授乳中の方へのパープルダイエットの効果やメリットとは?
アメリカの大歌手マライアキャリーさんが行ったことでも注目されることになったパープルダイエットをご存知でしょうか。
海外のセレブや芸能人の方がやって話題になるようなダイエットは、特に日本に入ってきやすい傾向にあります。
これは、彼女たちのダイエットが、最先端の理にかなった痩せ方をしているため、流行になるんですね。
パープルダイエットは一言で言うと、紫色の野菜や果物にたくさん含まれているポリフェノールを活かしたダイエット方法です。
これは、ダイエットのやり方が限られる授乳中のママさんにとってもオススメのダイエットであるようです。
このページでは、パープルダイエットが産後の授乳中の方にとってどんな嬉しい効果やメリットがあるのか、さらには具体的なやり方やお勧めのメニューなども合わせてみていきたいと思います♪
授乳期の方にとってのパープルダイエットの効果・メリット
パープルダイエットはポリフェノールが多く含まれている紫色の食べ物をとることによって健康的に痩せていくものです。
具体的なダイエット効果と言うと、
- 脂肪燃焼効果
- 脂肪の吸収を抑える効果
- 水分の取りすぎ防止
- 便秘解消
などのダイエット効果が期待できます。
このようなパープルダイエットの効果から見えてくる産後の授乳中の方にとってのメリットはこのようものがあります。
- 簡単な運動でも効果が出やすくなる
- 以前より太りにくい体になる
- むくみが解消され、できにくくなる
- 体の調子が良くなる
- 体臭や口臭が改善される
- 肌の質が良くなる
- 母乳の質が良くなる
深く掘り下げるとまだまだあるかもしれませんが、おおまかに見ていくと産後の授乳中の方がパープルダイエットを行うと、上記のようなメリットがあります。
特に産後の体は痩せにくく太りやすい状態であると言われていますし、いろいろな理由からダイエットの方法が限られてしまったり、日常の忙しさからそもそも時間のかかったダイエットをしている暇がない。
こういった状況であることも考えられます。
それに対してパープルダイエットを行うことで、以前よりも太りにくく、これから先痩せやすくなっていくというのはとても大きなメリットではないでしょうか?
それに加えてポリフェノールの抗酸化作用によって母乳の質が上がっていくというのは授乳中の方にとってはダブルで嬉しいメリットだと思います♪
本格的なダイエットが難しいという状況を踏まえた上で、産後の体にとってこれだけの嬉しいメリットがたくさんあると言うことも、多くのママさん達に選ばれている理由でもあります。
パープルダイエットのやり方
パープルダイエットのやり方は、1週間のうち3日間パープルフード(紫色の野菜や果物)だけを食べて過ごすと言うものです。
ですが、授乳中の方は特に赤ちゃんへの栄養のことも考えなければいけません。
そのため授乳中の場合は、このようなやり方ではなく夜ご飯をパープルフードがメインの内容(全体的な栄養バランスのため多少他の食材も入れます。)にして、朝ごはんと昼ごはんは他の栄養もバランスよく取れるように通常通りの食事をする。
といったやり方が好ましいと言われています。
細かいところは言うと、授乳中のパープルダイエットは通常のやり方とは少し異なってくるためパープルフードを食べない他の食事の時は、できるだけカロリーを控えるように意識することなども必要です。
なお、授乳中は赤ちゃんへの母乳の栄養を最優先で考える必要があるため、間違っても三日間パープルフードだけを食べるようなやり方は避けましょう!
本来のパープルダイエットのやり方は、授乳期が終わってからにしたほうがよさそうです。
紫色の食材ってどんなものがあるの?
- 紫キャベツ
- 紫いも
- 茄子
- さつまいも
- ベリー系の果物(ブドウ、ブルーベリー、カシスなど)
- 黒米
- 黒ゴマ
中には紫色じゃないじゃん!っていうような食材もあるのですが、紫色の食材にはアントシアニンなどの抗酸化物質であるポリフェノールがとても多く配合されているので、老化防止であるアンチエイジング食材としても有名です。
パープルダイエットではどんな料理がオススメ?
