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産後の食事の注意点どんな栄養が大事?

産後の食事

このページでは、産後の食事で積極的にとりたい栄養素を
産後1年以内のママの時期によって分けて分かりやすくご紹介したいと思います。

  • 産褥期
  • 授乳中
  • 離乳期

このような3つの時期に分けてみていくことで、
『いつの時期どんな栄養がどのくらい必要なのか』

 

ということが分かると思います。
では、さっそくですが、産褥期(回復中)に取りたい栄養素から見ていきましょう!

産褥期に取りたい食事と栄養素

産後のママにとって体の回復や初めての授乳など、初めて体験するものだらけともいえるが、産後の初期ともいえる1ヶ月~3ヶ月の時期といえます。
この時期は、何よりもママの体の回復が一番大切といえるのですが、授乳もありますし、赤ちゃんのお世話も待ってママの体の回復を待ってはくれません。
産褥期の食事は、体の回復に注意をする必要があります。

 

お産がとても体力を使うお仕事であるからと言うこともありますが、それだけではなく具体的に会陰切開や会陰裂傷、
産後すぐの産褥期に排出される、悪露や後腹(あとばら)と呼ばれる胎盤や臍帯(へその緒)がついていた
それらの直すべき傷を早く治さなければいけない部分と排出すべきものを素早く排出してしまわないと
体の中に毒素として残ってしまうことなどいろいろな部分を含めて産褥期の食事を注意する必要があります。

 

具体的にどのような栄養素が必要かと言うとやはり葉酸、鉄分、タンパク質、カルシウムの4つの栄養素は必要になります。
中でも特に葉酸と鉄分は非常に大切です。
産後すぐの産褥期の最中は、先ほども軽く触れたような会陰切開や子宮の戻りなどの体の回復が最優先になるからです。
その回復のためには絶対に必要な栄養素の1つが葉酸とカルシウム、鉄分の3つになります。

 

予算が必要な理由は、ママの体の中で母乳の原料になる血液を作る働きがあること。
そして体の中でキスの鍵腹に役立つ細胞組織の再生の役割もあるからです。
そしてそのためにはタンパク質が必要になってくるのですが、それをちゃんと摂取するためにも鉄分は絶対に必要になってきます。
鉄分は、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類がありますが、産後の体の回復にとって特に取りたい栄養素は動物性のヘム鉄の方です。
特に体の回復のために必要な栄養素であるのですが、それだけでなく動物性タンパク質は
素早く体に吸収されると葉酸やその他のミネラルの働きによってちゃんと分解されて体の中で『血肉』になってくれるんですね。
次に産後のママの身体にとっても大仕事をこなさなければならない、授乳期の食事についてみていきましょう。

 

産後の授乳期で必要な食事と栄養素

産後の授乳期の間に必要な栄養素は、母乳のためだけに取るのではありません。
母乳自体ママの体が健康でないとちゃんと質の良い母乳を作る事はできないので、やはりこの時期にもママの体の健康が最優先になります。
とは言え、ママの体調さえよければ何を食べても良いと言うわけではなく、特にこの時期に注意が必要なのは、糖質と脂質をできるだけ抑える事です。
その理由は、糖質と脂質を取りすぎることによって、乳腺炎を起こしてしまう可能性が高まってしまうからです。
できるだけ野菜中心。なおかつ味付けは薄め、そして塩分を控えめにしながら注意した食生活を送るようにすると良いでしょう。
またこの時期でも産後の初期の産褥期に注意していた葉酸や鉄分カルシウムなどの栄養素は同時に必要ですので、もし妊娠中から葉酸サプリなどを使っておられた方は、そのまま使い続けてみるというのも良いでしょう。
特にサプリメントの便利な点というのはやはり安全性が高いところと、必要な栄養素を必要な分だけわかりやすくとることができるという点です。
例えば、ベルタ葉酸サプリなどは、葉酸が400mgとることができますが、ほかにも、産後の体の回復の時期にも必要な鉄分、カルシウムなどのバランスよく補うことができます。
またビタミン類もしっかりとることができるので、手軽に栄養バランスをしっかりした状態のもので定量的に栄養補給ができるという意味でこのサプリメントはおすすめなんですよ。

