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産後に上の子を抱っこできるのはいつから?赤ちゃん返りの対応

産後に上の子を抱っこするのは赤ちゃん返り予防に良いの?いつからできる?

 

2人目のお子さんの無事出産おめでとうございます!
これで、わたしも二児のママかぁ・・と感慨にふけっている余裕などなく、まずは産後の身体の回復に専念しましょう。そうでないと今後の赤ちゃんのお世話やコミュニケーションにも支障が出てきてしまう恐れがあるからです。

 

とはいえ、こんなことを聞いて不安に感じていらっしゃるママさんも多いと思います。
『下の子を産んでからは上の子が赤ちゃん返りが酷くて本当に大変だった・・』という先輩ママや母親の経験談です。
自分で妹や弟がいらっしゃるママさんならもしかしたら年齢によっては記憶があるかも知れませんが、上の子は下の子が産まれると『ママやパパから受けていた愛情が半分になってしまったような寂しさを感じるもの』と考えて間違いありません。
赤ちゃん返りにも上の子の年齢や性格によっても『赤ちゃん返りの現れ方が違う』というのは当然ですが、それまで順調にお着替えや遊んだおもちゃのお片付けなどが出来ていたはずの上の子が『ある日を境に急にお利口さんじゃなくなってしまって、突然泣き出したり、卒乳したはずのママのおっぱいを恋しがったりする』というのは良くあること。

 

そこでこのページでは、上の子の赤ちゃん返りを防ぐためにどんなケアが良いのか、また出産直後から上の子を抱っこするのは身体に影響があるのかなど、いろいろな角度から『上の子の赤ちゃん返り』について考えながら一緒に見て行きたいと思います。

赤ちゃん返りってどんな風になるの?

先輩ママからも聞く機会があるかも知れませんが、赤ちゃん返りとひとことで言ってもいろいろな症状があります。
わたし自身、上の子が赤ちゃん返りになって、それまで『おもちゃは片付けようね♪』というだけで『は~い!』という返事が帰ってきていたのにまったく言うことを聞いてくれなくなったという経験はありましたが、逆にそれ以外にも赤ちゃん返りの症状はあるんだということを知りました。
具体的には・・・

 

卒乳しているのにおっぱいを欲しがる
夜泣き(夜驚症=やきょうしょう)が復活する
お口までご飯を運んであげても食べてくれない
ママのわたしと口を聞いてくれない
下の子はかわいがってくれるけどママに攻撃的になる
目立った赤ちゃん返りはないけど円形脱毛症になった

 

わたし自身、これらの赤ちゃん返りの症状は身近なママ友から聞いて知ったことなんですけど、赤ちゃん返りにはいろいろな症状があるんだということを知って驚きました。
それぞれの子によっても症状に違いは出てくると思いますし、多分それは年齢によっても違ってくるんだと思いますけど、思い当たる症状がある方は赤ちゃん返りへの対処が気になるところではないでしょうか。

 

産後に上の子を抱っこできるのはいつから?

産後の上の子の抱っこはいつから?赤ちゃん返りの対応は?

産後の身体は決して無理をしてはいけないと言われています。
しかしながら、産前から何かと我慢させてきた上の子を抱っこしてあげたい!と思うのは当然です。

 

基本的に、お産直後でも特別に痛みがなければ上の子を抱っこする事は出来ます。
ただし、帝王切開や会陰裂傷などで傷がまだ塞がっていない状態で痛みがあるなら、入院中のママのベッドで『添い寝をする』など身体に負担が掛からない方法で、出来る限りコミュニケーションを取ってあげて下さい。

 

助産師さんも、お産が終わったばかりの身体でも、痛みさえ特別になければ、上の子を抱っこしてあげて下さい。と指導しているケースが多いんですよ。
『ちょっと痛いくらいなら我慢できるから上の子を抱っこしたいし、実際にしていた』というママさんが多いんです。
繰り返しになりますが、産前に安定期や後期で『本当なら思いっきり甘えたい気持ちを我慢していたかわいい上の子』ですから、出来る限りの方法で甘えさせてあげて下さいね。

 

帝王切開をした方は、上の子の抱っこはいつからできた?

