IKKOさんでも有名になったセルローラーは産後ママさんにどう?
産後のママさんに特に下半身にダイエットの目的を持っている方にとっては
すでに、セルローラーはご存知の方が多いとは思います。
このセルローラーはテレビ出演でも話題になったIKKOさん絶賛という
太もも用セルライト除去ローラーを目的に開発された商品になります。
ですが、妊娠中にできてしまったセルライトを本当に消したいと思った時に
セルローラーがどういった効果を発揮してくれるのかを詳しく見てみる必要がありそうです。
そして、妊娠中に太ももやヒップにできてしまったセルライトを消すためには
どうすれば良いのかも一緒に見て行きたいと思います。
まずは、セルローラーをご存じない方もおられるかも知れませんので、
具体的に、どういった特徴がある製品なのか見てみましょう。
セルローラーってどんなもの?
セルローラーは、手動でセルライトが気になる部分にあててコロコロ転がすように使う突起が付いたローラーです。
先ほど、冒頭で軽くご紹介した時にご覧いただいた写真は『標準タイプのセルローラー』で、
太ももやヒップ、ふくらはぎ、腕などに使うことができます。
この標準タイプのセルローラー以外にも、
- 二の腕用セルローラー(950円)
- レッグ用セルローラー(1,058円)
- ハイパーフィットセルローラー(1,296円)
- フェイスアップセルローラー(1,296円)
(カーブしたシャフトにローラーが付いていて腕を挟み込んで使います)
(レッグ用も二の腕用と同じでサイズが大きくなっただけという形です)
(標準型セルローラーが角度付きで2つ装備された形)
(フェイスラインと下あごの3ヵ所に当たるローラーが付いてます)
という種類があり、全部で5種類の展開になっています。
どれも、電気は使いませんし、手動で『“強めに押し付け”ながらコロコロ転がす』という使い方になります。
どのタイプのセルローラーもメーカー公式サイトを見ると、かなり良さそうな事を書いてあります。
確かに、セルローラー自体ダイエット商品の中では価格も抑え目だし、
IKKOさんの影響で広がっていったのも手伝って多くの方が購入されてもいます。
しかし、このような意見があるのも事実です。
- 『使ってみてアザができた』
- 『痛くて使えない』
こういった声も少なからずあります。
やはり、セルライトは『そうそう簡単には消えない』ということのようですね。
では、セルローラーを使うか使わないかは別として、ちゃんとセルライトを消すための方法とその理由を見てみましょう。
妊娠中にできたセルライトを産後に消すには?
セルライトは、そもそも『脂肪の塊が皮下層に溜まったもの』です。
それを、キレイに消すには『脂肪を分解してリンパに向かって流す』ということが基本になります。
本格的になんとかしようと思ったなら、時間をかけてセルライトがつぶれるくらいのケアが、
一般の美容エステなどのセルライト除去メニューではあたりまえです。
『セルローラーは肌に押し付けてコロコロ転がすことで、セルライトになっている脂肪の分解を助けるもの』です。
つまり、分解された脂肪をリンパに向けて流す動きはセルローラーとは別個に行う必要がある
ということなんです。
これは、小顔効果があると言われる『かっさプレート』でも同じです。
ファイスラインを太らせてしまう、老廃物を押しつぶしながら、首筋のリンパに向かって流しますよね。
ただ、刺激して分解するだけでは、排出されない脂肪が再び定着してしまうと、
『もっと分解しにくい酸化した脂肪になってしまう』のがセルライトを消すのはなかなか難しいと言われる理由のひとつです。
また、皮下脂肪を刺激する段階で、脂肪分解が進むようにするには体内酵素が大切になります。
LDLコレステロールや皮下脂肪は溜まって固まって、その上に酸化して『過酸化脂質』になってしまうと
本当に分解しにくいものになってしまいます。
なので、まずは身体の中にちゃんと体脂肪を分解できるだけの酵素があることと
リンパの流れが血流と共にしっかり確保されている『体の巡りが良い状態』が必要になってくるんですね。
これは、妊娠中の水分をたくわえた柔らかい脂肪でも変わりません。
ちゃんと分解した後は排出することが重要なんですよ。
産後ママのセルライト解消に大切なこと
産後のママさんは体型維持、または妊娠前の体型に戻す為にという内容であるならば、
そういったことを前提に考えてください。
セルライトは長い時間をかけて育ったものです。
それを短時間で手軽に、しかも痛みも伴わずにという目的で、
ダイエットの商品を探すと失敗する可能性が高くなってしまいます。
産後ダイエットにセルローラーと簡単に考えるのならば、まずは体内からの変化を求めたいところですね。
そのあとに体の表面からのケアによる痩せ方が順番としてもいいでしょう。