として認められている、トラネキサム酸が配合されていることから効果を実感している方が多く
その上、もともとデリケートゾーンのために作られているものですから、当然お肌安心な無添加の成分や原料で作られているんですよ。
安全性や美白効果が市販のものよりも高いことから、イビサクリームのような陰部専用のクリームを使うことをお勧めします。
産後のデリケートゾーン黒ずみケアのまとめ
それではここまでの内容を簡単にまとめてみたいと思います。
- 産後の黒ずみは自然治癒では完全に改善されないことが多い
- 残ってしまった黒ずみはターンオーバーの正常化を促すのがポイント
- 陰部の黒ずみは女性ホルモンの影響とカミソリによる影響がほとんど
- 肌の黒ずみはもともと肌を守るためにできてしまっているもの
- ターンオーバーの正常化を促す際は陰部専用のトラネキサム酸が含まれているものがおすすめ
産後の自然治癒でデリケートゾーンの黒ずみが完全に改善されなかったとしても、ターンオーバーの正常化を徹底することでより効果的に肌の美白を取り戻すことが可能になります。