授乳期間に痩せられない理由と対策
産後ダイエットの効果の出やすい期間というのは、出産が終わった6か月間の間で、授乳中が痩せやすいとも言われていますよね。
『産後は授乳することによって痩せていくんだよ。』と紹介されている情報もあるくらいなのですよね。
それでも、赤ちゃんに授乳しているのに全然痩せないという方もおられます。
一般に言われていることと反しているような感じもしますが、その痩せられない原因や理由があるはず。
このページではそういった方に向けて特集を組んでみようと思っています。
産後の授乳中に痩せられない理由
産後の授乳中に痩せられないと悩んでおられる方もおられます。
その理由は大きく分けて3つあります。
- 身体が充分に回復していない
- 骨盤の歪みがある
- 摂取カロリーが消費カロリーを上回っている
このような3つの理由が考えられます。
ですが、これらの理由がすべて絡み合っている方もおられますし、
どれか1つだけという方もおられます。
その中で、自分がどの部分に属しているのか、どんな状態にあるのかを
見極めないと正しい対策が出来ませんよね。
これらの3つの理由について見分け方、そして時期や対策まで見て行きたいと思います。
授乳中に痩せられない理由|見分け方
先ほど、授乳中に痩せられない理由を大きく3つに分けてご紹介しました。
先ほどの段落で体が充分に回復していないことや骨盤の歪み、消費と摂取のカロリーバランスの乱れなどがありましたね。
これらの原因の中で、何が自分に当てはまっているのかの見分け方は次のような症状で現れます。
- お産の直後の“身体のだるさ”をまだ感じる
- 腰痛や背中の痛み、首筋の痛みを感じる
- とにかくお腹が空いて我慢できない!
(産後に身体が充分に回復していない)
(骨盤がゆがんでいる)
(摂取カロリーが消費カロリーを上回っている)
こういった症状のそれぞれについて詳しく対策と時期を見て行きましょう。
身体が充分に回復していない
『産後の肥立ち』や『床上げ』という言葉は聞いたことがありませんか?
この産後の肥立ちや床上げという時期は
『ママが子育ての最低限の授乳と赤ちゃんの抱っこ以外は何もしてはいけない時期』なんです。
実は、お産という『女性しかできない大仕事』は『交通事故の方がまだマシ』という助産師さんもいるくらい
大きなダメージがあるものなんです。
妊娠中に赤ちゃんが育って行くのにつれて子宮が大きくなって行きますよね。
お腹もぐんと大きくなって行くのですが、お産が終わると急激にもとに戻ろうとします。
また、妊娠中の胎盤の排出などの後産(あとざん)や悪露(おろ)の排出もあります。
こういったいろいろな要素を経て少しずつ子宮の大きさが元のサイズに戻ろうとします。
この時期のことを産褥期(さんじょくき)といいます。
産褥期は、おおよそ6週間~8週間と言われていますが、
多くのママは産後1ヵ月も経たないうちに家事復帰をする方が多いんです。
もちろん、お産の重さにも個人差があるため、とても順調に産褥期が終わる方もおられます。
そのため身体が充分に回復していない方は、実はたくさんおられます。
子宮の戻りやホルモンバランスの変化が妊娠前の状態に戻るまで、最低でも8週間はかかると言われています。
約2ヵ月間にあたりますが、この間は出来る限り
『赤ちゃんに授乳で栄養をしっかり渡してあげる事と自分の身体の回復を最優先にする』
この点を意識してすごしてください。
骨盤の歪みがある
骨盤の歪みは、赤ちゃんを産むために産道や子宮口を開かせるためには必要なものですよね。
ですが、産後の子宮の戻りや骨盤矯正は出来る限り素早く対処することが大切です。
理由は、先ほどのリラキシンやプロラクチンの分泌量が多い間に、しっかり矯正してしまわないと、
骨盤の歪みが残った状態になると内臓の高さも落ちた状態になってしまうからです。
産後2ヵ月を過ぎても、リラキシンなどのホルモンは多少ながら分泌されていますが、
やはり、効率良く骨盤矯正を行うには産後2ヵ月が勝負と言えます。
え!2ヵ月過ぎても骨盤矯正が出来る?ヒロミ監修のVアップシェイプリフト
摂取カロリーが消費カロリーを超えている
こちらは、赤ちゃんにあげる母乳の質を良くしよう。
