新生児の赤ちゃんのおでかけはいつから?注意点まとめ
出産という女性にとっては一大イベントを終えて、病院から退院しておうちに戻って一息というところでしょう。
今では多くのママさんの為の情報誌やインターネットサイト、地域サービスなどあります。
やはり初産ともなると初めてのことだらけなのでわからないことばかりですよね。
私自身も赤ちゃんのお世話と同時に多くの情報を探して、わからないことに当たるたびに苦労していました。
このページでは、新生児の赤ちゃんとおでかけについてピックアップして、いつからだったら大丈夫なのか、
また同じような産後のママさんたちや先輩方はいつからおでかけデビューしたのか注意点は?などの部分を特集していきます。
新生児赤ちゃんのお出かけはいつから?
まずは、新生児の赤ちゃんとのお出かけがいつから可能なのかを見て行きましょう。
結論から言ってしまうと、生後2ヶ月までの産褥中は他人がいるような環境には連れて行かない方が良いでしょう。
これには、いろいろな理由がありますが大きなものを2つだけ挙げておきます。
- まだ赤ちゃんの免疫力が未熟
- ママ自身の『身体の回復』も不充分
ただ一つだけの例外は、ママが『産後の1ヵ月健診を受けに病院に行くときだけ』です。
本当は、この時も赤ちゃんはお母さんなど信頼できる誰かに預けた方が安全です。
なぜなら、産婦人科の専門院や施設ではない場合、基本的に病院は『病気の方がくるところ』でどんなウイルスがいるか分からないからです。
どうしても預けられない時は、マスクや赤ちゃんの手を清潔にするようなアルコール除菌のウェットティッシュの用意は絶対必要です。
赤ちゃんを人ごみの中に連れて行くのは危険
病院は大人としての免疫力を持っているわたし達なら安全ですけど、まだ母乳やミルクからしか栄養を摂っていなくて免疫力が充分に育っていない赤ちゃんにとってはあまり良い環境とは言えません。
それと同じくらい危険なのが、多くの不特定多数の人が集まるショッピングモールやそこに行くために電車やバスに乗る時の『人ごみ』です。
周囲に人がいなければ、危険性はほとんどなくなりますが、目的地のショッピングモールやカフェなどに行けば人がいないところを選ぶというわけにもいきません。
少なくとも、生後2ヶ月(ママの産褥期が終わる頃)までは自宅のお庭やマンションなら建物内の階段や出入口付近くらいまでにしておいた方が安全です。
大人のわたし達にとっては面白くもなんともない景色でも、赤ちゃんにとっては『すべてが初めての経験』ですから、家の中にるだけでは見れないような赤ちゃんのリアクションも楽しみのひとつですよ♪
首が座っていない赤ちゃんのお出かけ
生後2ヶ月頃以降は、ママの身体の回復もある程度進んでくるので、『育児のすき間時間』を見つけてお出掛けすることでママの気分転換にもなるかと思います♪
ですが、一般的には生後4ヶ月目の差しかかる頃までは、まだまだ『赤ちゃんの首が座っていない時期』なので、横抱きで頭を支えてあげた状態でお出掛けするような感じになります。
赤ちゃんの首が座るのはいつ頃?
ただし、一般的な首座りの時期を聞いても『うちの子はどうなの?』というところが気になると思います。
生後1ヵ月頃の赤ちゃんでも『首すわりの兆候が出始めるたくましい赤ちゃんもいる』ので個人差があります。
ちゃんと首が座っているかどうかを確認する方法は、おうちの中にいる時にうつ伏せに寝かせてみましょう!
首が座ってきている赤ちゃんなら、自分の首の筋肉で頭の重さを支えることができるので、頭を持ち上げることができますよ♪
赤ちゃんを連れてのお買いものはいつから?
赤ちゃんを連れてのお買いものは、新生児のいるママの家庭では、できる限り旦那さまにお願いして買ってきてもらうのが一番なのですが、
『あ~!ティッシュ買ってきてもらうのを忘れた!』とか『あれ?お醤油切らしちゃった!』なんていう場合もあるかと思います。
そんな時は、いちいち赤ちゃんを預けられるお母さんに連絡を取って・・・なんてやってられませんよね。
なので、そういった場合は赤ちゃんを連れてお買いものに行くしかありません。
先ほどの首すわりとも関係してきますが、まだ首が座ってない赤ちゃんでは、
横抱きで両手がふさがっている状態でお買いものというのも大変ですから、
こんなこともあり得ることを想定してベビーカーを購入しておくようにすると良いでしょう。
もしくは、大きめのスーパーの場合は生後3ヶ月目以降の赤ちゃんなら乗せられる『店内カート』を使うという手もあります。
スーパーまでは横抱きで連れて行って、店内カートに乗せてお買いものをすると良いでしょう。
ただし、店内カートは一応3ヶ月目以降は乗せられる設定になっていても、完全に座っていない首を支えるような構造にはなっていないものが多いですから、
旦那さまと一緒にお買いものをしに行くときにでも、そのお店の店内カートを下調べしておいて、どんな姿勢で乗せて首を支えてあげたら良いかを想定しておきましょう!
