母乳で赤ちゃんの殺菌力や免疫力を上げる

『母乳の質が良いと赤ちゃんが元気に育つ』こんな風に言われてもそんなの当たり前じゃんって思いますよね。
でも、産後の子育て中のママには母乳の質を下げてしまいかねない身体の不調がたくさん起こるんです。

 

『産後の授乳期の便秘』もそんなうちのひとつです。

 

このページでは、ママの母乳が持っている殺菌力や免疫力が赤ちゃんにとってどれだけ大事なものか。
そんな母乳の免疫力を上げるためにママができることを一緒に見て行きたいと思います。

 

母乳は赤ちゃんにとって予防接種?

分娩室で産声を上げたばかりの赤ちゃんにとって『ママが与えるおっぱい』というのは『最初の予防接種』とも呼ばれているそうです。
そのくらい母乳は大事で赤ちゃんからしたら大事な栄養補給源でもあるんですね。

 

『初乳』は飲ませないといけないと、昔はよく言われていました。出産してから2~3日の間にでる母乳を初乳というのだそうです。

 

母乳の殺菌力と免疫力アップの重要性

 

初乳は出産してすぐのころのおっぱいなので量的にはわずかなものですよね。
中にはまだ母乳が体からでないという方すらおられます。

 

でもその初乳の中には免疫物質をたくさん含んでいます。ただ単に栄養があるだけではなく、
生まれたばかりの赤ちゃんを守る成分すらふくんでいるということです。

 

初乳中の免疫物質は、赤ちゃんの口から入り、胃や腸の粘膜に広がります。
胎盤を通じて赤ちゃんに運ばれていていた免疫物質とは、全く別のはたらきをする物質なんです。

 

人間の神秘の部分でもありますよね。

 

口から入り胃や腸の粘膜に広がった免疫物質は、
細菌やウイルス、またアレルゲンとなるタンパク質の侵入を防いでくれます。
赤ちゃんの腸の中で鉄分と結びつき、鉄分の吸収をよくしてくれたり、
その結果大腸菌の繁殖を抑えてくれたり善玉菌の活躍を
補佐してくれたりと、ほんとうに多くの働きがあるようです。

 

赤ちゃんにとっての、おっぱい、母乳は飲み物や食事などといった
目的以上のものがあるので、お母さんとしてはその栄養や成分などが
壊れないように気を付けてあげたいところです。

 

赤ちゃんにとっての母乳の免疫力とは

赤ちゃんは妊婦さんの体から生まれてくるとき、母体に守られている状態から急に空気のある地上に生まれます。

 

お腹の中でママの胎盤を通じて免疫をもらっているのですが、生まれたばかりの赤ちゃんにとっては外気にはウイルスや細菌、病原菌など
様々な敵がたくさんある世界に飛び出してくるんですね。

 

だからこそ母乳の中に含まれている免疫グロブリンという物質が赤ちゃんをそれらの外的などから守るために非常に重要になるんです。

免疫グロブリンってなに?

免疫グロブリンとは、ひとことで言うと『抗体』です。
ママのお腹の中にいた時点で胎盤からもらうものと、生まれた後に母乳からもらうものの2種類があります。

  • 胎盤移行型免疫グロブリンG
胎児でいる期間中に胎盤からもらえる免疫システム

(ふうしん、水ぼうそう、はしかなどのウィルス型の感染症に有効な免疫だそうです)

  • 分泌型免疫グロブリンA
母乳で赤ちゃんの与えられる免疫システム

(特に赤ちゃんの消化器系の病気予防に有効なんだそうです)

このように赤ちゃんに与えられる免疫は、胎児でいる間に
備わるものと母乳で生まれてからママが母乳で与えるものに分けることができます。
この2つの免疫の中でも、特にママの母乳から与えられる
『後天的な免疫』の力を上げるためにママが妊娠中からできることを一緒に考えて行きたいと思います。

 

母乳というものは、赤ちゃんに栄養をあげるだけではなく、
ママが赤ちゃんを守るために免疫力をアップさせるという働きを持つのでとても大事なんです。

 