先程の段落では、出来る限り体の負担がないような方法でコミニュケーションをとることが大切。と言うお話をしましたね。
それはそうとして、帝王切開した後の上の子の抱っこは大体いつ頃からできるのが一般的なのでしょうか?

 

結論から言うと、お子さんの体重やご自身の体の状態次第ではありますが、初日からでも抱っこすることが可能です。

 

これについていろんな方の声を聞いてみたところ、

  • 初日から合計30分程度だけど抱っこしてた
  • 5日目位に抱っこし始めた
  • 1ヵ月過ぎるまで私はしなかった

などなど、いろんな声があることがわかりました。
帝王切開で初日から抱っこし始めた方でも、その後何事もなかったとおっしゃっている方もいました。
なので、帝王切開してすぐに抱っこしたら必ず何か起こる。というわけではなさそうですね。

 

とは言え、できる限り抱っこする頻度や時間は少ない方が体のためであるのは間違いなさそうです。
また、傷口の痛みや腹痛などを感じるような場合は無理にしないのが無難です。

 

やはり基本は、抱っこ以外でのコミニケーションが良さそうです!

 

無理に抱っこすると子宮脱になる恐れも…

子供産んだばかりの体で、ある程度の重さがある上の子抱っこすると、場合によっては膣の中から子宮が飛び出る「子宮脱」と言う症状になってしまう方も珍しくないんです。

 

なぜこうなるのかと言うと、上の子抱っこすると言うのは想像以上に力が入ることであり、その時にかなりお腹に圧力がかかってしまいます。
いってみれば、踏ん張ったりいきんだりしている状態に近いです。

 

その結果、膣の中から子宮が飛び出ることがあるんです。

 

子宮脱になると排泄トラブルや性行為時の痛みの原因になる

子宮脱になってしまった時、様々な症状に発展する恐れがあります。
頻尿、失禁を始めとした排尿トラブルや、排便障害につながる場合もあります。
また、そこから膀胱炎腎臓の病気に発展する場合もあるそうです。
また、人によっては腰の痛みの原因になったり、性行為の際に痛みが発生するようになる症状を訴える方もいるようです。

 

命の危険にさらされるようなものでは無いそうですが、放っておくと普段の生活で様々な支障をきたしかねません。

 

体の回復が不十分なまま無理に上の子抱っこし続けてしまうと、こういった症状に発展する恐れがあります。
だからこそ、抱っこをしてはいけない。というわけではないかもしれませんが、体の様子を伺いながら、「最初のうちはほどほどに」がベストかと思います。

 

産後の身体の回復に必要なもの

お産が終わってすぐに授乳が始まるのと同じように、ママ自身の身体も回復を急がなければなりません。
母乳の質を上げるためでもありますが、上の子が甘えたい。ママ自身も抱っこしてあげたいと思う気持ちに身体が応えられるように回復しないといけませんよね。

 

そうなってくると、やはり4大栄養素のバランスの良い補給が大切です。

  • ビタミン
  • 鉄分
  • カルシウム
  • タンパク質

これらの栄養素をバランスよく、尚且つ子育ても忙しい中で手軽に補給出来るものがベストということになります。

 

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子育ても、上の子の抱っこもしっかり応えてあげられる元気なママは、周りから見ても美しく見えますよ♪

 

産後の体の回復を早める過ごし方

愛する我が子の為にも、一刻も早く体の回復を進めて、万全の状態で育児をしていきたいですよね!
そのために必要な要素として、タンパク質やビタミンなどの栄養素のバランスが大切。という話がありました。
そのほかに、普段の生活であることを心がけるだけでも、それもまた体の回復を早めることにつながります。

 

具体的には

  • できるだけ多く睡眠時間を確保する(10分の仮眠もok)
  • 生活リズムを整える
  • ストレスを溜めすぎない
  • 家事は最低限にして、完璧を求めない

こういったことを普段から心がけるのも重要です。

 

特に、体を休ませる。というのは何よりも優先して行いたいポイントです。
なので、家の中の仕事がんばりすぎないことが大切で、休養時間をできるだけ多く確保する為に周りの力を借りたり、ときにはお金を活用したりするのも全然ありだと思います。

 

特に出産直後の1カ月間は、そういった意識で生活してみると良いかと思います。
この時期に無理をすると必ず何か起こる、というわけではないかもしれませんが、産褥期に無理をして体が回復するタイミングが大幅に遅れてしまった方もいらっしゃいます。

 

栄養をしっかりとって、なおかつ限りなく安静にする事にフォーカスしていきましょう!

