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食事制限での産後ダイエットはだめ!!

基本的に、産後ダイエットは『食事制限でおこなわないほうが良い』というのはご存じですか?

 

食べ物の好みなどもありますので、一概に決めつけることはできませんが
食材をヘルシーなものに変えて、
その代りに量は制限しないようにするというのが『産後ダイエットの食事面からのアプローチ』になります。

 

また、身体を温める根菜類(ゴボウやジャガイモなど)を豊富に食べるようにすると良いですよ。

 

根菜類は、身体を温めるだけではなく、妊娠後期になりやすい『便秘の改善』にも効果的です。

 

食物繊維も豊富に含んでいますし、ビタミン群も豊富で、母乳の質を安定させることもできるからです。

 

食事制限ダイエットとは、本来は『食べる量を制限するのではなく食べるものを制限する』
というのが本当の健康的なダイエットです。

 

では、こういった『食事制限による産後ダイエット』をもう少し具体的に詳しく見て行きましょう。

 

産後ママが健康的に痩せる食事制限ダイエット

先ほどは、食事制限による産後ダイエットの基本的な考え方だけをご紹介しました。

 

では、それを踏まえた上で具体的にどういった注意点ややり方があるのかを見て行きたいと思います。

 

  • ストレスをためないようにする
  • 身体を温める食材と食事
  • 食べ方

 

このような3つの要素があります。

 

では、これらの要素をもう少し詳しく見て行きましょう。

ストレスをためないようにする

産後の授乳中のママの食欲は、とても旺盛になっています。

 

これを無理に抑えようとすると、ストレスもたまりがちになります。

 

なかなか泣き止んでくれない赤ちゃんにイライラしてしまったり・・・
家事と育児に積極参加してくれない旦那さんにストレスをため込んでしまったり・・・

 

もっと心配なのは『赤ちゃんに与える母乳の栄養バランスが乱れてしまう』という問題です。

 

ちなみに、産後の授乳中のママは、1日に必要なカロリーが『600~800kcal増』ということはご存じでしょうか?

 

メニューで言うと『ご飯が300gの野菜カレー1杯分』くらいは、通常時よりもたくさん食べることが大切なんです。

 

普通の成人女性の1日の消費カロリーが、1800~2200kcalと言われていますから
それを3食で割ると、丁度1食多いくらいのカロリーは授乳と赤ちゃんのお世話で消費してしまうんですね。

 

もちろん、マクドナルドのポテトやハンバーガー、お菓子類、菓子パンなどの
『食べたいものだけ食べる』ような食べ方が良くないのは冒頭でもご紹介した通りです。

 

ですが、こうした条件の面を先におさえておくことで、
どういったものをどのくらい食べるのが良いのかを知っておけば、
産後ダイエットでストレスをためてしまうことも少なくなると思いますよ。

身体を温める食材と食事

身体を温める食材と食事は、冒頭でも軽く触れたとおり根菜類がカギになります。

 

具体的には、食事のときに具沢山の汁物を用意するようにしましょう。

 

味噌汁やスープなどを、具材をたくさん使って作ります。
この時、低カロリーで食物繊維が豊富な野菜、キノコ、海藻類、豆腐などを使うようにすると良いです。

 

その理由は、身体を冷やしてしまうことが、太りやすい身体を作ってしまう原因になるからです。

 

冒頭でも、ゴボウやジャガイモなどの根菜類が良いとお話しましたが、
根菜類を汁物にする時に、お出汁(ダシ)を効かせて、その代りに塩分を控えめにすると
むくみの原因になるナトリウム摂取を抑えることができるので、冷え症や便秘の予防になりますよ。

 

妊娠中に増えてしまった体重は産後ダイエットで元に戻すのが理想的でもあります。

 

ですが、食材を好き嫌いでかたよったものにしてしまうと、
産後のダイエットが失敗したりリバウンドしやすい状態に陥ってしまうんです。

 

また、産後すぐに産後ダイエットを始めると赤ちゃんのお世話や、
何かとたまりやすいストレスも加わって体調を崩しやすくなってしまうことがあります。

 

赤ちゃんがいなかった妊娠前と違って、環境的にも大幅に違っていますから
栄養摂取に注意しながら、脂質や糖質、塩分の過剰摂取を抑えていくことが、
産後ダイエットで体調を崩さず無理やり食欲を抑えるようなストレスの原因になる事もないんですね。

食べ方で痩せる産後ダイエット

食べ方は、ダイエットの際にあまり話題になることが少ないかも知れませんが、
実は、痩せるためにはとても大きな要素なんです。

 

『食べ順ダイエット』というものを聞いたことはありませんか?

 

これは、歯ごたえがあってたくさん噛まなければならない野菜類から先に食べ始めるという食べ方で
その後の食事量をコントロールしやすくなるというものなのですが、産後ダイエットでもとても有効なんです。

 

まずは、小皿に乗せたサラダや野菜から食べ始めて、その時にできるだけたくさん噛んでしっかり食べましょう。

 

ノンオイルドレッシングなどを使うことでグッとカロリーを抑えることができますし、
食物繊維の補給と食物酵素の補給もできます。

 

また、たくさん噛むことで満腹中枢の副交感神経を活性化させる働きもあるので、
無駄な食欲は抑えやすくなりますよ。

 

その後に、根菜類や海藻、野菜、キノコ類などを使った汁物を食べることで体を芯から温めて満足させます。

 

そうすることで胃が温まるので消化が良くなり、具だくさんでお腹が膨れるので食べすぎを防ぐことができます。

 

そして、水分をしっかりと取るようにしましょう。
水分をとることで代謝も促進でき、便秘の解消にもつながります。

 

すこし慣れてきたらこれに並行して体操やストレッチなどの軽い運動を行うようにすると産後ダイエットの効果が高まりますよ。

 

それまでは痩せやすい体質にするように意識するだけでも無理なダイエットはしなくなるし、痩せることに足してストレスも感じにくくなります。

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