産後に生理中のようにむくみが出る仕組み

産後はホルモンバランスの変動が激しく、様々な心と体の悩みに苦しむ方がたくさんいらっしゃいます。むしろ何もトラブルがないと言う形の方が珍しいのかもしれません。このページではその中でも産後のむくみについて特集しています。
そもそもむくみの原因は生理前の時期に増加するプロゲステロンと言う女性ホルモンが関わっており、産後はプロゲステロンの分泌量が減少していくため、基本的には生理中のようなむくみは産後には起こらないはずなのですが、産後にはまた別の原因からむくみに悩む女性がとても多いんです。

 

 

このページでは身体がむくんでしまう原因と、それをどのように解消したら良いのか、解消する際に気をつけたいことなどをまとめています。

 

 

目次

 

  • 生理中のむくみの仕組み
  • 産後は生理中のむくみとは少し仕組みが違う
  • 産後のむくみの解消法
  • 産後のむくみを解消する際に気をつけたいこと
  • まとめ

 

ではまず初めに、生理中のむくみの仕組みについて見ていきます。

 

生理中のむくみの仕組み

 

女性の体は生理の影響を受けて様々な症状に悩むものです。その症状や度合いは人それぞれなのですが、特に生理中は身体がむくんでしまうことに悩む方が多いようです。

 

 

そもそもむくみと言うのは、皮膚の下に水が溜まっている状態を示します。身体がむくんでいるであろう部分を指などで強くをしてみて、その押したところが元に戻らないような場合はその部分はむくんでいる証拠です。

 

 

では生理中に身体がむくんでしまう仕組みですが、まず私たち女性の体は生理前になるとプロゲステロンと言う女性ホルモンが多く分泌されます。プロゲステロンは、妊娠に備えて体に水分をためると言う働きを持ちます。その働きによって、不要な水分まで溜め込んでしまいます。それが影響して生理中までむくみを引きずってしまいます。また生理中と言うのは女性ホルモンの分泌が少なくなるため、体温が下がってしまいます。結構が悪くなって代謝も悪くなり、様々な要因からむくみやすい状態になってしまいます。

 

産後は生理中のむくみとは少し仕組みが違う

 

妊娠中も産後も、むくみの仕組みは基本的には似ているのですが、産後の場合は産後ならではの原因もあるようです。

 

 

では産後のむくみの原因について見ていきましょう。

 

体内の水分のバランスの乱れ

 

妊娠中は、用水や赤ちゃんに栄養を与えるといった理由から、血液の量が通常の1.5倍ほどに増える仕組みになっています。それが産後になると、体に排泄されるため、体内の水分が急激に失われることになります。そうなるとこの現象に体がついていけず水分のバランスが崩れます。その時、体は防衛本能を発揮し、体に水分を溜め込もうとします。その結果その働きが必要以上に水分を体に溜め込んでしまい、むくみになってしまいます。

 

 

産後のむくみの大きな原因はこれだと言われているんです。

 

 

授乳の影響

 

 

産後は授乳が始まります。授乳も体の外に水分が大量に出ていく要因となります。先ほどと同じ様に、急激に体の外に水分が出てしまうため、体の防衛本能が働き水分を溜め込もうとします。その結果体のむくみにつながります。

 

 

代謝の低下

 

妊娠の時期に引き続き、産後の慌ただしいタイミングは、自己管理がおろそかになりがちで運動不足の方が多いです。運動不足になると血液の循環が悪くなってしまうため、代謝が一気に低下していきます。
それに加え慣れない育児など様々な要因から睡眠不足や疲れも蓄積されていき、それらも代謝が悪くなる原因となります。代謝が悪くなると老廃物の排出能力が鈍ってくるので、それもまたむくみの原因となってしまいます。

 

便秘

 

産後は便秘になりやすい状態になります。便秘が続くと、有毒なガスがお腹の中に溜まり、主に下腹部の血流を圧迫し、ガスの一部が体内に吸収されやすくなります。それが老廃物となります。その老廃物もむくみの原因になります。

 

このように産後は、妊娠中の時と同じような原因からむくみが発生してしまう部分もあるのですが、産後ならではのむくみの原因もあるようです。では次の段落で産後にもできるむくみの解消法についてまとめていきます。

