産後の運動ダイエットの停滞期を乗り超えるコツ
産後の産褥期を終えて体の回復が少しずつ進んできたら、
いよいよ妊娠前と同じように運動を取り入れたダイエットが行えるようになってきます。
このタイミングで、赤ちゃんの頻繁な授乳間隔も少しずつ長くなり始めるため、
ちょっと落ち着いた時間の隙間をみては、赤ちゃんを抱っこしながらウォーキングなどの運動を実践してダイエットに役立てるという方もいるかと思います。
ですが、ウォーキングなどの運動ダイエットにも必ず停滞期がやってきます。
そこでこのページでは、産後のダイエットをウォーキングで行っているという方に、
停滞期がやってきたときの乗り越え方対処法をご紹介していきたいと思います。
運動ダイエットにも停滞期ってあるの?
ウォーキングを始めとする運動ダイエットにも必ず停滞期があります。
この運動ダイエットによる停滞期はウォーキングに限ったことでは無いのですが、
基本的に運動によって負荷に体が慣れ始まった時が運動ダイエットの停滞期が訪れる理由です。
最初は「ちょっときついかなぁ…」と思っていた運動でも、少しずつ慣れてくれば、
その負荷に対応する筋肉がつき始めるため、運動によるダイエット効果が薄まってきます。
もちろん基礎代謝は筋肉が若干ながらでもついたことによって上がっているはずですので、
間違いなく1日の消費カロリーは何もしない状態でもわかっているといえます。
ですがそれでは、自分が思っていたような効果ではないと感じ始めるとそれがストレスになってしまうため、
この停滞期をできるだけ乗り越えるようにしなければいけません。
ただし、産後の育児中や授乳中は時間が限られていますから運動のために時間を割くことが難しいですよね。
これは1番最初に運動ダイエットを始めた時にも感じたことだと思いますが、
このストレスが実は産後の運動ダイエットの効果を鈍らせてしまう停滞期を呼び寄せる原因にもなります。
ですので、産後の運動ダイエット中に停滞期を迎えているなぁと感じた時は、大きく分けて次の3つのことを意識してみてください。
- 環境を変える
- ストレスを発散する
- 運動の種類を変える
できるだけ産後の育児中でも無理がかかって赤ちゃんの子育てに影響しないようにウォーキングを選んだかと思いますが、
それでも停滞期が訪れて、効果が現れていないと感じれば、
やはり運動の種類を変えたり、環境変えたり、そして運動ダイエットで必ず問題になるストレスをどのようにして解消するかという問題も出てきます。
ウォーキングの場合は、環境を変えるというのは、コースを変えるということになるかと思います。
コースを変えることによってその中に上り坂が含まれていたり下り坂が含まれていたり、いろいろな要素が出てくるかと思います。
こういったことも負荷が増えたり、減ったりすることが気分転換になります。
この気分転換自体が、産後のウォーキングを始めとした運動ダイエットによる停滞期を解消するためのコツになるんですね。
また、運動自体で言えば、このようなコースを変えたり環境を変えたりといったことが停滞期を脱出するカギになりますが、それと同時に忘れてはならないのが食事です。
運動で消費したカロリーの分を食事で補ってしまうと、その分だけ太りやすくなってしまいますから、
やはりできるだけ運動による消費カロリーが効率が良くなるような栄養素(基礎代謝を高める栄養)をとりながら
できるだけ無駄なカロリーを取らないように注意したいところです。
そのためには、野菜中心の食生活を行いながら、体を動かすエネルギー源になる糖質自体を控えることが大切です。
例えば主食のご飯も白米から雑穀米や玄米に切り替える等の工夫が大切になってきます。
そうすることで栄養をしっかりとりながら糖質を完全にシャットダウンしてしまうのではなく、
必要な栄養素が取れる量を多くして糖質よりも上回るようにすることで燃焼と分解の効率を上げてあげるんです。
そうすることで運動ダイエットによる体を引き締める効果が倍増していきますよ。