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産後に身体がだるい!育児疲れ?改善のコツ特集

産後すぐの身体のだるさや疲れに悩んでいませんか?
その症状は実は本人が考えている以上に深刻な問題の入り口かもしれません。
妊娠前や妊娠中は身体がだるくなる事はあってもここまでひどくなる事はなかったのに…
そんなことを考えてしまって自分自身の身体調管理が甘いんだと自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、産後すぐの生後1年以内の赤ちゃんの育児をされているママの身体は、
本人で思っている以上に妊娠中のホルモンバランスの変化がまだ落ち着いていないことや、
お産のダメージによって身体力を減らしています。

 

そのような状態で待ったなしの育児と家事を行わなければならないわけですから、
身体がだるくなったり、疲れが取れなかったり、風邪をひきやすいといったようなママがおられるのも当然なんです。

 

とは言え、このように産後の身体調不良の原因が自分に非がないことがわかったとしても、
やはり赤ちゃんから見れば本当の意味で頼りになるのはママだけ。
そこでこのページでは、産後半年以内の産褥期も含めた身体のだるさや身体調不良の対策で
無理なく出来る事をを中心にご紹介していきたいと思います。

 

産後のママの身体のだるさや身体調不良の原因からまずは見ていきましょう。

 

産後ママの身体のだるさ身体調不良の原因

このページの先ほど冒頭でもご紹介した通り、産後すぐのママの身体のだるさや身体調不良は
ホルモンバランスの変化がまだ完全に回復しきっていないことや待ったなしですぐに始まってしまう慣れない子育ての影響によるストレス、
そしてお産による身体のダメージがまだ身体に残っている事などが主な原因です。

 

このような理由から産後すぐのママの身体は本人が思っている以上に深いダメージを負っているものと考えられるんです。

 

身体のだるさや身体調不良の対策ですぐにできること

産後すぐの授乳育児中に感じる、疲れやすさやだるいという悩みに対しては、まずは身体をできるだけゆっくり休める事から始めましょう。
とはいっても、生後半年以内の赤ちゃんは昼夜を問わず、数時間寝てはすぐにお腹がすいておっぱいやミルクを欲しがるといったような生活リズムを毎日繰り返します。

 

そのような状態でできるだけ身体を休めると言われてもなかなか難しい部分がありますよね。
ですので、可能な限り家事負担を旦那様にお願いして、赤ちゃんが少しでも寝る様子が見えた時はママも一緒にお休みしましょう。

 

また、母乳育児をされている方の場合、授乳そのものが身体の中で
栄養素をもとに血流から母乳を作って赤ちゃんに与えるというプロセス自身体が非常にエネルギーを要するものです。

 

基本的に、赤ちゃんが離乳食を食べ始める半年過ぎの頃から一年前後までの頃に
母乳育児の授乳中のママが1日で必要としているカロリーは、
通常の成人女性のカロリーに比べて600~800キロカロリー+と言われています。
そのため、産後ダイエットも難しくはなるのですが、この時期にできるだけ
タンパク質やビタミン、ミネラルといったものが豊富に摂れる食事を心がけましょう。

 

また、妊娠中を通して必要性が高かった葉酸も
産後の母乳育児中には、妊娠中ほどではありませんが約340から350ug(マイクログラム)が必要と言われています。

 

葉酸はビタミンB群の1つであり、その他のビタミンB12やビタミンB1、
ビタミンB2などの栄養素とともにママの身体を回復させるために重要な役割を担っています。
ですので、くれぐれもビタミンB群と身体のダメージを和らげながら血流を活性化させてくれる
ファイトケミカルと呼ばれる抗酸化物質などのミネラルを積極的に摂るようにしましょう。
もちろん、サプリメントを使ってこれらの栄養素を補うというのもとても良い方法の1つですよ。

 

また、初産のママの場合、慣れない子育て右も左もわからないことだらけになって
それがストレスにつながることが非常に多いんです。
地元のコミュニティーの中で産後育児中のママ同士の中で相談できる相手を見つけたり、
自分よりちょっと早くそれらを経験した先輩ママに相談することで気分が晴れることもあるかもしれません。

 

また、もし実家が近いという事なら、お母さんやお父さんなど
赤ちゃんを安心して預けることができる身近な存在にできるだけ頼れるような状況を作っておくということも大切です。

 

なぜここまでこの対策を強調するかというと、実はこの気分が晴れるというのはとても大切な要素なんです。
産後の育児中のママが感じるストレスやうつうつとした気分のストレスは、
産後うつや育児ノイローゼといった最悪のケースにつながってしまうこともあり得るからです。

 

仮に身体のだるさや疲れなどが原因で赤ちゃんの泣き声にうまく反応できなかったり、
旦那さんに怒られたとしても決して自分自身を責めてはいけません。
その場合は旦那様にも子育ての当事者意識の欠如という重大な欠点がある証拠ですので、
あなたが『いま大変な状況であることや指示待ちではなく、家事や育児に積極参加して欲しいと思っていること』などすべて正直に打ち明けて話し合うことが大切です。

 