それではパープルダイエットを行う際にオススメな、紫色の野菜を使ったレシピをいくつか紹介したいと思います。
紫野菜のラペサラダ
材料 (10人分)
- 紫人参(普通の人参でも可)
- 2本200g
- 紫玉葱(普通の玉葱でも可)
- 1個200g
- 紫キャベツ(普通のキャベツでも可)
- 200g
ドレッシング
- オリーブオイル60cc
- お酢150cc
- ブラウンシュガー15g(大さじ1)
- 塩少々
- 黒胡椒少々
レシピ・作り方
- まずにんじんは千切りにします。
- 玉ねぎもスライサーで薄く切ります。
- キャベツは少し厚めに千切りをします。
- 1、2、3で用意した野菜を合わせてドレッシングをかけます。
- 冷蔵庫の中で3時間程度おいとく。
- 盛り付けをするときはプチトマトなどを入れるとより華やかになります。
この料理は紫野菜をふんだんに使っているため、ポリフェノールによるダイエット効果、健康効果、美容効果を望むことができます。
また冷蔵庫で10日くらいは持つので、沢山作り置きをすることができるのがとてもうれしいポイントです。
紫キャベツのマリネサラダ
材料 10食分
- 紫キャベツ 1/2玉(600g)
- 塩 小さじ1
- 調味料(白ワインビネガー、レモン汁、オリーブオイル) 各大さじ1
- ハチミツ 大さじ1/2
- 塩、こしょう 適量
- クルミ 20g
- レーズン 30g
- パセリ 適量
レシピ・作り方
- 紫キャベツを千切りにする
- 塩をビニール袋に入れる
- そこに千切りした紫キャベツを入れて揉み混ぜる
- しんなりしてきたら大まかに刻んだくるみとレーズン、調味料を加えて混ぜる
- 最後に塩胡椒で味を整えいる
- 器に盛る際はちぎったパセリを散りばめます
くるみの食感とレーズンの風味を楽しめて、同時に甘い味も楽しめるマリネサラダです。
紫キャベツとベーコン炒め
材料 6食分
- 紫キャベツ 1/3玉(400g)
- ベーコン 80g
- オリーブオイル 大さじ1+大さじ1/2
- 粒マスタード、レモン汁 各大さじ1/2
- 白ワイン 大さじ1
- 塩、こしょう 適量
- パセリ 適量
レシピ・作り方
- フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れる
- カットしたベーコンも入れる
- フライパンで炒める
- 調味料を加えて一煮立ちさせる
- 千切りにした紫キャベツを加える
- 強火で30秒程度さっと炒める
- その後火を止めてからフタをして粗熱が取れるまでおく
- その後塩で味を整える
- オリーブオイルを大さじ1/2混ぜる
この料理では、きれいな味が焦ってしまわないようにさっと炒めて余熱に任せます。
そうすることでほどよくしんなりして甘さが引き立ち、程良い食感も残りますよ。
授乳期のパープルダイエットでは温野菜にするのがオススメ☆
なぜ授乳期のパープルダイエットに温野菜がお勧めなのかと言うと、
- 消化しやすくなる為、ダイエットに必要な酵素を節約できる
- 冷えた体を温め血行促進してくれる
- 疲れた体を癒してくれる
紫色の野菜を積極的に食べるだけでも大きなダイエット効果やメリットがあるのですが、それに加えてこのようなメリットがあるというのが、授乳期にパープルダイエットとして温野菜をお勧めする理由です。
授乳期は特にダイエットがしにくいため、酵素などの力を活かして痩せやすい身体にしながらダイエットを行うという健康的な痩せ方が好ましいと言われています。
それに加えて、冷えてしまいがちな産後の体を定期的に温野菜を食べて温めてあげるのはとても大切なことです。
このように産後の体をいたわりながらも、授乳期に適した痩せ方が行いやすいのが紫野菜を温野菜にしたパープルダイエットのやり方です。
それではここで1つ、味も良くて簡単にできる紫野菜を生かした温野菜のメニューを紹介したいと思います。
材料
- 紫キャベツ お好み
- じゃがいも お好み
- にんじん お好み
- マヨネーズ カップ1/4
- 牛乳 大4?6
- 塩胡椒 適量
- コンソメ 適量
- マスタード 大2?3
- パセリ・オリーブなど
レシピ・作り方
- 野菜を少しの塩を入れたお湯で茹でる
- 歯ごたえが少し残る位の硬さにして水を切る
- 調味料と合わせる
- 牛乳は様子を見ながら少しずつ足してあえる
材料さえ揃えばレシピ・作り方はとても簡単なので、気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
産後のパープルダイエットまとめ
それではここまでの内容を簡単に振り返ってみたいと思います。
- パープルダイエットは、ポリフェノールの力を活かしたダイエット方法である
- 太りにくく痩せやすい体質に。体全体の健康効果
- 母乳の質が上がるため赤ちゃんにも嬉しい
- 授乳期の場合は通常のやり方ではなく、栄養バランスを考えた違うやり方を行う
- パープルダイエットでは温野菜にするとより効果的
- 温野菜にすることで体を冷やさない効果がでる
産後の授乳中は特に、体が本調子になっていなかったり、日々が忙しかったりと、以前のようなダイエットができない理由がたくさんあり、ダイエットを行うのは簡単ではありません。
ですがパープルダイエットをうまく取り入れることによって、そういった厳しい状況でもダイエット効果が期待できますので、産後ダイエットに行き詰まった時はいちど試してみるのもありかもしれません♪