 

産後の離乳期の栄養素と食事の注意

産後の離乳期の取りたい栄養は、やっとこの時点で産後ダイエットなどを始める人にとっては思う存分食事制限ができるタイミングになってきます。
ただし、好きなものを好きなだけ食べて良いと言うわけではなく、やはりダイエットの中でも役に立つ栄養素をしっかりとることができる食事をできるだけ選ぶことが大切ですね。
例えば、脂肪の代謝や糖質の代謝に関係しているビタミンB群をしっかり摂ることができる『豚肉』などよいでしょう。
豚肉の場合はやはり普通に食べてしまうと、味付けが濃くなりやすいので糖質もそれなりに高くなりますし、
普通に焼いて食べてしまうと、どうしても味付けも濃くなりがちで、なおかつ油の絡みも大きいためカロリーも高くなってしまいがちです。
そこで管理人がお勧めするのが、豚肉をバラ肉を買ってきてボイル(米)してできるだけ余分な脂を落としてから食べるというのはお勧めの方法であります。また、それと同時に、このように高カロリーなものを一緒に食べる場合は体を冷やさないようにするということが大切なんです。
これは産後の便秘解消にも関わってくることなのですが、ここで全て説明することができませんので、
産後のママの便秘について詳しくご紹介している名刺をこの先のページでご覧下さい。

 

産後の食事に注意したい点のまとめ

出産を終えた産後のママさんは赤ちゃんを生むために出血や多くの栄養を使い、またたくさんの体力を消費して元気な子どもを産みます。
よって産後にしっかりと栄養を補給して、今度はママさんの体をいたわってあげることが大事になります。
中でも出産によって赤ちゃんに奪われるカルシウムというのは目を向けるべき量に相当します。しっかり補給しておかなければいけません。

 

産後は悪露といって、出産後すぐから1カ月あたりまで続く、子宮からの出血で、出産によりはがれ落ちた子宮内膜、胎盤があったところや産道の傷跡からの分泌物があるんですね。産後直後ほど量も多く、色も赤いのですがだんだんと量も減っていき、しだいに茶褐色になってきます。

 

これが普通なのですが、逆に産後すぐの悪露の分泌が極端に少ない場合や、逆に産後1カ月以上たっても出続けているときは、子宮の回復が順調でない心配があるのでお医者さんに検診時などに相談するといいようです。
このように出産が終わってもママの体を作るための食事というのはとても大事になっていくんですね。

産後のママさんの摂るべき栄養

産後、とくに積極的に食事の中で摂り入れたい栄養素は、ミネラル(鉄分・カルシウム)・たんぱく質です。
産後もしばらく続く悪露で、鉄分はどんどん不足していきます。
もちろん鉄分の不足は貧血にもなりやすく、不足していると朝起きるのが辛くなったり、いつも以上にイライラすることも増え、1日中体のダルさが続きます。

 

カルシウムは、母乳にもたくさん含まれるのでママの体はもちろん、赤ちゃんの為にも毎食摂取することが理想となります。
牛乳やヨーグルトからのカルシウムの摂取効率はとても良いので、おやつがわりにヨーグルトを食べるといいですよ。
女性がなりがちな便秘の解消にも役に立つし、今は生きたまま腸まで届く乳酸菌などのヨーグルトが各メーカーから販売されているのでとても有効です。

 

またカルシウムは骨のまま食べれる小魚や、小えびからも摂取できますが、
産後すぐは消化にいいものという点ではむずかしいかもしれないのでサプリなどに頼ってもいいかもしれませんね。
というのもカルシウムは不足すると骨粗しょう症になりやすいのですが、女性の場合出産後になる方が多くおられるのです。気をつけたいところですね。

 

ただ、ここで注意点です。塩分のとりすぎにならないように気をつけてください。

カルシウムの含まれる小魚やえびなどといった食事を考えたときに塩分が含まれている食品が多く、カルシウムばかり目が行って塩分を過剰に摂取することになったら健康を阻害してしまいます。
産後の食事の注意点として頭に入れておきましょう。

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