母乳の免疫効果をアップさせるために

では、赤ちゃんの免疫に重要な母乳、その免疫機能をアップさせるようなことってどういったものがあるのでしょうか。

  • 時間だけではなく質のいい睡眠
  • タバコ・コーヒーに注意!
  • 腸内フローラを整える
  • シャワーだけではなく湯船につかる

こういったものが妊婦さんの免疫機能を上げるためには必要になり、その状態だと母乳の殺菌力もアップすると考えられています。
妊娠中にタバコやコーヒーがダメと言われているのは、妊婦さんの体への影響もそうなのですが、ママのお腹で育っている赤ちゃんと、
出産後の母乳への影響の両方が原因になっているためなんですね。

 

ただし、これらの4つの要素の中で、生活習慣や食事の改善だけでは難しいものがあります。
それが『ママ自身の腸内フローラを整える』ということなんです。

 

ママの便秘は母乳の免疫力を下げる!?

先ほど、母乳の免疫力を上げるために要素の中にママ自身が腸内フローラを整えるという項目もありましたよね。
これは、腸内フローラを善玉菌優位な状況を作るのが大切になってくるんです。

 

ですが、妊娠後期(28週目以降)になると骨盤が開くホルモン(リラキシン)の分泌で子宮が下がって内臓の位置も下がって行き
大きくなった子宮に圧迫されて、妊婦さんの便秘が問題になってきます。

 

こんな状態に負けないようにするには乳酸菌やビフィズス菌を摂ることで善玉菌の勢力が悪玉菌に負けないように強くすることができるんです。
また、乳酸菌やビフィズス菌を摂るようにしても、そのエネルギー源のオリゴ糖も同時に摂る必要があります。

 

 

 

母乳の免疫力UPで赤ちゃんの便秘も予防!

産後のママが母乳の免疫力をあげることで、赤ちゃんの便秘も予防できます。
このページの中ほどの『赤ちゃんに授ける免疫グロブリン』の部分でもご紹介した通り、母乳には赤ちゃんの消化器官や腸の病気を防ぐ力があります。
これは、赤ちゃんの便秘を防ぐことも含まれています。

 

赤ちゃんが便秘になると、母乳を飲む量も減ってしまいます。
便秘になると、お腹に膨満感があって食事がおいしく感じられなくなってしまいますよね。
これは、赤ちゃんもまったく同じで、ママのおっぱいをおいしく飲めなくなってしまいます。
そうならないようにするためには・・・

  • ママ自身が便秘にならないようにする
  • 母乳の質や味も良くなる
  • 赤ちゃんがたくさん母乳を飲むようになる
  • 母乳から授かった免疫グロブリンで赤ちゃん自身の便秘予防になる

赤ちゃんが便秘にならないということは、ママと一緒に早起きして一生懸命遊んだり、
ママに甘えたりすることで昼間にエネルギーをいっぱい使って夜になると自然と眠くなって寝る。
もちろん夜泣きなんてしません。

 

夜泣きも赤ちゃんの身体自体に気持ち良く眠ることができない問題があることの表れなんです。
お腹が苦しかったりすると、おっぱいをしっかり飲むことができませんし、すぐに疲れて昼間にお昼寝もたくさん必要になります。
結果的に夜になってもちゃんと眠れないですし、朝にママと一緒に起きて・・・という毎日の生活もちゃんと送れなくなります。

 

赤ちゃんが夜泣きすると、ママも眠れなくなりますし、パパも翌日の仕事に差し支えます。
確かに『赤ちゃんは泣くのが仕事』ですが、みんなが寝ている時間には一緒に眠れるような環境にしてあげないといけませんね。
ママのおっぱいをたくさん飲めるよな元気な赤ちゃんだと、子育ても楽しくなりますよ♪

 

赤ちゃんの幸せはママの幸せでもあり、ママが幸せで笑顔で赤ちゃんに接することができるからこそ
赤ちゃんも幸せを感じて、安心して甘えたりおっぱいをいっぱい飲めるようになるんです。
そのためには、ママが健康であることが一番大切でそこが崩れてしまうと、赤ちゃんも元気になれなくなってしまうんですね。

 

やはり人間って本当によくできています。動物とかでもそうですが、神様が作り出したまさに神秘ともいえるギフトいうものを感じてしまいますよね♪
大事な赤ちゃんをしっかり愛してあげてくださいね。

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