新生児の赤ちゃんはPM2.5とか花粉は大丈夫?
時期によっては赤ちゃんを連れてお出かけするにも、花粉が心配ですし、
風向きによっては中国から吹いてくる風に乗ってPM2.5が運ばれてくる量が増えている時もあります。
なので、スマホで『OK!google!』して『PM2.5情報』を検索して最新情報を手に入れましょう。
スマホ検索ならGPSとつながっているので、お住まいの地域の最新のPM2.5情報が表示されますよ。
また、それとは関係なくどうしてもお出掛けしなければならない場合もあるかと思います。
健診や小児科に連れて行ったりする時は仕方がありませんよね。
そういった場合は、このページのお出掛けはいつから?のところでも書きましたが、マスク着用が基本になります。
花粉の季節はメガネをさせてあげると良いと思います。楽天市場でも1,000円くらいで販売されているのでベビー・キッズ用品カテゴリーで花粉用メガネと検索すれば出てきますよ。
ものによっても形状が違って、目の横のすき間から花粉やPM2.5が入ってこないようなゴーグルみたいな形をしたものだと安心ですね。
赤ちゃんを連れてのお出掛け番外編|準備すると良いもの
赤ちゃんを連れてのおでかけは、ママにとっても赤ちゃんにとっても基本的に楽しいものです。
ですが、赤ちゃんがうんちしちゃったらとか、お着替えはどうしようとか、
汗かきの赤ちゃんは夏の場合は熱射病対策が必須になるなど、注意すべき点はたくさんあります。
おでかけしている時間帯や時間の長さにもよりますし、
1時間以内なら何も準備せずとも良いかも知れませんが、替えのおむつやタオルは多めに準備しておいた方が安心ですよ。
それと、赤ちゃんもママのお付き合いでおでかけとなると飽きっぽい子は、途中でグズり出したりすることもあります。
そうなると、赤ちゃんにとっては『ママとおでかけしても楽しくない』ということになってしまうかも知れません。
最低限、おしゃぶりやちょっとした小物で『赤ちゃんのお気に入りのグッズ』を持って行くと良いでしょう。
ちなみにわたしの場合は、うちの子がわたしのにおいがするハンドタオルがお気に入りで、
特にペラッペラの端っこのタグのところをいじっていると自然と寝てしまうという特性があったので、
そのハンドタオルだけは、他のものと別にお洗濯して(手あらいで)わたしが使っているリンス(ヘアコンディショナー)を使って『わたしのにおい』にしてましたw
こんな感じで、なんでもいいと思いますので、なにか普段からお気に入りを見つけておくといざというとき便利ですよ♪
新生児の赤ちゃんとおでかけする際の注意点まとめ
新生児の赤ちゃんは、まだ首が座っていなかったり、ママも慣れない育児で忙しかったりとなかなかいつからお散歩とか公園での遊びとかに出かけたらいいのかわかりません。
また赤ちゃんは生後の一ヶ月診断が終わるまでは、様々な理由でお出かけは控えた方がいいと言われています。
赤ちゃんはまだ小さく、外出時の目に見えない雑菌やウイルスなどの抗体がまだなく、ほんのささいなことでも病気になってしまいます。
また、最近では空気中のPM2.5などの問題も噂になっていますよね。
ニュース自体は落ち着いた感がありますが、いまだ中国方向からの飛来はやんでいません。
こうした理由で赤ちゃんのおでかけは、1ヶ月診断までは様子を見た方が良いでしょう。
そのかわり、診断でお医者様からオッケーサインをいただいたら、お出かけデビューしてみてください。
赤ちゃんにとっては初めてだらけの体験が待っています。
普段とは違った空気の流れ、風の頬を流れる感触、動物や昆虫の鳴き声、すべてが赤ちゃんからしたら新鮮な感覚なんです。
これから先、多くの体験をして成長する赤ちゃんのこういった初めて体験はとても愛すべき経験になっていきますよ。
また、赤ちゃんのお出かけはママにとっても、気分のリフレッシュに最高です。
育児ではストレスがたまりやすく、赤ちゃんのお出かけの時のリアクションを見て笑ったりしながら、気分転換をうまく取り入れていきましょうね♪