 

産後のむくみの解消法

 

ここで紹介する産後のむくみの解消法は全部で6つあります。

 

1つ目、寝る時に足を少し高くすること

 

昼でも夜でも、寝るときはタオルを丸めたものや、程良い高さのクッションなどを足に乗せて、足の位置を少し高くして寝ます。あまり高くしすぎるのは逆効果になってしまうため、およそ10センチから15センチほどの高さを目安にしましょう。そうすることで、血行促進しむくみの解消につながります。
この方法であれば産後間もない、入院中の期間でもすぐに始められるのでこの方法はお勧めです。

 

2つ目は、減塩を心がける

 

 

食事の際に塩分を多く摂りすぎることによって、体内の防衛反応が塩分の濃度を埋めようとして水分を多くため込みます。水分を溜め込んでしまう習性はむくみに直結してしまうので、塩分は控えめにすることを心がけてください。

 

 

3つ目、体を温める

 

体を温める事は、直接的な血行促進につながり、むくみの改善効果を高めていきます。特に温かいお湯に10分ほど足をつける足湯は手軽にできるのでオススメです。

 

体を温める効果のある食べ物や飲み物を、積極的に摂取して行くのも良いでしょう。

 

 

4つ目、カリウムを積極的に摂る

 

カリウムは、余分な塩分を尿と一緒に排出したり、筋肉の動きをよくしたりする効果があります。塩分はむくみの原因となるので、塩分を積極的に体の外に出してくれるカリウムはむくみ解消にもってこいでしょう。

 

5つ目、産褥体操

 

産褥体操は、産後に特に何も問題がなければすぐにできるほど簡単なエクササイズです。病院の先生に相談し、もしも初めて良いのであればすぐに行いましょう!

 

産褥体操を行うことで、結構促進効果が期待できるためむくみの改善になります。またそれだけでなく悪露の排出を促進したり、母乳の出を良くしてくれたり、便秘の予防など、産後の悩みを幅広くカバーしてくれるエクササイズです。

 

6つ目、着圧ソックスを履く

 

着発ソックスを使うことによって、血行促進、リンパの流れの改善効果があります。それらは直接的にむくみの予防につながるので、自分に合ったサイズを選び着用することをお勧めします。

 

産後のむくみを解消する際に気をつけたいこと

 

最後にむくみを解消する上で気をつけたいことを3つお伝えします。

 

 

1つ目は水分をしっかりと出すことを意識する

 

 

たまに、リンパマッサージをしても、着圧ソックスを履いてもなかなかむくみ改善効果が出ない。といった話を耳にします。その原因は、体内に必要以上にため込んでしまった水分のケアが行われていないからです。確かにリンパマッサージや着圧ソックスは、むくみの解消の手助けになります。ですがそれらは根本的な解決にはなりません。むくみそのものはほとんどが水分ですので、速やかに水分を体の外に排出していくことがポイントになります。

 

 

2つ目は水分を控えないこと

 

 

これだけ見ると少し矛盾を感じるかもしれませんが、産後のむくみの場合は、生理中の物とは少し違い、体内の水分が十分にあるはずなのに、体内の水分が当たらないと勘違いを起こし、水分を溜め込んでいるため起こっています。そのため水分を控えてしまうと、水分不足の勘違いに余計な拍車をかけて、逆にむくみの原因となってしまいます。

 

 

3つ目は、むくみが長引いたり、体にしびれなどを感じる場合はお医者さんに行くこと。むくみが2ヶ月、3ヶ月ほど経ってもなかなか改善しなかったり、体に痺れが出てきたなどの症状がある場合は、他に体の異常がある可能性があるため、早めにお医者さん行ってくださいね

 

まとめ

このページでまとめた産後のむくみですが、
基本的には産後のむくみと言うのは一時的なものであり、
産後のおよそを3週間程度で治ると言われています。

 

 

そのため基本的にはさほど気にする必要は無いのですが、
どうしても気になると言う場合は、このページで紹介したような
対策を取ってみてください。
早い方だと.2週間もたたずにむくみが解消されたと言う事例もありますよ。

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