また、量を多くしようとするために食べ過ぎてしまうことが原因という方が多いですね。
赤ちゃんの健康な成長を願うのは当然ですので、こうなってしまったとしても仕方のない部分もあります。
ですが、母子健康手帳に赤ちゃんの成長曲線も記載されている範囲を超えるような場合は、
母乳をあげ過ぎかも知れません。その場合はあまり与え過ぎないようにすることも考えるべきです。
赤ちゃんが肥満傾向になってしまうと、それも良くないからです。
また、一般的に授乳中に必要な摂取カロリーは、
平均すると成人女性の1800~2000キロカロリー+600~800キロカロリーと言われています。
600~800キロカロリーというと『野菜たっぷりのカレーライス1杯分』くらいに当たります。
もし、通常の食事+カレーライス1杯分よりもたくさん食べているかも・・・という方は自分が食べたものをチェックしてみてください。
また、炭水化物だらけ、甘いものや塩っ辛いお菓子やケーキなどをたくさん食べているという方も注意が必要です。
そういったお菓子やジャンクフードには、必要な栄養素が含まれていない割には、無駄に高カロリーだからです。
お菓子やジャンクフードの食べ過ぎをなかったことにしてくれる菌活ドリンク
授乳中のダイエットがいい理由
産後ダイエットにはまず、出産することでママの体はホルモンバランスがもとに戻っていない状況にあるので
まずはホルモンバランスを整えたり、体力を回復させることが優先です。
産後すぐ1か月~2か月弱という時期に関しては、赤ちゃんが飲む母乳の量も少なく、授乳間隔も短く、赤ちゃんによっては30分毎に授乳しないといけない場合もあります。
また、お産のダメージや妊娠中に変化したホルモンバランスの変化、子宮の戻りなど、
体も徐々に元に戻ろうとしている状態なので、この時期に痩せなくてはと焦る必要はありませんよ。
特に出産直後の初乳には赤ちゃんに免疫力を授ける役割があるので、
無理にダイエットしようと焦って断食や厳しい食事制限などはおすすめできません。
よく産後の女性ホルモンの乱れによって抜け毛で悩む方も多くおられますが、
ダイエットに関してもホルモンバランスの乱れによる影響はあるんですね。
特に腰周りに言えることですが、体型を元に戻すために骨盤を強制したり、
骨盤が開くことで内臓が下に落ちている状態を回復させていき、体も痩せやすい状態を徐々に作り出すのです。
無理なダイエットをしていると母乳が出なくなったり、栄養が偏ってしまうと母乳の栄養も不足してしまいます。
産後ダイエットには最適なものがあって、痩せられない理由がある場合は
無理して痩せられない原因を無視するようなことをするのはダイエットの効果を実感できず、
却ってストレスを抱える事になってしまいます。
その目安が、出産後2か月を経過した頃からと言われてるんですよ。
つまり授乳中にダイエットを始めたほうがいいといわれる理由はこういったところから来るものなのです。
ママの体の準備が整ってから授乳中に痩せられるということにつながるんです。
へたに痩せなくてはまずいと思うとストレスが別の痩せられない原因にもなるので、無理のないダイエットをしていきましょう。
授乳中の食べ過ぎをリセットするジュースクレンズ
妊娠中はおなかの中の赤ちゃんのために摂取する栄養を気にかけていたと思いますが、
産後はママの体を回復させたり、母乳のための栄養という面でも注意しなくてはならないんです。
先ほど授乳中にダイエットを始めたほうがいい理由を説明しましたが
痩せたいからといって食事制限などしてしまっては栄養が偏ったりします。
ダイエットの方法で過剰な食事制限は自分の体もせっかく生まれた赤ちゃんにも悪影響なんです。
痩せるということだけではなく、母乳の品質を上げるためにも食事はとても重要なので
悪影響のないダイエットを行うことをしっかりと考えていってくださいね!
このサイトのトップページでは、そういった産後という時期に最適なダイエットドリンクやサプリメントを紹介しています。
さらに、こちらのページでは、赤ちゃんのためにしっかり栄養を摂りながら、
身体を内側から磨く事が出来るジュースクレンズをご紹介しているので、もし良かったらご覧下さいね♪