 

赤ちゃんのお世話中に抱っこをせがまれたら?

赤ちゃんのお世話中に抱っこをせがまれるというのは『赤ちゃん返りの兆候』です。
上の子はもう3歳だから分かってくれるだろうという期待はこちら側の都合です。

 

下の子をお世話している最中に抱っこをせがむのは
ひょっとしたら自分に愛情がなくなってしまったのかも
本当はパパではなくママに甘えたいのに
ママ。こっちに僕(わたし)がいるよ。こっち向いてよ
という気持ちの表れです。

 

三つ子の魂は百までも』という言葉はご存じでしょうか。
この『3つごの魂は百までも』という言葉は、1歳~3歳までの情操教育がとても大切という意味の言葉なんだそうです。
次に、もし上の子が赤ちゃん返りをしてしまった時の対応について一緒に見て行きたいと思います。

 

上の子が赤ちゃん返り!その対応は

先ほど、下の子をお世話している最中に上の子に抱っこをせがまれた場合は『赤ちゃん返りの兆候』と書きました。
こういった、赤ちゃん返りの兆候が表れ始めたら、下の子のお世話は毎回中断して上の子を抱っこして甘えさせてあげて下さい。
そして、寂しかったの?ママがこの子に夢中になっていてゴメンね。と優しく謝ってあげて納得させてあげましょう。

 

その理由は、上の子のほうがすでに自我に目覚め始めているからです。

 

そうなると、まだ産まれたばかりの赤ちゃんが心配になりますよね。
ですが、『生まれたばかりの下の子は泣く元気があるうちは放置しても大丈夫』ということを覚えておくと良いでしょう。
また、いい加減放置しすぎたからそろそろ・・・という場合も上の子に対して
○○ちゃん。ちょっとだけ赤ちゃんをかまって来て良いかな?』と聞いて許可をもらってから赤ちゃんのお世話のほうに行くようにすると良いそうです。

 

これは、わたしにアドバイスをくれた先輩ママの言葉なのですが
『一旦断って許可をもらう』というのが大切で、それをしてあげると上の子は
『ママは自分を認めてくれている。自分を忘れて夢中になっているわけではない』
と思って安心すると、すんなり許可を出してくれることがほとんどなんだそうです。

 

そして、上の子にも心に余裕が出てくると自然に
下の子を僕(わたし)が守ってあげなきゃいけないんだ
と思うようになるんだそうです。
そうなってきたら、もうしめたものですね。
逆に自分から率先して『赤ちゃんのほうを先にしてあげてよママ!』こっちは後で大丈夫だから・・という余裕ができるようになるんだそうです。

 

この時期の、『上の子の赤ちゃん返り』の対応について、後ほどのまとめで、
管理人のわたしが失敗した経験談がありますので、良かったら参考にしてみて下さい。
産後の上の子の抱っこで肩コリにならないコツを一緒に見てみましょう。

 

産後の肩こり

 

産後の上の子の抱っこで肩コリにならないコツ

お産直後の身体の状態では、なかなか思う通りに上の子を抱っこしてあげる事は出来ません。
ですが、そんな場合は『添い寝』や『絵本の読み聞かせ』などしてあげるのも良い方法です。
しかしながら、産後少し時間が経って、身体の回復も目処が立って来たら
『やっぱり上の子を抱っこしてあげたくなる』のは当然です。

 

すでに赤ちゃんと呼べる大きさではない上の子を抱っこするのはなかなか大変ですよね。

 