産後ママの身体のだるさを改善する栄養補給

ちょっと対策の部分の話が長引いてしまいましたが、ここでは実効性のある身体のだるさや
身体調不良に対しての栄養補給の角度からもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

 

先ほども触れた通り、実は産後ママの身体のだるさや身体調不良を緩和するための
取りたい栄養素としてはビタミンB群が最も重要になってきます。
葉酸も含むビタミンB群は、特にビタミンB1では食べたものの糖質や資質をエネルギーに変える働きを担っています。
そして生理再開なども含めたホルモンバランスによって乱れた自律神経の回復も含めてビタミンB6の摂取はとても大切です。

 

こうした要素を考えてみると最適な食材があるんです。それは『ニンニク』なんです。
ニンニクは100gあたりの可食部に含まれる栄養素のバランスが良く、
ビタミンB群が非常に豊富に摂れる事で有名な食材なんです。
チアミンやリボフラビン、ナイアシンといったビタミンB群の
ビタミンB1 B2、B3、B5といった栄養素を偏りなく摂取することができるほかにも、
ビタミンB9と呼ばれる葉酸、そして葉酸との共同作業で、
ママの身体の回復に大切な血液を作る役割を果たすビタミンB12など、
産後の回復を最優先にしなければならないママの身体の中で足りていない栄養素とも言えるのがビタミンB群なんです。
ですのでこれらの栄養素をバランスよくとることができるニンニクがお勧めなんですね。

 

もちろんビタミンB群が取れるからといって毎日のようにニンニクをモリモリ食べるとなると
臭いが気になるといった悩みも出てきますよね。
ですので、こういった場合はビタミンB群を摂取できるニンニクの栄養素を凝縮したサプリがおすすめです。

 

ちなみに産後すぐのママにとって悩みの1つでもある抜け毛や生理再開に対しても
ビタミンB群を進んで摂取することは回復や悩み軽減、緩和といったものにつながりますよ。

 

産後ママの身体のだるさ身体調不良対策のまとめ

産後すぐのママの身体調不良や身体のだるさというのは、このページでもここまで見てきた通り
妊娠中に起こったホルモンバランスの変化やお産による身体のダメージが回復しきっていないことなど、
身体側の要素や慣れない子育て。数時間おきに頻繁にミルクやおっぱいを飲んでは眠ることが大好きな赤ちゃんの
生活リズムに合わせた休む形をしなければならないことなど様々な要因が絡み合って非常に深い悩みといえます。

 

ですので、繰り返しになってしまいますが、くれぐれも旦那様と喧嘩をしたからといって凹んだり、
自分自身を責めたりといった事はなさらないようにしてくださいね。

 

そして、できるだけ慣れない子育てに対して悩みを抱えてしまったときは、
それを相談できる相手を持つことやご飯の用意や洗い物、お風呂の支度、
洗濯やお掃除といった家事負担を極力減らすために旦那さんに頼りつつ、
旦那さんがやってくれたことに対して完璧を求めず形の上でも構わないので
『ありがとう』と言ってあげてください。

 

きっと女性特有の細やかな気配りで家事を完璧に推し進めていくママからするとパパさんの家事は心許なかったり
頼りなかったり、まだまだ足りないところはたくさん目につくと思います。

 

ですが、そこをあえて完璧を求めないことで旦那さんとうまくやっていくともできると思います。

 

もちろん必要最低限の事やどうしてもこれだけはやってほしいことなどは旦那さんと相談した上で
ちゃんと『このようにやってね』といった具身体的な指示を与えてあげるようにしましょう。

 

そして悩みを1人で抱えないで、赤ちゃんが眠っているときは、自分も一緒に寝るぐらいのつもりで
積極的にしっかりと休養を取るようにしてください。
もちろん生まれたばかりの赤ちゃんはママだけが本当の意味での頼りになりますから、
その赤ちゃんのために「私が頑張らなきゃ!」と思ってしまう気持ちは無理もないですしごく自然なことです。

 

ですが、先ほど旦那さんの価値に対して完璧を求めないと言ったことと同じように
自分自身に対してもあまり完璧を求めすぎないようにしましょう。
今現在、小学5年生の子供を育てている私のちょっとだけ先輩ママとしての意見を言わせていただくと、
ちょっと乱暴に聞こえるかもしれませんが、赤ちゃんに関しては『泣く元気があるうちは多少放置しても平気』です。
まして2人目、3人目と子育てを並行して行っているママさんなら、今やっていること自体が赤ちゃんの将来にとっても、
自分自身の人生にとってもかけがえのない財産でもあります。

 

できる限り細切れでも仕方がないので休息をしっかりとって子育てを楽しめるような
環境作りを旦那様と相談して作っていきましょう。
大変なことや自分自身の身体調がすぐれない事も隠さず自分自身で1人で抱えて頑張らず
何でも旦那さんと相談して楽しみながら育児を行う事ができれば、
それ自身体が幸せにつながると言えるのではないでしょうか。
生意気なことを言って申し訳ありませんが、くれぐれも無理をしないように自分自身を追い詰めないようにほどほどに頑張ってくださいね。

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