産後になって太りやすい人って傾向がある?
妊娠、出産と経て産後になって、出産後に育児や家事や中には仕事と女性でも忙しくされている方は大勢おられます。
「寝ないで働いたり、育児していたら気が付いたら10キロも増量!!」なんて方も思い当るところはあるのでは?
産後のママさんには太りやすい傾向というものが種類のパターンとしてあるんです。
そのパターンは・・・
- 骨盤矯正が不充分
- 睡眠不足・睡眠の質の低下
- 食生活の乱れ
まずはこの3つの面をそれぞれ見て行きましょう!
また、このページの一番最後のほうで産後ダイエットを成功させるために一番大切なポイントをご紹介しています。
骨盤矯正が不充分
骨盤矯正が不充分だと、やはり産後になかなか痩せられないという体質につながってしまいます。
というのも骨盤矯正が不十分だとまず内臓の働きが良くなくなってしまうんです。
消化不良の状態でちゃんと栄養を取り出すことができない状態で未消化な食べ物が朝に送られてしまうと
それだけで便秘の原因にもなりますし、全体的に体の血流もとどこおりがちになってしまいます。
そして、この骨盤矯正なのですが、おおよそ産後6ヵ月目までに行うことが良いとされています。
なぜならば、妊娠中の3ヶ月目頃から分泌が始まると言われている『リラキシン』というホルモンの分泌が産後の2ヶ月目~3ヶ月目頃までで終わってしまうため、
その影響が残っている産後6ヶ月目頃までにしっかりと骨盤を妊娠前の状態に戻してしまう必要があるからです。
ではそのためにはどうするのかという具体的な対策の方法についてですが、下記の別のページでご紹介していますので特集ページをご覧ください。
睡眠不足・睡眠の質の低下
産後にはちゃんと睡眠をとらないと太るんですよ!
『寝てばかりいると太る?』
・・・確かにそのイメージはあるでしょう。
しかし、動かないで寝てばかりだと太りますが、睡眠はシッカリととったほうがダイエットには効果的なんです♪
睡眠時間は7.5時間睡眠の方が最も太りにくいといわれています。
それよりも短くても、長くても太りやすいと研究結果もあるくらいなんです!
よく、寝ないで忙しく働いていたのに10キロも太った…なんでだろうってこと、思い当たりませんか?
睡眠時間が短いと食欲を増すグレリンというホルモンが増えて、逆に食欲を抑えるレプチンホルモンが減っていきます。
また、単純に睡眠不足ではなくて、睡眠の質が良くないというケースもあるかと思います。
睡眠の質も産後の太りやすい体質の原因に
自分はだいたい7.5時間睡眠くらいなのにやせないなぁ・・・
そんな方は寝起きはどうですか?
いつも子どもに起こされて、その度に寝かしつけて、疲れが全然取れない・・・
それは睡眠の量ではなくて、睡眠の質の問題なんです!
眠りが浅くて、体がしっかりと休めていない可能性が高いんです。
ダイエットに効果的なホルモンは、寝ついてすぐの深いノンレム睡眠の時間に多く分泌される成長ホルモンなんです。
アトピー肌に悩む方が睡眠を改善しただけで肌まで改善されることがあります。
これはその成長ホルモンが肌のターンオーバーや筋肉をつくる働きをするため、アトピーにも効果を発揮したんです。
産後の太りやすい方の傾向はそういった睡眠時間に問題がある方が多いんですね。
生まれてきた赤ちゃんのお世話や、昼間の育児や家事、中にはすぐに仕事をされる方が多いんですね。
そんな状況だから、太りやすい環境になっていることを自分自身では気が付いていないんです。
次のページではもう少し詳しく産後のダイエットのための睡眠を解説していきます。
その次に太りやすいのは、産後という特別な時期においての基礎代謝の低下と、骨盤のゆがみです。
基礎代謝とは、人間の基礎的な動きにおいて、消費するエネルギーをいいます。
産後という時期はこの基礎代謝が低下しているので、痩せようとしても効率が悪くなっている状態なんです。
これは産後で運動する機会が減って、筋肉が減少していることが主な原因になっているのです。
筋肉がおちると消費エネルギーも減るので、まずは基礎代謝を上げることが必要になります。
そして、出産の影響で骨盤もゆがんだままになっている場合、姿勢も悪くなり、なにもしていなくても下腹部に脂肪を貯めやすい閑居を生んでしまうんです。
このように産後という時期は太りやすい傾向があるので、通常のダイエットではなく、産後の痩せ方をしてやる必要があるんですよ。
産後に太りやすい食生活の乱れ
産後に太りやすくなってしまう食生活の乱れという要素もあります。
この要素は、どうしても赤ちゃんのお世話が忙しくて、気がついてみたら、素早くできるお茶漬けを立ち食いで『かっ込んで立ち食い食べていた』などというママが多いことからも来ています。
ひとまず赤ちゃんに授乳するためにもちゃんとお世話をするためにも食事をしっかりとることが大切なのですが、
先程のような食生活というのはあまり良いものではありません。
単純にカロリーが低ければそれで良いということやヘルシーならば、それで良いという単純な問題ではないんです。
食生活の乱れには、母乳の質が良くないものになってしまったり、ママの体の回復自体が思ったように進まなかったり、
いろいろなところに影響が出てきてしまうためママの体にもとてつもなく大きなストレスがかかります。
それが原因で産後うつになってしまうママもおられるほどなんですよ。
お腹が空いているから食欲に任せて、食べ過ぎにだけ気を付けてとりあえずちょっとだけ食べるという食生活は『食べ過ぎてしまう』よりは良いのですが、単純にカロリーを控えているから良いというものではないんです。
その時にしっかり食べるための食べ方や味付け等、しっかりと対策を考えて実践することが大切です。
妊娠中に太るのは誰も同じです!いつまでに痩せるかが大切
妊娠中に太った分の体重は出来る限り早く落としたいという方がほとんどではないでしょうか。
大体の目安として産後6ヵ月~1年以内を産後ダイエットの適切な時期やタイミングとして考えて行くと計画も立てやすくなると思います。
決して産後ダイエットは焦ってはいけません。
妊娠中に太りやすくなるのは誰もが同じです。
実際に赤ちゃんと羊水や胎盤、妊娠中に増えた血液などで合計でおおよそ8キロから9キロ位まで太るのが普通です。
それにお腹の赤ちゃんを守るために脂肪と水分を蓄えようとするホルモンバランスから来る体質によっても妊娠中は太ってしまいます。
これは誰しもが同じことで、問題は産後にいつまでに痩せるかが大切なんですね。
妊娠中に太ったと感じたままさんは、できるだけ焦って早めに痩せたいと思う方もおられると思います。
ですがお産が終わってすぐの状態で体の回復が10分でない場合は、やはり『まずは体の回復が最優先』ということになります。
体の回復を最優先にしなければいけない理由は、赤ちゃんのためであったり、子供育てた後のむしろそちらの方が長く続く人生の為でもあります。
ずっとキレイなママで居続けることが目的ですから、産後ダイエットも大切ですが決して焦って無理をすることがないようにしましょう。