そこで、上の子を抱っこしながら、骨盤矯正にも一役買ってくれる抱っこのコツがあります。
それは、骨盤の開きを矯正する『足の裏をぴったりくっつけたあぐらのような座り方』で、
その上に上の子を抱っこするように座らせてあげるんです。
産後すぐに骨盤矯正を行う事が大切ですが、上の子も構ってあげなければいけない状態では、骨盤ベルトを締めているくらいしか出来ませんよね。
整骨院やカイロプラクティックなどの整体には行く事が出来ません。
なので、先ほどの座り方をして、脚を広げる重石(おもし)代わりに上の子を抱っこしてあげるんです。

 

足裏をくっつけた状態なので、脚を組んでいるわけではなく、厳密にはあぐらではないのですが、この座り方で脚の付け根から骨盤の靭帯を締める方向に向かって力が加わるようにする事が出来るので、骨盤が広がっている産後のママさんに有効な座り方のひとつです。

 

また、この座り方をする時は、出来る限り両膝を床にくっつけるように脚を広げてくっつけた足裏も出来るだけ身体に近づけてあげるようにする事で、前述のような骨盤を引き締める方向の力になります。

 

ただし、現時点で恥骨痛や股関節痛などがあり、痛みが強い方は無理は禁物です。
無理に両膝を床にくっつけたり、足裏の合わせ目を身体に近づけたりせずに、少しずつ様子を見ながら関節の可動域を広げてあげるようにする事で骨盤矯正の効果が期待出来ますよ。
骨盤矯正ができると、上の子を抱き上げる時にも腰痛や肩コリの軽減に役立ちます♪

 

産後の骨盤矯正と下腹ポッコリを治すⅤアップシェイプリフト

 

上の子を自分のあぐらの上に座らせて後ろから肩を抱いてあげると、それだけで上の子は安心感があります。

 

また、この座り方をする時に『ママが腰が痛いの。ちょっと助けて欲しいんだ♪』と言って協力してもらうようにしてみて下さい。
協力してくれたら『腰が楽になったよ♪あなたが助けてくれるからママは安心出来るんだよ。ありがとう♪』と言って褒めてあげて下さいね。
それだけで、ママが苦しい時や大変な時は自分が助けてあげるんだ!という気持ちが湧いてくるようになりますよ♪

 

まとめ|管理人の経験談

産後に、上の子を抱っこして甘えさせてあげるのは大変かも知れません。
ですが、痛みが酷くならない程度に、できる範囲で添い寝や抱っこで甘えさせてあげて下さい。

 

上の子の情操教育は3歳までが大切
僕(わたし)がママを助けてあげるんだ!という自主性を育てる
赤ちゃん返りをした場合は下の子のお世話を中断してでも甘えさせる
骨盤矯正に役立つ“あぐら風”の座り方
常に『ありがとう♪』を言ってあげる事で上の子の成長のチャンスに

 

これらのコツはあくまでもただのアイデアと提案でしかありませんが、もし良かったら産後の上の子とのコミュニケーションに役立ててみて下さい。

 

管理人の経験談

実は、管理人のわたしも上の子が2歳になったばかりで下の子を妊娠して、なかなか上の子を思ったように構ってあげられず、下の子の産後にとても大変でした。
(今は下の子もすでに5歳です)

 

下の子が生まれたばかりの時点では、まだ上の子も2歳9ヶ月だったので、『もう3歳なんだから分かってくれるはず』と勝手に解釈して下の子優先にしてしまったせいもあったと思います。
今では、パパになついてどこに行くにもパパと手をつないでいます。(寂しいのはわたしです・・・)

 

こんな状況をママ友に見破られて、厳しい指摘を受けて泣いてしまった事があります。
(しかも近所のモスバーガーの店内でした)
話がわたしの個人的な愚痴にそれてしまいましたが、3歳頃までの情操教育というのがとても大切なんだよ。
と言われて今でも後悔しています。
(上の子には本当に申し訳ない事をしました)
ですが、失った時間は元には戻りませんし、後悔は先には立ちませんよね。
わたしの経験談を挟んでしまって申し訳ありませんが、こんなバカもいるんだと反面教師にして頂ければ幸いです。

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